Kingink

映画の雑記

「アバター」ティーザー

映画というよりもゲームのティーザーに近いような。まあ両者の垣根が無くなってきているということなんだろうけど。 主人公(?)の顔がCGだと言うのが気になるなあ。目が死んでるような印象を受けるんだけど。 あとサム・ワーシントンって突然大作映画の主役を次々と張るようになったけど、そんなに良い俳優か?「ターミネーター4」を観る限りでは細かい演技とかとは無縁の人のように見えたが。
映画の雑記

ヘルツォークの新作

「BAD LIEUTENANT」の他にもう一本作ってたのか!60歳を超えても精力的だなヘルツォーク。 「My Son, My Son, What Have Ye Done」という長い題名の作品で、例によって実話をほんのちょっとだけベースにして、トチ狂った男や南米の密林といった、いかにもヘルツォークらしいテーマが詰まったのになるらしいぞ。しかもプロデューサーはデビッド・リンチという凶悪タッグを組まれては期待せずにいられまい。 さらにヘルツォークはこれに加えて「The Piano Tuner」という映画を公開予定なんだって?すごい製作意欲だな。
音楽

ルー・バーロウのドキュメンタリー

ルー・バーロウって俺がダイナソーJr.聴き始めたころには既に脱退していて、そのあと結成したセバドーとかフォーク・インプロージョンとかはざっと聴いたくらいで必ずしもファンというわけではないのですが(ちなみに再結成したダイナソーの新譜は良いらしいな)、彼の新作の発売にあわせた30分ほどのドキュメンタリーがウェブ上で公開されてたので観てみる。 バーロウの日常生活と曲作りの過程が彼自身によって淡々と語られていく内容になっていて、朝から地下室に閉じこもって変な音をたてている中年男の姿を観て楽しいと思うかどうかは人次第だろうな。アナログ機器が満載の地下室でフィードバックを作りながら「これで僕は20%くらい難聴になった」なんて言ってるけど、耳栓とか使えよ!バーロウの他にもメルヴィンズのドラマーとか、いろいろ変な人が出てくるぞ。 俺も大音量が出せる地下室とか欲しいなあ。
1 min read
うちの選挙区
雑記

うちの選挙区

うぁぁぁぁあ、出たな小池百合子!あんなのが近所を徘徊するのか。奴は絶対落とす!民主党に投票してでも落とす! しかも幸福実現党と手を組んだんだって?なんか闇の力を得るため悪魔に身も魂も売り渡して怪物と化した魔女のごとき存在だな。でも奴がもし当選したら、うちの地区は公・幸の狂信者どもが棲まうモルドールのような所だということになるので、いっそ引っ越してしまおうか…。
映画評

「MOONGIRL」鑑賞

ヘンリー・セリックが「CORALINE」の前に製作した短編アニメで、彼にしては珍しくオールCGの作品になっている。 夜に釣りをしてた少年が星でできたナマズに連れられて月に行くと、そこにはムーンガールという少女がいて…という物語。ストップモーションに比べてCGの画作りは凡庸に見えるし、月の外に怪物がいる理由もいまいち分からない。あとあのラストはハッピーエンドなの?単に仕事を次の人にまかせただけのような。 でもまあこうしてYouTubeでタダで観れるので、サクッと鑑賞する分にはいい作品かも。音楽担当はゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツだし。本当は「コラライン」もTMBGが音楽を担当するはずだったのが、作品のトーンに合わないという理由で起用されなかったんだよな。1つだけ劇中で使われてる曲がやたら良い曲なので、彼らが作ったという残りの楽曲も聴いてみたいところです。
映画の雑記

巷で話題のあれ

こないだ衝動的に近所の図書館に例の「審理」を予約したら微妙なタイミングで貸し出し可能通知が来て、さらに微妙なタイミングで借りてきてしまった。なんかアダルトビデオを借りるよりも恥ずかしかったような。しかも渡されたのはVHSテープ!この時代にVHSを作っているところがあったのか!政府の資金力を見くびっていたよ。 VHSデッキを押し入れから出して接続するのも面倒なので、観ないで返却しようかなあ…。図書館だと視聴覚資料の返却は目の前で詳しく調べられるので、さらに恥ずかしい思いをするのかと今から心配。
映画の雑記

「Alive in Joburg」鑑賞

今週末にアメリカで公開されるSF映画「District 9」のニール・ブロムカンプ監督による、同作品の原型となった短編映画。南アフリカにエイリアンの居住区が作られ、周りの住民と一発触発の雰囲気になって…という設定は「District 9」とほぼ同じらしい。冒頭のバイオ・スーツ対警官の場面を観ると、ピーター・ジャクソンがなぜブロムカンプに「HALO」の劇場版を監督させたかったのかが分かるような気がする。 「District 9」はずいぶん前評判が良いみたいで、ブロムカンプにも注目が集まっているらしい。ネット上にあった彼の作品をいくつか観てみたけど、すごいですねこの人。「Tetra Vaal」なんかを観る限りでは日本のアニメにも影響を受けてそうだけど、既に独自のスタイルを確立しているというか何というか。「Yellow」なんかの出来には圧倒させられる。疑似ドキュメンタリーのスタイルばかりを使っているようで、「Tempbot」ではコメディーっぽい要素を取り入れていたりと、なかなか幅広い演出ができるみたい。今後の活躍が期待できる監督の1人だろう。 で、肝心の「District 9」はいつ日
1 min read
「100 BULLETS: WILT」読了
アメコミ

「100 BULLETS: WILT」読了

傑作クライム・コミック「100 BULLETS」の最終巻。全12話を収録という大ボリュームのなか、最後のクライマックスに向けた怒濤のストーリー展開が語られていく。 ここ数年の「100 BULLETS」の問題として、世界を牛耳る集団「トラスト」のメンバーたちとエージェント・グレイヴス率いるミニットメンたちの対立・駆け引きが深まるにつれ、金持ちの白人連中が酒を飲みながら今後の出方を語り合うという場面が多くなり、連載開始時の大きなテーマだった「ごく普通の人が100発の銃弾と復讐の機会を与えられる」というアングルから離れていったことが挙げられる。不幸にあえぐ市井の人々の描写がこの作品では傑出してたんだけどね。当然ながらこの最終巻ではトラストとの全面対決に焦点があてられるため、金持ちの豪邸を舞台にした密室劇の場面が多分に描かれるんだが、アクションの場面がうまく挿入されていることや、話がグングン進んでいくことから今までほどは気にならなかったかな。また物語の結末はすべての謎が解き明かされるようなものではなかったものの、長らくついてきたファンを満足させてくれる終わりかたであった。 そしてエデュアルド・
2 min read
雑記

ヒューゴー賞

なに、「The Graveyard Book」が最優秀小説賞とったの?ヒューゴー賞っていうともっとハードSFの象徴的のようなイメージを勝手に抱いてましたが、あんなファンタジー色の強い作品も選ばれるのか。しかも昨年はマイケル・シェイボンが受賞したんすね。 こないだ「コララインとボタンの魔女」を図書館から借りてきたけど、挿絵がデイヴ・マッキーンでないとちょっと物足りないですね。「The Graveyard Book」も日本での発刊が決まってるらしいが、ぜひマッキーンの挿絵をそのまま使ってほしいところです。「ネバーウェア」の日本語版表紙もなんか変だったし。
「世界一簡単なハリウッド映画の作り方」読了
映画の雑記

「世界一簡単なハリウッド映画の作り方」読了

近所の図書館でたまたま手にして、「あ、これ読まんとあかんな」と直感した本。タランティーノなども受講したらしい「2日間で学ぶ映画学校」という講義をを行っているダブ・シモンズという人が、アメリカでの映画の作り方、特に低予算映画の製作方法について51章にわたり各ステップを細かく説明していく内容になっており、役立つアドバイスがあちこちに散りばめられている。いくつか例をあげると: ・映画のプロデューサーになるのに、才能はさほど必要ではない。必要なのはまず脚本、それから資金、そして交渉力などと続く。 ・新人の脚本は最高傑作のものでないと、ハリウッドでは見向きもされない。 ・資金の調達には「歯医者」に話をもちかけろ(金持ちだから)。 ・スタッフには食事を存分にふるまえ。 ・俳優は俳優組合の規程料金よりも安く雇うことができる。 ・ロケ地の住人とのトラブルには100ドル札を握らせろ。それ以下では効果なし。 などなど。これらに加え、機材のレンタルの方法やスタッフの雇いかた、法的手続き、映画祭のエントリー、さらにはメジャースタジオとの契約交渉のやり方など、映画製作に関するあらゆる事柄が作者の体験をもとに分か
2 min read
音楽

知られざる名曲たち

バンドのファンやメンバー自身たちから「邪道」扱いされて、ひどい時には公式のディスコグラフィから外されたりするようなアルバムが世の中には存在したりするのですが、そういうアルバムでも実は優れた曲が隠されてたりするもので、最近はYoutubeなどによってそうした名曲に陽の目があたる可能性が高くなってきたのであります。というわけで俺が隠れた名曲だと思うものをいくつか紹介しよう: まずは序の口。ザ・ポーグスのシェーン・マクゴーワンが酒でヘロヘロになって脱退してた頃の「Tuesday Morning」という曲。これはそこそこヒットしてたような。俺この曲もスパイダー・ステイシーのボーカルも好きだけど、やはりポーグスはシェーンがいないと気の抜けたビールみたいにしっくりこないすね。あれだけの歌詞を書ける人はそういないすよ。最近は「ザ・ワイヤー」つながりで「The Body of an American」をよく聴いてます。 次は90年代初頭にイアン・マカロックが脱退したあとのエコー&ザ・バニーメンが作った「Reverberation」というアルバムからの「Enlighten Me」という曲。マカロック
1 min read
「DEFYING GRAVITY」鑑賞
海外テレビ番組

「DEFYING GRAVITY」鑑賞

「宇宙のグレイズ・アナトミー」という情けないふれこみの、ABCの新作ドラマ。 舞台となるのは2052年の未来。宇宙船に乗って太陽系の星々を廻るという6年のミッションに出発した8人の男女たち。彼らは選び抜かれた宇宙飛行士でありながら様々な過去や悩みを抱えていて、いちおう性欲を減退させる処方を受けているものの、恋愛感情なんかは皆のあいだでいろいろ渦巻いているのでした。そして順調に進むかと思われたミッションに障害が生じ、さらには謎めいた貨物の存在が明らかになって…という内容のストーリー。 なんかラブロマンスとSFの両方を狙って、どちらも中途半端なところで失敗してる感じ。主人公を「リストラ・マン」のロン・リビングストンが演じているものの各登場人物に感情移入できないし、SFとしてもさほど目新しい展開はなし。例によって無重力状態でのセックス・シーン(さよならジュピター!)なんかが出てきますが、そんなの見せられてもねえ。これよりも「VIRTUALITY」のほうがずっと面白かったぞ。人間が登場している限り人間ドラマなんてのはいくらでも発展できるんだから、まずはSFの設定の部分をきちんと確立させてほしか
1 min read
映画評

「レスラー」鑑賞

遅ればせながら。 いや、非常に優れた映画なんですけどね。ただダーレン・アロノフスキーの映画だというところにどうしても違和感を感じてしまうなあ。今までの彼の作品と全然違うタッチなので。まあここらへんでちょっと地味な映画を作りたくなったんでしょうか。底辺の人々の描写は「レクイエム〜」に通じるところがあるけどね。 ケットル星人のごとき容姿のミッキー・ロークの演技が素晴らしいのはいわずもがなだが、ダメ男を叱る女性2人の姿がもっと怖かったのです。難点を挙げるとすれば脚本がちょっと固いというかクリーシェ気味なところで、カッターで指を切りそうだと思わせておいて、本当に切ってしまうあたりはちょっとストレートすぎるかと。でも脚本家のロバート・シーゲルは「オニオン」出身だし、彼がこんど監督&脚本を担当する「BIG FAN」なる映画は結構面白そうなので今後に期待。 個人的には、アロノフスキーの作品だという先入観がなければもっと楽しめたかもしれない。「レクイエム〜」にしろ「ファウンテン」にしろ、あの人の新作って自分の中では大イベント的なところがあったので、変に期待しすぎていたのかも。でもいい作品ですよ。
1 min read
雑記

刑務所ちょっといい話

こないだ女優を殺害したとしてフィル・スペクターが収監されたけど、送られた刑務所にはチャールズ・マンソンがいるらしくて、「よう、今度いっしょに音楽やろうぜ」というようなメッセージを送りつけてきたそうな。おかげでスペクターは非常に迷惑がってるそうだけど、そりゃそうだろ! いっそロマン・ポランスキーもアメリカに帰ってきて逮捕されて、同じ刑務所に送られたりしたら凄い展開になりそうなんだが。
「CORALINE」鑑賞
映画評

「CORALINE」鑑賞

おもしれー。老若男女が楽しめる素晴らしい作品。 ニール・ゲイマンの原作をヘンリー・セリックが映像化したもので、作家の両親とともに田舎の古びた家に引っ越してきたコララインという少女が主人公。両親にかまってもらえず、退屈しきっていたコララインはある日、鍵のかかった小さな扉を発見する。鍵を開けて扉を抜けると、そこはボタンの目をつけた「別の両親」たちが彼女を迎えてくれる別世界だった。おいしい料理や愉快な仲間たち、美しい庭などに魅了されたコララインはすっかりこの別世界に夢中になるが、そこには暗い秘密が隠されていて…といった感じのお話。子供向けの幻想的な話のようで、不気味なトーンがずっとあるのがゲイマン調ではある。 とにかくストップ・モーションによる映像が非常に美しく、夜の庭やネズミのサーカスの場面などには圧倒される。これはDVDよりも映画館の大きなスクリーンで観たほうが絶対良いですね。というか日本で公開が決まってないの?「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」があれだけ人気あるんだから、日本でもヒットする土壌はあると思うんだがなあ。ダコタ・ファニングやテリ・ハッチャー、ジョン・ホッジマンといったセ
1 min read
映画の雑記

「TRON LEGACY」ティーザー

今年のコミコンも無事終了し、相変わらずコミックとは関係ないことばかりが話題になったようですが、個人的にいちばん興味をひかれたのは「V」のリメークでも「アバター」でもなく、「トロン」の続編「TRON LEGACY」のティーザーかと。実は昨年のコミコンで既に公開されてるんだけどね。あらためてHD画像で見ると非常に期待できそうな出来。やはりジェフ・ブリッジスが前作に続いて出ているところがツボだな。 ただ1982年に公開された前作は、今から見るとチャチなCGしか使っていないものの「コンピューターの中の世界」というセンス・オブ・ワンダーを存分に体験させてくれた名作で、あれを見てCGに興味を持った人も多いと聞くけど、今みたいにCGで何でも出来てしまう時代だと、もはやそういうインパクトは無くなってしまったのかもしれないですね。 あとライトサイクルはやはり直角に曲がらなきゃ。
アメコミ

マッドハウス版「アイアンマン」

日本のアニメ製作会社マッドハウスがマーヴェルと組んで、「アイアンマン」をはじめとするマーヴェルのキャラのアニメを4つ作るのだそうな。個人的に日本のアニメってあまり興味がなくて、特に上のトレーラーのような黒の多い画は好きじゃないのですが、ストーリーを担当するのが「GI JOE: RESOLUTE」のウォーレン・エリスだというのは期待できそうかも。ただしエリスは以前にコミックで「アイアンマン」を手がけた際は発刊が遅れに遅れグダグダになった前科があるので、今回はもっとマシなものにしてほしいところです。一方「ウルヴァリン」のほうはかなりヒドい出来になってますが。 日本のアニメといえば、天下のニューヨーク・タイムズに、日本の「二次元萌え」に関する長い記事が載っておりまして、聞き慣れたような話であっても英語で「Furnace of Child Love」なんて書かれたりすると確かに引くものはあるよな。読者のコメントにもあるように、こういうのはあくまでも極端な例であることを皆が理解してくれればいいんですが。
アメコミ

「SUPERMAN: RED SON」鑑賞

マーク・ミラー&デイヴ・ジョンソンによるコミックのモーション・コミック版。世間的には評価の高い作品だけど、前に読んだときはあまり面白いとは思わなかったかな。いわゆる「もしも…」の世界を描いたエルスワールズもので、スーパーマンがアメリカではなくソビエトで育ったという設定のもと、冷戦における最終兵器としてのスーパーマンと、彼を打ち負かそうとするレックス・ルーサーの勝負を描いた内容になっている。 アーティストのデイヴ・ジョンソンって「100 BULLETS」の表紙絵とかで知られる人で、要するに動きのある描写よりも表紙のような静止画を得意としてるわけだが、そのスタイルはコマごとに細かく切り抜かれて動きがつけられるモーション・コミックには合ってないような気がする。またマーク・ミラーは長ったらしくて皮肉のきいたセリフを書くことで人気があるライターだけど(おかげで最近の彼の作品は口の達者なキャラばかりが登場することになった)、実際にそれらのセリフが音読されると非常に長くてわざとらしいものに聞こえてしまう。アートの動き具合も「ウォッチメン」とかに比べて堅いところがあって、DCコミックスのモーション・コ
1 min read
アメコミ

「マーヴェルマン」復活か!?

ギーク向けのハイプと言われようが、サンディエゴでのコミコンはずいぶん盛り上がってるようで様々なニュースや話題が飛び交っておりまして、それらについてはいずれ後でまとめようかと思うけど、晴天の霹靂のごとく今朝とびこんできたニュースが、なんとマーヴェル・コミックスが「マーヴェルマン」の権利を取得したというもの!! 「マーヴェルマン」(別名ミラクルマン)はアラン・ムーアの初期の大傑作コミックでして、もともと50年代にミック・アングロがキャプテン・マーヴェルをベースに創造したキャラクターを、80年代にムーアが独自のスタイルでリメークしたもので、そのスーパーヒーローの斬新な描写は多くの人に衝撃を与えたんだよね。ムーアが降板したのちはニール・ゲイマンがストーリーを担当したんだけど、途中でキャラクターの著作権に関する問題などが生じてゲイマンの話は未完に終わり、ペーパーバックなども再刊されずファンのあいだでは幻の作品とされていたのです。 それが今回、ゲイマンの手助けなどもありキャラクターの権利がミック・アングロからマーヴェルに移譲されたのだそうな。ただしミラクルマンの権利を主張する人はアングロの他にもた
1 min read
アメコミ

「AVクラブ」のコミック特集

今週の「AVクラブ」はコミコンの開催にあわせコミックス特集を組んでおりまして、グラント・モリソンやセスのインタビュー、「良くも悪くも業界に影響を与えたアーティスト」のリストなど様々な記事がフィーチャーされてるのでありますよ。中でも非常に素晴らしかったのが「スワンプ・シング」のアーティストとして知られるスティーブ・ビセットへのインタビューで、アラン・ムーアとのコラボや80年代のコミック作家の労働環境、「フロム・ヘル」が連載されたことで知られる「タブー」誌の創刊に関わる話など、非常に興味深いことがいくつも語られている。 こういうのを読んでいて歯がゆいのは、アメコミというのが日本ではまだまだ知られていないアートであるということ。いやニッチな産業であることは承知してるんですけどね、アメコミ映画がヒットしているのも関わらず、アメコミの奥の深さが殆ど知られていないのは勿体ないなあと。せいぜいサブカル雑誌でスーパーヒーロー作品が紹介されてる程度だものね。簡単な歴史書というか、20世紀初頭から現在までの代表的な作品とアーティストを簡潔に紹介する本があるだけでも知名度の向上につながると思うのだけど、誰か
1 min read
海外テレビ番組

アメリカで最も信用できるニュースキャスター

「アメリカで最も信用できる人物」と呼ばれたニュースキャスターのウォルター・クロンカイトが先日他界したわけだが、その後に行われたTIMEのオンライン投票では、「デイリーショー」のジョン・スチュワートが「アメリカで最も信用できるニュースキャスター」に選ばれたそうな。 まあオンライン投票の結果なんてアテにならないけどね。例によってdiggなどでは「デイリーショー」だけが真実を伝える番組だ!なんて書き込みもされてるようですが、個人的にはじゃあ「デイリーショー」が既存のニュース番組の代わりになるかというとそうは思ってなくて、例えば以前にバージニアテックで乱射事件があったとき、あの番組は事件をいっさい取り上げなかったわけですよ。要するに冗談にならないような事柄には弱いわけですね。 そういう意味でもニュース番組や新聞というのはまだまだ重要な役目を担っていると思っていまして、世間ではマスゴミだの反日だのウヨだの叩かれてたりするけど、世の中の出来事を報道する人々というのは必要でしょう。そもそも偏向報道というか、伝える側の意向が含まれていない報道なんてものは存在しないと思うので、大切なのは正しい報道を
1 min read
海外テレビ番組

ドクター・フーの新しい外見

「ドクター・フー」の新シーズンの撮影が始まったそうで、新しいドクターとなるマット・スミスの衣装が話題になってるそうな。蝶ネクタイにツイードのジャケット、めくり上げたズボンにモンキーブーツといういでたちは、スーツ姿にコンバースだったデビッド・テナントの格好よりもレトロな感じがしないでもない。BBCのサイトでは賛否両論が挙げられているけど、まあ実際に映像になってみないと何とも言えないわな。 新しいコンパニオンも可愛い女の子になるようで、それなりに期待が持てますね。しかし現在の10代目のドクターはどうやって11代目にバトンタッチするんだろう。
映画評

「ゼイリブ」鑑賞

前から観たかったのよ、これ。 前半の30分くらいは、突然テレビに映し出される海賊放送や人民はコントロールされているというメッセージ、上空を旋回する警察のヘリコプターや住民を襲撃する機動隊などの描写が、例のカーペンターな音楽にあわせて独特な雰囲気を作ることに成功しており、「おおっ、これはビデオドローム!」とか思ったんですけどね。 でもエイリアンたちを識別できるサングラスをかけるようになってから、無口だった主人公が急に饒舌になって、かの有名な決めゼリフ「俺はここにガムを噛み、ケツを蹴りに来た。そしてガムは切らしている」を発してからはズルズルとB級映画のノリになっていくところが、まあジョン・カーペンターかなと。あの意味もなく延々と続くケンカとか、背広姿で異星に向かう宇宙港とか、全体のストーリーとあまり関係ないところの描写がやけに凝ってたりするんだよな。 でも扱っているテーマは非常に興味深いものがあるし、かなり楽しめる作品だった。例によってリメイクの話があるそうだけど、「要塞警察」も「ハロウィン」もリメイク版は評判悪いんだから無理して作ることもないのにね。
1 min read
映画評

「モンキーボーン」鑑賞

こないだ「コラライン」のDVDを注文したので、その予習としてひとつ。監督自身が駄作と認めてるような作品だが、それなりに面白かった。 確かに演出は拙いし、話の展開もトロかったりするんだが、それはそれで味のある映画かと。特に前半の、昏睡状態に陥った主人公の悪夢のシーンなんかは見応えあり。特に地獄(辺獄?)の「ダウンタウン」の描写はザ・レジデンツの「バッドデイ・オン・ザ・ミッドウェイ」に通じるものがあるな。 出演者ではチョイ役であるものの解剖医を演じるボブ・オデンカークが相変わらず素晴らしい。あとはクリス・カッタン。あの人ってジミー・ファロンの10倍くらい面白いと思うんだけど、最近あまり話を聞かなくなっちゃいましたね。そして俺は今のところブレンダン・フレイザーが出ている駄作というのを観たことがないかも。そんなに観てませんが。 3連休でもやることがなくて家でゴロゴロしてる人間が、サクッと観るにはうってつけの作品。
1 min read