海外テレビ番組

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「THE MIST」鑑賞

映画化もされたスティーブン・キングの小説のTVシリーズ版で、放送局はSpike。 まあ設定はご存知のように、謎の濃霧がメイン州(where else?)の田舎町を覆い尽くすようになり、それと同時に怪現象が起きるようになって住民が殺されていくというもの。ただし登場人物はみんなオリジナルの設定になっているみたい。第1シーズンだけでも10話あるので話の展開はやたら遅く、第1話では後半になって濃霧が出てきて、ゴキブリが人を襲うような描写はあるもののクリーチャーなどは登場せず。あとこちらの濃霧は人を狂わせる(記憶喪失にさせる?)効力を持っているみたい。 登場人物は性教育を教えたことで学校をクビになった女教師とその夫、彼らの娘でパーティーでデートレイプされたらしき少女、そのゲイの男友達などなど。あとは保安官とそのジョックなアメフト息子とか、霧のなかから現れて記憶を失っている兵士、他界した町の住人の友人だという謎の女性などが出てきます。性教育を敵視する保守的なママさんが、映画版の宗教おばさんみたいな役回りになるのかな、と思いきや警告を無視して外出して真っ先に殺されておりました。 ショッピング
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「I'm Dying Up Here」鑑賞

米ショウタイムの新作シリーズ。放送は今週末からだが第1話がオンラインで先行配信されていた。 舞台となるのは70年代のロサンゼルス。若手スタンダップ・コメディアンのクレイはコメディアンの登竜門であるジョニー・カーソンのトゥナイト・ショーに出演することとなり、さらに披露した芸がウケて、コメディアンの羨望の座であるカーソンの横の席へ招かれる。こうして一夜にして成功を手にしたクレイだったが、その晩にホテルから外出したところをバスにひかれて即死してしまう。あとに残された彼の友人や恋人たちは突然の出来事に唖然としつつも、彼の通夜の手配を行い、やがてクレイの両親や、彼にたまたま会いに来ていた故郷の友人、さらには彼と面識がないもののコネをつくろうとやってきた者たちが通夜に集まるのだった…というのが第1話の展開。 これだと話がよく分からないかもしれないが、成功を夢見るコメディアンたちの群像劇といったところ。カーソンの番組への出演を夢見る彼らは、まずサンセット・ストリップのコメディ・クラブ「ゴールディーズ」での出演の場を求め、貧しいながらも切磋琢磨していく。コメディアンの番組であってもコメディ番組で
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「WONDER WOMAN (2011)」鑑賞

こんどの劇場版とは関係ないよ。知ってる人は知ってる話ですが、2011年に「ワンダーウーマン」のTVシリーズが製作されるという話があって、デビッド・E・ケリーが脚本を担当したパイロット版が撮影されてNBCが興味を示していたものの、出来が良くないという話で結局放送が見送られたことがあったんですね。そのオクラ入りになったパイロット版を観てみたいと長年願っていたのですが、twitter経由でウェブ上で公開されていることを知って鑑賞してみた(URLはいちおう伏せておく)。 コミックと設定がそこそこ違っていて、こっちのワンダーウーマンことダイアナ・セミスキラはスーパーヒーローであるとともに、ロサンゼルスに拠点を置く巨大企業セミスキラ・インダストリーズのCEOでもある(プライベートではダイアナ・プリンスの名で、素朴な女性として暮らしている)。 「ワンダーウーマン」は1つの巨大なブランドであり、セミスキラ・インダストリーズは彼女のマネージメントをしたり、マーチャンダイズ販売などを手がけているという設定。まあ基本的には正義のヒーローなので、違法なドラッグを扱っているとにらんだ企業に対しては記者会見
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「The President Show」鑑賞

コメディ・セントラルの新番組。 ドナルド・トランプが大統領になって以来、アメリカの深夜帯の番組は政治色を強めたことで視聴率を稼ぐようになっておりまして、選挙期間中はトランプをホストに迎えて彼の人気向上に貢献するという愚挙を犯した「サタデー・ナイト・ライブ」も最近はアレック・ボールドウィンの物まねなどで風刺の度合いを強めて人気を得ているし、「デイリーショー」仕込みの政治ネタを披露するようになったスティーブン・コルベアーの「レイト・ショー」は、トランプに日和ったインタビューをしたと叩かれたジミー・ファロンの「トゥナイト・ショー」を視聴率で追い抜いてしまった。 コメディ・セントラルにはすでに「デイリーショー」があるわけだが、そのトレンドに乗っかるべし、とでも考えたのか出してきたのがこの番組なわけですね。アンソニー・アタマヌイック(Atamanuik)なるコメディアンがトランプに扮してトークショー形式の番組をやるという形式で、マイク・ペンス副大統領のサイドキックつき。第1話はトランプのモノローグのあと、ニューヨーク市街に繰り出して通行人にインタビューしたりして、ゲストにはリベラルで知られ
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「Fargo」シーズン3鑑賞

こないだ『レギオン』のシーズンが終わったばかりだが、早くもノア・ホーリーの名を世に知らしめたシリーズのシーズン3が始まったのだよ。 今回の舞台となるのは2010年のミネソタ。エミットとレイのスタッシー兄弟は兄のエミットが成功したビジネスマンであるのに対し、弟のレイは汚職に手を染めた保護観察官として貧乏暮らしをしていた。保護観察の相手として知り合ったニッキーと結婚したいレイはエミットに結婚指輪の代金を無心するものの、エミットにむげもなく断られる。頭にきたレイは元犯罪者のモーリスに、エミットが所有する高価な切手を盗むよう依頼するものの、エミットの家の住所を失念したモーリスは間違った家に押し入り、そこの住人である老人を殺してしまう。そしてその老人は、地元の女性警察署長の父親だった…というあらすじ。 なお冒頭ではいきなり1988年の東ドイツが出てきて、人違いで逮捕される男の話が語られるのだが、それが2010年のミネソタとどうやってつながっていくのやら?また一見裕福そうに見えるエミットも、怪しい連中から金を借りていたことが判明し、いろいろ複雑な展開になっていくみたい。 シーズン2はシーズ
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「ドクター・フー」シリーズ10開始

昨年はクリスマス特番とスピンオフの「CLASS」だけだったので1年半ぶりの新シリーズ。ピーター・カパルディが今シリーズで降板することが発表されてるほか、スティーブン・モファットもショウランナーを交代するので1つの大きな区切りのシリーズになるのかな。 前シリーズでクララたんがコンパニオンを離れたので、今回からはパール・マッキー演じるビル・ポッツという少女が新たなコンパニオンになる。まああまり器量好しなタイプでもないので、コメディエンヌ的な要素が強くなるのかな?コンパニオンとしては初のゲイのキャラクターであることが一部で話題になってたが、ラッセル・T・デイビス時代のほうがもっとゲイゲイしてたし、マット・ルーカス演じるロボットのナードールも引き続き登場してるので、そこらへんはあまり大したことではないです。彼女が好意を抱く「目の中に星を持つ少女」が今後の展開にも絡んでくるのかな? 一方でカパルディ演じるドクターはビルが働く大学で長年教えている教授、という役回りになっている。コスチュームが若干新しくなっていてフードつきのコートを着ているほか、髪が少し長くなったので初代もしくは3代目ドクター
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「BROCKMIRE」鑑賞

ハンク・アザリア主演のIFCの新シリーズ。元々はFunny or dieのために作られたキャラクターを主人公にしたもの。 ジミー・ブロックマイアはメジャーリーグの名物実況アナウンサーであり、その表現豊かな実況にはファンも多かった。しかしある日妻の浮気現場を目撃してしまったことから、やけになって酔っ払った彼は実況中に暴言を撒き散らす失態を犯し、さらにその釈明会見でも暴走したことで職を追われることになる。それから10年は海外を放浪していた彼だが、その会見の映像はyoutubeにアップされてカルト人気を誇っていた。そしてアメリカに戻った彼はマイナーリーグでの求人をうけて田舎町にやってくるが、そこの球場はボロボロで、彼の実況は地元のラジオにも流れず球場だけで流されるという境遇だった…というあらすじ。 アザリアといえばエメリッヒ版「ゴジラ」とか「HUFF〜ドクターは中年症候群」とかで日本でも知られた役者だが、やはり一番有名なのは「シンプソンズ」でアプーとかモーといった多数のキャラクターを演じ分けている声優としてなのですね。声帯模写でも非凡な才能を発揮している彼が、クセのある声を持った実況ア
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「Feud」鑑賞

最近いちばんトンガった番組を作り続けている放送局であるFXの新作シリーズ。「アメリカン・ホラー・ストーリー」や「アメリカン・クライム・ストーリー」のようなアンソロジー作品で、ということはつまりクリエーターはライアン・マーフィー。 名前の通り歴史上のイザコザをテーマにしたもので、第1シーズンは「Bette and Joan」と称して、1962年の映画「何がジェーンに起こったか?」の撮影時における主演のジョーン・クロフォードとベティ・デイビスのあいだの諍いに焦点をあてたものになっている。 かつてはハリウッドで絶大な人気を誇り高額のギャラを手にしていたクロフォードも、年をとるにつれてスタジオから声がかからなくなり、出演作は激減していた。ペプシコの社長の未亡人という立場であったもののペプシコから支払われる年金は乏しく、庭師たちに給料が払えない有様であった。そんなとき彼女は「何がジェーンに起こったか?」の原作小説に目をつけ、映画化を画策する。まずはロバート・アルドリッチに監督の話をもちかけ、そしてベティ・デイビスに共演を頼みこむ。彼女との仲は悪かったのだが、彼女との共演が大きな話題になるこ
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「SS-GB」鑑賞

BBCの新作ミニシリーズで、レン・デイトンによる同名小説を原作にしたもの。邦訳もあるらしいですが読んでません。 いわゆる歴史改変もので、舞台は1941年のイギリス。この世界では約1年前にイギリス軍がバトル・オブ・ブリテンに敗北して、イングランドとウェールズの大半はナチスドイツに征服されていた。一部ではレジスタンスによる抵抗が続いているものの、大半のイギリス人はドイツ政権のもとで粛々と暮らしていた。そして主人公のダグラス・アーチャーはロンドン警視庁の警部であり、相棒とともにとある殺人事件を調査することになる。闇市場に絡んだ殺人だと見なされた事件だったが、ベルリンから連隊指揮官が謎の目的をもって警視庁にやってきたことから、アーチャーは国をゆるがす大きな陰謀に巻き込まれていく…といったあらすじ。 第1話を見た限りでは、パラレルワールドにおける刑事ものといった感じで、SFの要素はなし。似たような設定の作品には「高い城の男」があるが、あちらがどちらかといえばロードムービーっぽいのに対し、こちらは狭いロンドンを舞台にした陰謀ものといったところか。ドイツ軍の上司たちが何かを企むなか、アーチャー
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「レギオン」鑑賞

「LEGION」と書いてリージョンと読む。でもなぜか邦題は「レギオン」。 いちおうマーベルのコミックが原作で、原作だとリージョンことデビッド・ホーラーはプロフェッサーXの息子で多重人格障害を持ち、それぞれの人格が独自のスーパーパワーを持つという結構凄そうな能力を誇るミュータントなのだけど、やはり精神障害者という設定が災いしてか、いまいち活躍していないキャラクターなんだよな(昨年あたりマーベルから出てたシリーズは悪くなかったけど)。 でもこの番組についてそんなことはどうでもよくて、重要なのはTVシリーズ版「ファーゴ」を作ったノア・ホーリーによる新番組だということ。「ファーゴ」でも空飛ぶ円盤が登場して話が暴走しつつも、あくまでもノワールの枠に収まっていたが、こっちはSFテイストの作品ということでストーリーが自在に吹っ飛んでいます。 主人公のデビッドは幼少の頃こそ優秀な少年だったものの、青年になったときに多数の人の声が頭のなかで聞こえるようになり、精神に異常をきたして自殺未遂を行い、精神病院へと送り込まれる。そこで彼はシドニーという少女に出会い、二人は恋に落ちる。しかしシドニーは退院
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「POWERLESS」鑑賞

NBCの新作コメディシリーズ。DCコミックスの世界を舞台にした内容だが、「アロー」や「スーパーガール」みたいなThe CWの番組とは別のユニバースという設定らしい。 舞台となるのは大都市チャーム・シティ。そこではスーパーヒーローとスーパーヴィランの戦いが恒常的に行われ、交通機関の破壊などで一般市民に影響が出ることは日常茶飯事だった。田舎町出身のエミリーは、ブルース・ウェイン率いるウェインテックの子会社であるウェイン・セキュリティーズの開発部門のチーフとして働くことになり、胸をときめかせて会社にやってくるものの、開発チームは変人ばかりでろくな製品の開発ができず、レックスコープの後塵を拝している始末。社長のヴァン・ウェインもとっとと会社をたたみ、いとこのブルースの住むゴッサムシティへと移りたがっていた。それを目にして気落ちするエミリーだったが、やる気を出して開発部門を奮起させようと試みる…といったあらすじ。 DCコミックス作品とはいえ、スーパーマンやバットマンといった有名どころは言及されるだけで登場するわけではない。当然ブルース・ウェインの登場も(今のところは)なし。代わりに第1話で
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「RIVERDALE」鑑賞

アメリカの人気コミック「アーチー」を原作にしたThe CWの新シリーズ。 「アーチー(・コミックス)」って日本ではあまり馴染みがないけれど、1940年代から出版されているアメリカでは誰もが知ってるような作品でして、出版社の名前もずばり「アーチー・コミックス」といって、1つのブランドになっているわけですね。むかしNHKでやっていたシットコム「サブリナ」もアーチー・コミックスの作品が原作な。スーパーヒーローものの作品も「ザ・シールド」とか出していたこともあるけど、メインの売りはなんといっても「アーチー」でして、平和な田舎町リバーデイルを舞台に、赤毛でドジだけど純情な少年アーチー・アンドリュース君と、幼馴染のベティ、およびお金持ちの娘のベロニカという二人の少女との三角関係が数十年に渡って展開されてきた少年少女向けのコミックなのです。 ティーンの恋愛といってもドロドロした関係とか性的な描写とかは一切なくて、素朴な白人男女が他愛ないラブコメを繰り広げる人畜無害の内容でして、たしか50年代にコミックス・コードが導入されたときも団体の代表として率先してコミックの表現規制を行っていたのが、当時の
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「TABOO」鑑賞

トム・ハーディが父親のチップス・ハーディと共に企画したBBCのミニシリーズ。脚本は「イースタン・プロミス」のスティーブン・ナイトが手がけ、製作にはリドリー・スコットも絡んでいる。 舞台は1814年のロンドン。錯乱して死んでいった父親の葬儀に、何年も前にアフリカで失踪して死んだと思われていたジェームズ・ディラーニーが姿を現し、周囲を驚かせる。アフリカで財をなしたジェームスだが、父親が残したバンクーバーの小さな土地の所有権を受け取りに彼はやってきたのだった。実はその土地はイギリスとアメリカの領土争いの境界にあり、その土地を手にすれば中国への貿易の足がかりにすることができるため、イギリス東インド会社はジェームスの腹違いの妹から土地を買い取る予定だったが、優先的な所有権を持つジェームスが受け渡しを拒んだことで、ジェームスと東インド会社は対立することになる…というようなあらすじ。 全8話あるうちの第1話を見た限りでは、まだ登場人物が紹介される程度しか話が進まないので今後の展開はちょっと分かりにくいな。ジェームスがアフリカで何をしてきたのか、そして帰国した彼が何を画策しているのかが徐々に明ら
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「SHERLOCK」シリーズ4開始

ここ数年はクリスマスに「ドクター・フー」を観て、正月に「SHERLOCK」を観るのが恒例になったな…と思いきやシリーズ3の放送ってもう3年前か。前シリーズは結構グデグデな終わりかたをして、時空を乱したメタな展開の「忌まわしき花嫁」は番外編的な扱いになっていたが、今回はシーズン第1話ということもあってか比較的「通常の」エピソードっぽくなっている。とはいえ大きな展開が起きる内容になっており、それについて言及せずに感想を述べることはできないので、以下はネタバレ注意。 いいですね? マグヌセンの射殺とモリアーティの復活というクリフハンガーで幕を閉じた前シリーズだが、前者は政府の力でウヤムヤにされ、後者は「生前に撮影したメッセージだろ」とさっさと片付けられてしまう!まあ後者はさすがに後への伏線になってるでしょうが。よって無罪放免になったシャーロックはベイカー街に戻って以前にも増して難事件の推理に精を出し、ワトソンとメアリーのあいだにも子供が生まれて皆が大忙し。そんなところにレストレードが持ち込んだ事件を手がけたシャーロックは、事件の依頼人の部屋にあったマーガレット・サッチャーの胸像が何者か
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「The Return Of Doctor Mysterio」鑑賞

毎年恒例の「ドクター・フー」のクリスマス特番だよ。今年はレギュラーシーズンの放送がなかったので、「CLASS」を除けば1年ぶりのドクター・フーとなるのであります。 クララたんが去ったことで今回はコンパニオンがおらず、代わりにマット・ルーカス演じるナードールが昨年のクリスマス特番に引き続いて登場するのだが、1年前の話なぞきちんと覚えてないので「誰だっけ…」という状態でした。彼はどうも来年のシーズンにもレギュラーとして登場するみたい。 そして話の舞台はニューヨーク。子供のときにドクターと遭遇したことでスーパーマンのごとき超能力を身につけたグラント少年は、成長してからは「ザ・ゴースト」というスーパーヒーローに扮し、ニューヨークの人々を危険から救っていた。その一方では一般人として、密かに想いを寄せる女性記者のルーシーの赤ん坊の世話をしていた。そんな彼のもとに久しぶりにドクターが現れる。彼はニューヨークの大企業における、エイリアンの地球侵略計画を調査していたのだが、エイリアンの魔の手はルーシーたちにも襲い掛かり…というようなあらすじ。 明らかに昨今のスーパーヒーロー作品に触発されてスティ
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「INCORPORATED」鑑賞

Syfyの新作シリーズ。原案は「セルフレス 覚醒した記憶」のパストール兄弟で、製作には「グッド・ワイフ」のテッド・ハンフリーのほか、なぜかマット・デイモンとベン・アフレックが関わっている。 舞台は2074年。大規模な気候変動の影響により地球の資源は枯渇し、天然の食料は希少な存在となっていた。政府は破産し、代わりに巨大企業がのし上がって世界を管轄し、企業に勤めるエリートたちはグリーン・ゾーンというエリアに住み、それ以外の貧民たちはレッド・ゾーンという隔離された無法地帯に暮らしていた。大企業の1つスピガに勤めるベン・ラーソンは美人の妻を持ち幸せに暮らしているように見えたが、実は彼はレッド・ゾーンの出身者であり、行方不明になった知人を探すためにスピガへと潜入していたのだった。厳重に守られたスパイガのデータへのアクセス権を得るため、上司を陥れてでもベンは企業で出世をしようとするが…というあらすじ。 レッド・ゾーンの住民がグリーン・ゾーンに入ることが禁止されてるなら、グリーン・ゾーンでの道路工事やトイレ掃除などは誰がやってんだろ、と思うのですが、そういうツッコミは野暮かと。過度にテクノロジ
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「Sweet/Vicious」鑑賞

MTVの新作ドラマ。 舞台となるのは学生寮のある大学キャンパス。そこでは男子学生による女子への性的暴行が頻発していたが逮捕されるような者は少なく、男子たちは大手を振って生活していた。そんなとき暴行をした男子の一人が黒づくめの人物によってボコボコにされるという出来事が発生する。この人物の正体は女子学生のジュールズで、昼間は優秀な生徒である彼女は夜になると一人で男子学生たちに天誅をくらわせていたのだった。そして友達が少なくてコンピューターに詳しい女子のオーフェリアは、現場に残されたペンダントからジュールズの正体を知り、彼女を尾行していって結果的にジュールズのピンチを救うことになる。こうして二人はコンビを組み、悪い男子を懲らしめていくのだった…というようなあらすじ。 日本でも男子学生の横暴が報じられたりしてるけど、アメリカの大学での性的暴行というのは結構深刻な問題になっているらしい。こないだはローリング・ストーン誌が学生寮でレイプされたという女子の記事を掲載したあとに、どうも虚偽だったらしいとうことで叩かれていたけど、どれだけの事件が起きているのか明確になっていないというのも状況を深刻
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「Mech-X4」鑑賞

ディズニーXDの子供向けSF番組。 ベイシティという街の高校生であるライアンはスポーツ万能の兄に対して平凡なオタク少年だったが、ある日自分が電子機器を意のままに操ることができる能力をもった、テクノパスという存在であることに気付く。さらに郊外の廃船のビジョンを経験した彼は、友人ふたりとそこに赴くと目の前に40メートルほどの巨大ロボットが出現した。ロボットの内部(巨大なので中に会議室みたいなのもある)に招かれた彼らの前に謎の男の映像が現れ、ロボットの名前が『メカX4』であること、テクノパスであるライアンが操縦できること、そしてその男自身が失踪したか死亡したことを伝えられる。こうして巨大ロボットを手に入れたライアンたちだったが、今度は街に巨大怪獣が出現。メカX4をきちんと操るには4人のクルーが必要(操縦・攻撃・防御・メカニック担当)であることを悟ったライアンは、彼の兄もクルーに入れて怪獣を無事に撃破。こうして彼らは怪獣の脅威から街を守りつつ、怪獣を送ってくる黒幕は誰なのか、そして映像に出てきた謎の男は何者なのかを明かそうとするのだった…というあらすじ。 巨大ロボットvs怪獣の特撮番組と
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「CLASS」鑑賞

BBCの新シリーズで「ドクター・フー」のスピンオフ作品。これキャラクター紹介がまんまネタバレになるので以下は注意。 舞台となるのは「ドクター・フー」でクララが勤めていたコール・ヒル高校で、あの番組にも登場した先生たちがちらほら出ています。つうかコール・ヒル高校って1963年の「ドクター・フー」の第1話にも登場したという、由緒(?)正しい学校なんですね。そこに時空の切れ目が生じたことで、奇妙で恐ろしい存在がいろいろ学校に出現することになり、そこの生徒であるエイプリルたちは学校を守ろうとするのだった…というようなあらすじ。 話の主人公となるのは4人の生徒と一人の教師で、上の写真の左から説明すると: ・タニヤ:厳格なナイジェリア人の母を持つ女生徒。頭脳明晰なため飛び級で年長のクラスに属している。 ・チャーリー:一見は内気なゲイの青年だが、正体は他の星に存在していた文明の王子。反乱軍と戦っているあいだに「影の眷族」に星の住民を皆殺しにされ、ドクターに救われてミス・クイルとともに地球に逃げてきた。 ・エイプリル:明るい性格だが友達のいない孤独な女生徒。心臓に特徴あり。母親は事故により
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「THIS IS US」鑑賞

第1話が高い評価を受けているNBCの新シリーズ。確かに面白かった。 話の主人公となるのは5人の男女で、肥満に悩む女性と、その双子の弟で役者の仕事に疑問を抱いている男性、自分を赤ん坊のときに見捨てた父親を見つけて対面する黒人男性、そして子供の出産のために病院へ運び込まれる夫婦。彼らはみな同じ日に36歳の誕生日を迎えており、それぞれの悩みを抱えながらも生きていこうとする姿が描かれていく。 5人(というか2組と1人)の人生は絡み合うようで全く絡み合わずに話が進んでいくわけだが、誕生日が同じということでスピリチュアルなつながりがあった、みたいなティム・クリングあたりが考えそうな展開になるんじゃないかと懸念してたんですね。そしたら全く違って、まるで予想していなかった、しかし完全に腑に落ちる事実が明かされて彼らのつながりが最後に明らかになり、「おおっ!」と感心してしまいましたよ。 監督と脚本は「ラブ・アゲイン」の人たち。出演者はマンディ・ムーアを除けば殆ど知らない人たちだが、それが登場人物の一般人っぽさに貢献しているかと。 問題は第1話で完璧にオチをつけてしまったことで、じゃあこの後の展
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「Designated Survivor」鑑賞

ABCの新シリーズ。 ワシントンDCで住宅都市開発長官を務めるトム・カークマンは温厚な性格で出世欲もなく、弁護士の妻にそれを嘆かれるほどだった。自分が提案した案件についても大統領の教書演説から省かれ、おまけにモントリオールへの左遷を命じられてしまう。しかしその晩の教書演説には出席せずに、有事に備えて一人で別のところで待機している役目「デジグネイテッド・サバイバー」に彼は任命される。そして教書演説は何事もなく進むかのように思われたが、何者かが仕掛けた爆弾によって議会議事堂が大爆発を起こし、大統領をはじめとするすべての議員たちが命を落とすという大惨事が発生してしまう。この混乱のなか、唯一残った議員としてトムはアメリカ合衆国大統領に任命されることとなる。明らかに経験不足の彼に不満を抱くホワイトハウスのスタッフもいるなか、トムは大統領として事態の沈静化を図るのだったが…というあらすじ。 新米の大統領が国を治めようとするなか、いったい何者が爆弾をしかけたのかという謎解きが進行し、さらにはなぜトムがデジグネイテッド・サバイバーに任命されたのか?という謎が絡んでくる政治スリラー。今後はこれらの
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「ATLANTA」鑑賞。

FXの新番組。舞台は当然ながらアトランタ。 アーネスト(通称アーン)はプリンストン大学に進学しながらもドロップアウトしてアトランタに戻ってきた若者。彼は店頭勧誘員をしてギリギリの生活費で暮らし、実家にも住まわせてもらえず、赤ん坊がいるのにその母親に愛想をつかされて半同棲するような暮らしを続けていた。そんなある日、いとこがペーパー・ボーイという名前のラッパーとして有名になってきていることを知り、彼のマネージャーになることを直訴する。最初はペーパー・ボーイに軽くあしらわれたアーンだが、なけなしの金を使ってラジオでペーパー・ボーイの曲をかけてもらったことで彼に気に入られるのだが、その直後にペーパー・ボーイが銃撃事件を起こしてしまい…というあらすじ。 最近はコメディに力を入れてるFXだが、こないだの「Baskets」に続いてルイ・CKが製作した「Better Things」という番組も始まりまして、どちらも「Louie」に似た、ダメ男(女)の不運な話が続くダウナーな内容になっていて、正直なところコメディといっていいのかかなり微妙な内容なんだよな。この「ATLANTA」も「Louie」のよ
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「The Tick / ティック~運命のスーパーヒーロー~ (仮題) 」鑑賞

「(仮題) 」だそうです。 アマゾンがよくやるパイロット版をいくつか公開して、そのうち人気があったやつをシリーズ化するという施策のうちの1つだが、日本でもプライムビデオが始まった関係で日本語字幕付きでタダで観られるよ。新番組なのにまったく宣伝してないところがアマゾンジャパンっぽいですが。トップメニューからどうやっても見つからず、「ティック」で検索してやっと見つけたぞ。 原作はベン・エドランドが80年代に生み出したインディペンデント・コミック「The Tick」で、インディペンデント作品としてはかなり有名な部類に入るんじゃないかな。スーパーヒーローもののパスティーシュ的なコメディ作品で、怪力だけど愚鈍なヒーローのティックと、そのサイドキックで小心者のアーサーたちが、悪の黒幕ザ・テラーや数多くの忍者たちとドタバタを繰り広げるような内容だったような。実はコミックはきちんと読んだことないのよ。ティックの雄叫びが「スプーン!」なのは知ってます。 アメリカで誰もが知ってるようなキャラクターではないものの、根強い人気はあるようで1994年にはアニメ化されているし、2001年にはパトリック・ウ
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「Naked Attraction」鑑賞

恋人探しをする身体障害者たちを題材にした「The Undateables」など、やたらエッジの効いたリアリティ番組で知られる英チャンネル4の新番組。 『現代ではみんなデートアプリを使って恋人を探し、ファッションとか髪型に気を使ってるけど、重要なのは結局のところお互いの肉体に興味を感じるかでしょ?ならば最初から裸を見ればいいじゃん!』とかいうコンセプトのもと、恋人募集中の男性もしくは女性の前に、すっぽんぽんの6人の候補者が登場し、ほぼ肉体的興味だけで候補が絞られていくという身も蓋もない構成になっている。イギリスのテレビ局(民放のみ?)は深夜帯なら性器を見せても良いことになってるらしく、あれもこれも見せられて凄いことになっております。 第一回目の前半では恋人を探している女性が登場し、その前にはケースで隠された6人の全裸の男たちが。そして司会者の「それでは下半身を見てみましょう」という掛け声とともにケースの下半分が開き、みんなのチンコが見えることに。そして女性は各候補者の体を吟味し、「あれは大きすぎるわね」とか「割礼してるのもありね」とか「ゾウさんの入れ墨(!)してる人がいますね」とか
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「THE A WORD」鑑賞

BBCのシリーズで、イスラエルの番組をもとにしたものだとか。 舞台はイギリスの湖水地方の小さな町。そこでビール構造業を営むポールは妻のアリソン、娘のレベッカ、息子のジョー、および父親のモーリスと暮らしていたが、5歳のジョーがヘッドフォンで音楽ばかり聴いていて、家族や周囲の子供たちと打ち解けないことに困惑していた。そしてロンドンでの生活がうまくいかず故郷に戻ってきた弟のエディーの妻ニコラが医者だったこともあり、以前に彼女から紹介された専門家に診てもらったところ、ジョーには自閉症の傾向があることが分かり…というあらすじ。 第1話(から3話まで)の監督は「フル・モンティ」のピーター・カッタネオだがコメディにはなっておらず、かといって重々しい内容にもならず、自閉症の子供を抱えた一家の生活をテンポよく描いている。観る人は題名からしてジョーが自閉症(autism)であることは分かってるので話の前半はまどろっこしいところもあったけどね。 また話の焦点はジョーだけにあたらず、家庭で気にされてないと感じる娘のレベッカや、過去に不倫をしてエディーとよりを戻そうとするニコラの話などが、噂がすぐ広まる
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