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アメコミ

Milestone Media再始動?

久しぶりにアメコミの話をば。 今週のワシントン・ポスト紙に「マイルストーン・メディアが再び活動するよ」みたいな記事が載っていて、アメコミ業界でちょっと話題になったわけですが、このマイルストーン・メディア(別名マイルストーン・コミックス)というのは1993年に立ち上げられたアメコミの出版社でして、当時のアメコミ業界ってかなりバブルだったものですから、イメージ・コミックスを筆頭に、ヴァリアント・コミックスとかダークホース・コミックスが次々とスーパーヒーローもののコミックを打ち出し、独自のユニバースを構築していたわけですな。 そしてマイルストーンもそんな新興出版社の1つだったわけですが、彼らの特色は黒人のクリエーターたちが集まって「有色人種のスーパーヒーローたち」を創造したことで、よって各タイトルの主役はみんな黒人。スーパーマンのアナローグであるアイコンや、アイアンマンに似たハードウェア、スーパーパワーを持ったギャングであるブラッド・シンジケート、電気を自在に操る少年のスタティックを主役とした4つのタイトルが創刊され、あとからアジア人が主役でアラン・ムーア御大も褒めたという「XOMBI
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海外テレビ番組

「The Nightly Show with Larry Wilmore」鑑賞

昨年末に終了した「コルベアー・レポー」の後番組で、ホストを務めるのは「デイリーショー」の「黒人特派員」ことラリー・ウィルモア。日本では知られてない人ですがハリウッドで「The PJs」や「The Bernie Mac Show」などをヒットさせた、プロデューサー兼ライター兼コメディアンというマルチタレントなのですよ。 当初は「コルベアー・レポー」にあやかって「Minority Report」(レポーなのかレポートなのかは知らない)という番組名になると発表されてたのだけど、やはり映画の「マイノリティ・レポート」と紛らわしいということで今の名前に落ち着いたらしい(ちなみにあっちもTVシリーズになるみたいね)。 初回を観た限りでは、前半が時事ネタに関するモノローグで、後半が「特派員」やゲストを招いてのパネルディスカッションという形になるみたい。ゲストにはタリブ・クウェリや議員のコーリー・ブッカーなんかが登場していた。パネルディスカッションという点ではビル・マーの番組に雰囲気が似てるかな?ウルトラ保守というキャラクターを演じていたコルベアーに対し、ウィルモアはもっと普通のホストといった感
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海外テレビ番組

「12 Monkeys」鑑賞

Syfyチャンネルの新シリーズで、テリー・ギリアムが監督した1996年の映画のTVシリーズ版。ただしギリアムはこっちには何も関わってないみたい。 大まかな設定は劇場版と同じで、近い未来において何者かが放ったウィルスによって人類の大部分は死滅し、2043年には地球上の文明は崩壊していた。残った人間たちは使える道具などを漁って暮らしていたが、過去に人を送り込むことができる装置を発見する。そこで彼らはジェームズ・コールという男性を2015年に送り返し、ウィリスを散布したと思われる科学者を抹殺するよう彼に命じるのだったが…というようなプロット。 劇場版とはキャラクターの名前が少し違っていて、コールが過去で出会う女性科学者がキャスリンでなくカサンドラになっているのは劇場版でカサンドラ・コンプレックスが言及されてたことに由来するんだろうな。またブラッド・ピットが演じてたメンタルな人の役は女性が演じることになるみたい。 また劇場版でコールを過去に送る科学者たちは冷酷で人間味の無い存在として描かれていたが、こちらではもっとコールに協力的になっている。過去と未来の行き来も比較的容易にできるようだ
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海外テレビ番組

「Marvel's Agent Carter,」鑑賞

「エージェント・オブ・シールド」に続く、マーベル・コミックスのTVシリーズ第二弾な。 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のスピンオフ的な番組で、主人公はあの映画でヒロイン役だったペギー・カーター。キャプテン・アメリカが海の藻くずと消え、戦争が終わったあと、彼女はシールドの前身組織であるSSR(Strategic Scientific Reserve)のエージェントとして働くのだが、まだ女性の社会進出が珍しかった時代において男性の同僚たちには相手にされない状況であった。そんななか、ハワード・スタークが開発していた秘密兵器が闇市場に流出したという情報が入り、カーターは同僚たちを差し置いて単独で調査をはじめるのだが、謎の組織による陰謀が彼女を待ち受けていた…というような展開。 カーターを演じるのは劇場版と同じくヘイリー・アトウェル。ハワード・スタークも引き続きドミニク・クーパーが演じているけどすぐに海外に去ってしまうのでレギュラー出演はしないみたい。代わりにスターク家の執事であるエドウィン・ジャービスが彼女の補佐につき、いい感じの凸凹コンビを構成している。あとは「ア
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海外テレビ番組

「The Man In the High Castle」鑑賞

「Transparent」がゴールデン・グローブ賞を受賞したりして、米アマゾンのオリジナル・シリーズもネットフリックス並みの評価を得るようになってきたわけですが、3回目(だよな?)となるパイロット番組の一群がこないだ公開されまして、これはそのうちの1つ。 フィリップ・K・ディックのSF小説「高い城の男」を原作にしたもので、「Xファイル」のフランク・スポトニッツが脚本を書いていて、製作にはリドリー・スコットが名を連ねている。当初はBBCやSyfyチャンネルで放送されるという話もあったけど、結局アマゾンで公開されることになったわけか。思ったよりも製作が早かったな。 話の設定は原作に比較的忠実で、舞台となるのは第二次世界大戦に枢軸国が勝利し、ナチス・ドイツと大日本帝国によって分割統治された1962年のアメリカ。市民の生活はナチスや日本軍に厳しく監視され、ユダヤ人や障碍者などは弾圧の対象になっていた。一方でヒットラーは高齢のため死期が近づいており、ゲッベルスやヒムラーが後を継げばアメリカ全土の掌握を求めて戦争を仕掛けてくることを日本側は危惧していた。そんななかニューヨークからはレジスタンス
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海外テレビ番組

「EMPIRE」鑑賞

フォックスの新作TVシリーズ。 元ラッパーでプロデューサーのルーシャスはエンパイア・エンターテイメントという音楽企業を立ち上げて成功し、会社は株式公開も目前としていた。彼には3人の息子がおり、近々そのうちの一人に会社を継がせるつもりでいたが、彼の元妻で麻薬取引の罪で刑務所に入っていたクッキーが17年ぶりに出所してきて彼の前に現われる。会社の立ち上げ時の資金が、彼女が犯罪に手を染めて手配したものだということをちらつかせながら、彼女は会社の大きなシェアを要望する。そしてミュージシャンの次男のマネージメントを彼女が担当することになり、同じくラッパーとしてデビューする三男との競合が始まるのだった…というような展開。 いわゆるナイトタイムソープなので、ドロドロとした人間関係がコテコテに詰まってます。売れない頃に裏社会と関わっていたルーシャスはいまだにその関係から抜けきれないでいるし、さらに難病をかかえていることが発覚して余命数年と宣告される次第。彼の息子たち(ビジネスマンとして優秀だがミュージシャンでない長男、ミュージシャンとして優れてるがゲイである次男、若くて横柄な三男)も会社の経営権を
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映画評

「PRIDE」鑑賞

日本では「パレードへようこそ」という邦題で4月公開だそうな。 舞台は1984年のイギリス。サッチャー政権のもと各地の炭鉱は次々と閉鎖され、失業の危機に面した炭坑夫たちはデモやストライキで抵抗を試みていた。そのニュースを知ったゲイの活動家のマークは、「政府に迫害されている者同士が力を合わせるべきだ!」と決意して(当時は同性愛行為が違法とされていた)、レズビアンとゲイによる炭坑夫へのサポートグループを結成、寄付を募って炭坑夫に送ろうとする。しかし炭坑夫の組合は同性愛者たちと関わりになるのを嫌がったため、マークたちは炭鉱の街を直接支援することにする。そして南ウェールズのオンルウィンという小さな町を選んだ彼らは、住人たちに好奇の目で見られながらも炭坑夫たちを支援していくのだが…というストーリー。 失業の危機に対して奮闘するイギリスの労働者たちを扱った、「フル・モンティ」や「ブラス!」「リトル・ダンサー」といった一連の作品に連なるもので、あれらの映画が好きな人なら十分楽しめるんじゃないでしょうか。男女が偏見を乗り越えて団結するさまは、ベタながらもやはりスカっとするものなので。ただしオンルウ
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映画評

「THE INTERVIEW」鑑賞

んで今年の最初に観た映画がこれ。 巷でいろいろ話題になってるので大方のあらすじをご存知の人もいると思うが、セレブ相手のゴシップ・インタビューを得意としている番組のホストとプロデューサーが、実は北朝鮮の金正恩がその番組の大ファンであることを知り、彼に生放送でインタビューする機会を与えられる。これで俺らも真っ当なジャーナリスト扱いされると浮かれる2人の前にCIAが現れて、アメリカを核攻撃すると脅している金正恩をこの機会に極秘で暗殺するように依頼する。2人はこれを仕方なく承諾するものの、ホストの方は金正恩と接しているうちに情が移ってしまい…というような展開。 チャラけたホストを演じるのがジェームズ・フランコで、心配性のプロデューサー(ユダヤ人)がセス・ローゲン。ファニーマンとストレートマンという組み合わせはコメディの王道ですが、これに下ネタとかアメリカン・カルチャーのジョークとかがテンコ盛りになってます。英語でないと分かりにくいジョークもあるので、もし日本で公開されたとしてもそんなにウケなかったんじゃないかな(日本のソニーピクチャーズはDVD発売も含め完全に封印する予定だった)。 最
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雑記

謹賀新年

明けましておめでとうございます。 昨年は仕事の方はいつになくはかどったと思うのだけど、相変わらず周囲には理解されてなくて、何だかなあという感じでした。しかも今年は海外から強力な競合がやってくるみたいで、そろそろ身の振り方を改めないといかんかなと考えております。 プライベートのほうは相変わらず独り身で気楽ではあるのですが、自慢することでもないですかね。身体を崩して仕事を辞めることになった人の話とかもこの年になるといろいろ耳にするので、皆様も健康にはお気をつけください。肉はなるべく食べず、砂糖の摂取も控えて、徒歩に励みましょう。昼寝も重要だよ。あとは慢心して自滅した人もよく見かけるので、いつ何事もすべてダメになるかもしれないと思いながら1年を過ごしたいですね。 今年の目標としては、1日1曲は新しい音楽を聴いてみたいと考えております。あとはやはり手品を学びたいなあ。 それでは今年もよろしくお願いいたします。
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映画評

2014年の映画トップ10

評論家の方々がお選びになられている「6才のボクが、大人になるまで。」とかまだ観てないし、「アンダー・ザ・スキン」とか「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」とかが心の琴線に響かなかった俺ですが、今年は粒ぞろいの作品が揃った年だったような。ブロックバスター作品でも「ゴジラ」や「ガーディアンズ」みたいにちゃんと作り込んだものが多かったせいですかね(「トランスフォーマー」除く)。とりあえず上位5本と次の5本を、観た順にならべました: ・「アクト・オブ・キリング」 年の初めに観たのでインパクトはもう薄れたが、その重厚な犯罪の告白は衝撃的であった。続編はどういう内容になるんだろう。 ・「ウルフ・オブ・ウォールストリート」 ディカプリオってやはりコメディが向いてるのではないか、と長年感じてたことがズバリ当たったような作品。金と欲望がぎっちり詰まった3時間。 ・「X-MEN: フューチャー&パスト」 今年のアメコミ映画はみんな当たりなのだが(「シン・シティ」も大目に見る)、個人的にはやはり新旧のフランチャイズをしっかり融合させ、3つくらいのプロットをきちんと語り尽くしたこの作品をベストに推し
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映画評

「ヒックとドラゴン2」鑑賞

日本じゃ結局劇場公開しないんですってよ奥さん。 舞台は前作の5年後。青年となったヒックはトゥースレスとともに未知の土地の探索を行なっていたが、ある日ドラゴンを狩る男たちの集団に遭遇する。彼らを探ったヒックは氷に包まれたドラゴンたちの巣を発見し、そこを守る意外な人物に出会う。しかしドラゴンの撲滅を狙う男ドラゴの魔の手はその巣、さらにはヒックたちの故郷であるバークにも伸びてきて…という展開。 前作は本当に大傑作のアニメでして、今でもサントラをよく聴いたりするのですが、少年の成長とか異種族との和解とかボーイミーツガールとか、少年ものの王道の展開を真っ当から描いたところが素晴らしかったわけですね。それをやってしまったあとの今作では弱冠ネタ切れというか話が散漫になっている感が否めないが、しかしヒックが部族のリーダーへと成長していくさまはしっかりと描かれており、その象徴として重要な人物が○○したりと、結構ダークな展開が続くようになっている。その一方でケラケラ笑えるようなジョークも散りばめられているよ。 前作以上に多くの種類のドラゴンもでてきて、アルファ級(前作のボスみたいな連中)のドラゴン
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海外テレビ番組

「LAST CHRISTMAS」鑑賞

12代目ドクターになってから初の「ドクター・フー」クリスマス特番な。そんなに重要な展開とかは起きないんだけど、いちおうネタバレ注意。 ドクターと別れてクリスマスの晩に寝ていたクララたんの家の屋根にサンタクロースが落ちてきます。呆気にとられる彼女の前にドクターもやってきて、2人は北極の研究基地へ行くことに。そこでは4人の研究員がいるのですが、ほかの研究員は「夢ガニ」という宇宙生物に襲われて仮死状態になっていました。「夢ガニ」はフェイスハガーのごとく人の顔にとりつき、その人に夢を見させながらゆっくり脳を食らう恐怖の生物だったのです。この生物から身を守る方法を考えるドクターたちですが、クララたんが「夢ガニ」の餌食になってしまい…というプロット。 基地で怪物に襲われるという展開は「Warters of Mars」をはじめ何度もやってるので目新しさはないが、今回は「夢ガニ」が夢を作り出すということで、何が現実で何が夢なのかが分からないという設定が話を面白くしている。夢から覚めたつもりがそこはまた夢で、そこから醒めてもまた夢だった…と幾重にも夢が作られているのはまるで「インセプション」のよう
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海外テレビ番組

「Ascension」鑑賞

Syfyチャンネルのミニシリーズ。 架空歴史っぽい設定で、1960年代に冷戦の激化を懸念したアメリカ政府はプロキシマ・ケンタウリへの移民を企画し、350人の男女を乗せた巨大宇宙船「アセンション」を打ち上げた。アセンションは100年の時をかけてケンタウリに到達する世代宇宙船であり、物語は打ち上げの51年後に始まる。宇宙船のなかで生まれた世代が成人となり、アセンションの目的が搭乗員のあいだで希薄になっていくなか、プールのそばで少女の死体が発見される。当初は事故死かと思われたが、船に持ち込まれていないはずの拳銃によって彼女は射殺されていたことが判明する。さらにアセンションには衝撃的な事実が隠されていた…というプロット。 ネタばらしすると設定はJ・G・バラードの「アルファ・ケンタウリへの十三人」と同じなのだが、あそこまで真面目な内容になっているわけでもなく、もっとベタな感じ。むしろジュブナイルSFを映像化したような出来かな。宇宙船でのファッションやトレンドは未だに60年代なので「宇宙のマッドメン」などと比喩されているようだけど、他にも搭乗員の権力争いとかお色気シーンとかティーンのロマンス
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「コルベアー・レポー」最終回
海外テレビ番組

「コルベアー・レポー」最終回

ついにこの日が来てしまった。おれ2005年の放送開始時から全エピソード観ているわけで、それだけ愛着のあった番組が終ってしまうのは残念だなあ。フィナーレは番組の過去のゲストが大勢揃った合唱で大いに盛り上がったのでした。ヘンリー・キッシンジャーなんかよく連れて来れたな。 「デイリーショー」のスピンオフとして始まった番組だが、番組としてのスタイルが確立されたあの番組に対し、「レポー」はスティーブンが大統領選挙に出馬したり、冬季オリンピックチームのスポンサーになったり、イラクに行ったり、スーパーPACを立ち上げたりと、とにかく何でもありの展開がものすごく面白かったのですよ。この番組がきっかけで、あの伝説的なブッシュ批判のスピーチが生まれたことも憶えておくべきだろう。 ご存知の通りスティーブンはこのあと(というか来年夏な)デビッド・レターマンの後任として「レイトショー」の司会者になるわけですが、おそらく「レポー」のときほど好き勝手は出来ないんじゃないだろうか。レターマンと当分のあいだは比較されるだろうし、「右派の論客」というキャラクターを演じられるわけでもないから。とはいえまだ若いんだし、今後の
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海外テレビ番組

「The Librarians」鑑賞

TNTの新シリーズ。おれよく知らなかったんだけどノア・ワイリー主演の「ライブラリアン」というTVムービーが何本かあって、それのシリーズ化ということらしい。 舞台となるのはメトロポリタン公共図書館のはるか地下に位置する施設「ライブラリ」。そこでは施設自体が意思を持つとされ、魔法が世界を覆っていたころに作られた数々のアイテムが世界中から集められ、保管されていた。ライブラリに招かれたフリン・カーセンはそこの「ライブラリアン」としてアイテムを探す仕事をしていたが、ライブラリの宿敵であるサーペント団がフリン以外のライブラリアン候補たちを暗殺し始めたことから、フリンは生き残った4人の男女を集め、サーペント団の野望を打ち砕くべく、まずは失われたアーサー王の冠を探しに向かうのだった…というようなプロット。 「ライブラリ」はインディ・ジョーンズに出てくる「倉庫」みたいに聖櫃とか聖杯などが保管されてるのですが、TVシリーズということもあって雰囲気はむしろ「ウェイアハウス13」とか「レリック・ハンター」に似てるんじゃないかな。軽いノリの内容になっていて、突然オクラホマに忍者軍団(黒マスクをしてるだけ)
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海外テレビ番組

「MARCO POLO」鑑賞

ネットフリックスが100億円近い予算をかけて、ワインシュタイン・カンパニーと作ったオリジナル・シリーズ。 名前のとおりイタリアの商人のマルコ・ポーロがアジア東部を旅した話をベースにしたもので、撮影はカザフスタンやマレーシアで行なわれたみたい。商人の父を持ったマルコは彼とともにシルクロードをはるばる旅し、当時盛大な帝国を築いていたクビライ・カーンのもとへと赴く。そこで彼は父親に売られるような形でクビライの家来となり、徴税士となって帝国のあちこちの出来事を目にすることになるのだった…というような物語。 あちらのメディアではよく「ゲーム・オブ・スローンズ」との比較がされていて、まあ確かに宮廷内の人間関係とか、まだモンゴル帝国に降伏してない西安への侵攻にまつわる駆け引きなんかは「スローンズ」を意識してるんだろうなあという感じ。「スローンズ」ほどではないがおっぱいも出てくるものの、なんか女性がみんな色仕掛けの道具みたいな描写がされているのが気になったな。全体的な東洋の描写もちょっと気になるところがあるけど(道場とか)、おれ当時の歴史に詳しい訳ではないので何とも言えませんな。 冒頭では中国
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映画評

「LASTDAYS」鑑賞

キャスリン・ビグロー姐さんによる3分ほどの短編で、象牙の密輸がもたらす被害を訴えたもの。公式サイトはこちら。 綺麗な象牙の加工品が買われるところから始まり、時間をさかのぼってそれが密輸され、テロリストから売られ、象たちが象牙のために虐殺されていくさまが描かれていく。それに諸々のメッセージが重ねられるのだが、主なものを挙げると: ・希少動物の密輸は、銃や麻薬などについで世界4位の密輸ビジネスになっている。 ・象牙の密輸によって得られた収入は、ボコ・ハラムやジャンジャウィードといったテロ集団の資金源になっている。 ・15分に一匹の割合で、象が殺害されている。 ・あと11年もすれば野生の象は絶滅する可能性がある。 といったもの。アニメーション作品なんだけど、途中でナイロビのショッピングモール襲撃のフッテージが挿入されてるところがビグロー作品っぽいかな。 冒頭で象牙の加工品が買われるのは(たぶん)中国なんだけど、日本だって象牙のハンコが普通に売られているわけだし(「うちの店は許可を得てます」と謳ってるけど、象牙を扱ってることに変わりはないよね)、我々としてできることは象牙の需要を無く
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海外テレビ番組

「State of Affairs」鑑賞

「グレイズ・アナトミー」でちょっと人気出たので、契約途中にも関わらず番組を足蹴にして映画のほうに進出したものの、あまりヒット作に恵まれなくてテレビ業界に戻ってきた(と俺は聞いている)キャサリン・ハイグル主演の新シリーズ。 CIAのアナリストであるチャールストン(チャーリー)・タッカーは、機密文章である「大統領日報」に掲載する案件をとりまとめ、大統領に毎朝提出する業務を担当していた。この日報によって大統領はその日の最重要課題を知り、必用な処置を命じるために、日報に何が掲載されるかが政局を大きく動かすことになるのだ。そして彼女のもとに、ケニアでアメリカ人の医師が誘拐されたというニュースと、テロ組織のリーダーが目撃されたという情報が入ってくる。医師の救出とテロリストの捕獲についてどちらも100%の確証が持てないなか、どちらを日報に入れるべきかチャーリーは悩むのだが…というようなプロットが第1話。 これ単にどちらも報告して、大統領の指示を仰げばいいんじゃね?と思うのだが、まあそれをやったらドラマの醍醐味がないということで。大統領日報(PDB)は確かに非常に重要な情報が記された文章であるら
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映画評

「インターステラー」鑑賞

封切りしたばかりなのでネタバレにならぬよう感想をざっと: ・アンチの声は気にするな。あれだけハードなSFをきちんとブロックバスター映画に仕上げたノーランの手腕は評価されるべき。 ・とはいえ科学や物理に疎い俺でも「あれ?」と思うようなプロットの穴がワームホールのようにぽっかり開いているわけですが、細けえことはいいんだよ! ・ただしこの話って「2001年宇宙の旅」でやったことだよね?と思ったことも事実で、キューブリックがクラシック音楽とアシッドトリップ(みたいなもの)で抽象的に描いていたものを、下世話にオルガンをガンガン鳴らしてやり直した、と思われても仕方あるまい。 ・マン博士って名前から勝手に中国系かと思ってたら、あの人が頭脳明晰な科学者でしたかそうでしたか。 ・一家のうち父親だけがテキサス訛りで話すってことありえるのかな?子供たちも影響受けたりしない? 繰り返すが「ダークナイト(特にライジング)」同様にツッコミを入れようと思えばいくらでも入れられるのだが、安直な大作でなく考えさせられる映画を作って客を集めてるクリストファー・ノーランはちゃんと評価されるべきであろう。一見の
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映画評

「シン・シティ 復讐の女神」鑑賞

9年ぶりの続編。以前から公表されていた通り、原作のうち「A DAME TO KILL FOR」を主軸に置いたもので、語られる話は4つ。前作と異なりうち2つは映画版オリジナルの脚本となっている。セグメント順に説明すると: 「Just Another Saturday Night」 1話読み切りのやつが原作。タイトル前のちょっとした短編ですね。マーヴを演じるのは前作に続いてミッキー・ローク。 「The Long Bad Night (Part I)」 映画オリジナルの話。というか出版されなかった原作の話を使ってるのかな?ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるギャンブラーが街にやってきて、悪徳政治家に賭けを挑む。抜群の賭けのセンスを持つギャンブラーはカッコいいんだけど…。 「A Dame to Kill For」 これがメインの話。ドワイトを演じるのはクライヴ・オーウェンに代わってジョシュ・ブローリン(いちおうオーウェンにも打診はしてたらしい)。まあ原作通りの話かな。前作の「The Big Fat
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海外テレビ番組

「SIMPSORAMA」鑑賞

過去に2〜3回打ち切られた「フューチュラマ」がまた帰ってきた! といっても残念ながらシリーズがまた始まる訳ではなく、これは「シンプソンズ」におけるクロスオーバー的エピソード。「シンプソンズ」はこないだ「ファミリー・ガイ」ともクロスオーバーをやったのでギミックにばかり頼ってんなあ、という気はするもののプラネット・エクスプレスの面々がまた拝めるのは嬉しいこってす。 雷雨の夜にシンプソンズ家に現われた侵入者、それは31世紀からやってきたベンダーだった。ビール好きなことで彼とすぐに意気投合するホーマーだったが、実はベンダーの指名はホーマーを殺すことだった。しかしベンダーはそれに従えず、代わりにリーラやフライたちが過去にやってくる。実は31世紀のニュー・ニューヨークはホーマーのDNAを持った怪物たちに占領されており、壊滅状態なのだという。その原因を調べることにしたシンプソン一家とプラネット・エクスプレスのクルーたちだったが、怪物たちがタイムマシンを破壊したことで今度は皆が31世紀に行ってしまい…というプロット。 まあ「シンプソンズ」の黄金期(3〜8シーズンあたり)に比べるとジョークの密度
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映画評

「TO BE TAKEI」鑑賞

第二次大戦中は日系人の強制収容所で育ち、60年代に「スター・トレック」のスールー役として世界の人気者になり、そして2000年代になってからカミングアウトしてゲイのアイコンとなり、77歳にしてSNSで膨大なフォロワーを誇るという実は唯一無二の人生を送ってきたジョージ・タケイについてのドキュメンタリー。 旦那であるブラッド・アルトマンとの睦まじい夫婦(夫夫?)仲を紹介しながら、彼の生い立ちが語られていくもので、東京生まれでアメリカにやってきた父と、アメリカ生まれだが人種で隔離された学校を避けて日本で教育を受けた母とのあいだに生まれたジョージは、第二次大戦の勃発により一家の家財がアメリカ政府に没収され、カリフォルニアからアーカンソーの強制収容所に運びこまれ、終戦までそこで暮らすこととなる。ここらへんは日本人にとっても興味深い証言じゃないかな。 そして終戦後に解放された一家はカリフォルニアに戻り、父は中華料理屋の皿洗いから始めて再び家庭を支えることになる。青年になったジョージは当時から男性に興味があったわけだが、ここらへんのセクシャリティの目覚めについては結構フランクに語ってるのね。さら
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海外テレビ番組

「TOO MANY COOKS」鑑賞

なんかアダルト・スイムが、インフォマーシャルばっかり流してる朝4時にとつぜん放送した動画らしいが…70年代のシットコムのオープニングの無邪気なパロディかと思いきや、だんだん変な方向に向かっていって、ついでに刑事ものやSF番組ものパロディになって、人がどんどん惨殺されるという…。グロとナンセンスはアダルト・スイムのお家芸ではあるのだが、何の告知もなしにしれっと放送してしまうセンスがいいな。12分と少し長めだが、観てるうちにちょっとラリってくるので周りに人がいないときに観るのをおすすめします。高画質版はこちら。
映画評

「Life Itself」鑑賞

昨年亡くなった映画評論家ロジャー・イバート(エバート)の伝記ドキュメンタリー。晩年に執筆した同名の自伝を基にしたもので、映画論などよりも人としてのイバートに焦点をあてた内容になっている。 若い頃からジャーナリズムに興味のあったイバートは、大学卒業後に地元イリノイの新聞社シカゴ・サン=タイムズに雇われ、そこで映画批評の記事を書いて若いうちから頭角を示していく。イバートのナレーションや知人たちへのインタビューによって当時のことが語られていくのだが、なぜ彼が突然ラス・メイヤーの映画に共感し、カルト映画「ワイルド・パーティー」の脚本を書くことになったのかについては、未だに知人たちが当惑しているのが興味深い(「おっぱいだよ!」という明確な説明もされるのだが)。 そして1975年には映画評論家として初めてピュリツァー賞を受賞し、それからライバル新聞社の評論家であるジーン・シスケルと組んで「Two Thumbs Up!」で有名な映画番組「At The Movies With Gene Siskel & Roger Ebert」を製作してお茶の間の人気者になっていく。シスケルとは長年のパートナー
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海外テレビ番組

「Constantine」鑑賞

ヴァーティゴ・コミックスの「ヘルブレイザー」…もとい、DCコミックスの同名作品を原作にしたNBCの新シリーズ。 キアヌ君がアメリカンなバージョンを演じていた映画版とは異なり、こっちのジョン・コンスタンティンは金髪のイギリス人でコミック版によく似た外見を持っている。冒頭ではちゃんとイギリスのレイヴンスカー精神病院に収容されているものの、マーケットの都合もあって舞台はすぐさまアメリカに移ります。そこで彼は幽霊を見ることができるイヴという少女を悪魔から救い出し、2人は悪魔退治のために全米横断の旅に出る…という展開になるはずだったのが、イヴ役の女優が第1話のあとで降板してしまったため、別の女性(原作のゼドね)が登場することになるらしい。 原作(特にヴァーティゴ版)では結構えげつないキャラクターだったコンスタンティンだが、こっちでは比較的おとなしめ(?)になってる感じ。エクソシストという肩書きで呪文や魔法陣などで悪魔と戦うのだが、毎回そんな展開だったらすぐ飽きてしまいそうだな。コンスタンティンは他のコミックに脇役で出ているほうが、謎めいた雰囲気があって面白いとずっと前に書いたけど、主人公の
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