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海外テレビ番組

「Finding Carter」鑑賞

最近はABCファミリー化が進んでるような気がする、米MTVの新作シリーズ。 シングルマザーのローリに育てられたカーターはイケてるティーンエイジャーで、母親とも仲良くやっていたが、ある晩に羽目をはずして警察に逮捕されたことがきっかけて、衝撃的な事実が明らかになってしまう。実は彼女はローリの娘ではなく、3歳のときにローリによって誘拐されたというのだ。すぐさま実の家族に連絡が入り、彼らと「再会」するカーター。そこで彼女は自分に両親や祖母、兄弟がいるだけでなく、自分の実の名前が「リンドン」であることを知る。新しい生活に慣れようとする一方で、ローリのことが忘れられないカーター/リンドンは、警察から逃れて失踪した彼女を助けようとするのだが…というプロット。 カーターに(二卵性の)双子の妹がいたり、実の母親が刑事をやっててローリを探し出そうとするあたり、いろいろお膳立てが揃った設定ですな!と思うが、まあいい。でもなんか実の家族がすごく近所に住んでたことになってるんだけど、それで10数年も顔が割れなかったって凄いなローリ。そしてこんな事件があれば当分のあいだカーターは病院でセラピーとか受けさせら
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海外テレビ番組

「MATADOR」鑑賞

ロバート・ロドリゲスが所有するヒスパニック向けネットワーク「El Rey」の、「From Dusk Till Dawn」に続くオリジナルシリーズ第2弾。第1話の監督はロドリゲス御大で、クリエーターには最近ハリウッドで微妙な大作を連発しているアレックス・カーツマンとロベルト・オーチーが名を連ねている。 トニー・ブラボーは覆面捜査を行なう麻薬取締局の捜査官だったが、彼の能力に目を付けたCIAのエージェントに誘拐されるように引き抜かれ、怪しいビジネスに手を染めている大富豪の調査を行うように命じられる。その大富豪はLAのサッカーチームのオーナーであったことから、彼に近づくためにトニーは女子サッカーの金メダリストによる猛特訓を受け、チームの入団テストに見事にパスする。「マタドール」(闘牛士)のニックネームをもらってチームに加わるトニーだったが、彼のことを好まない者も何人かいて…というようなプロット。 サッカー選手で秘密エージェントの主人公というと望月三起也のマンガみたいだけど、あんなクールなドンパチがあるわけでもなく、ベタな演出が続くテレノベラ的な内容になってます。ロドリゲスもなんかやっつ
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アメコミ

ベルイマン版「ザ・フラッシュ」

「AVクラブ」で知ったネタですが、イングマール・ベルイマン風の「ザ・フラッシュ」だそうな。くだらんと思いつつも笑ってしまった。 作者はパトリック・ウィレムスとかいう映像作家みたい。でも残り1分の自己宣伝はいらんだろ。 なお「ザ・フラッシュ」は秋に始まるThe CWのシリーズのやつも結構面白いですよ。
海外テレビ番組

「THE LEFTOVERS」鑑賞

「LOST」で株を上げて「プロメテウス」で下げた感のあるデイモン・リンデロフによる、HBOの新作シリーズ。例によって第1話が公式に公開されてるのでIPアドレスを(以下略)。 10月14日、世界中から人々が突然消え去るという事件が起きる。年齢や性別、人種に関係なく突如として彼らはいなくなり、その総数は世界人口の2%にものぼった。それから3年後、残された人々は喪失感を抱えながらも通常の生活に戻っていたが、その一方では無言を貫くことを信条とする白装束のカルト集団が信者を増やしており、さらには人々の苦しみを取り除くことができるという謎の人物をリーダーとした別のグループが活動を始めており、そのリーダーはこう呟くのだった:「恵まれた時期は終わった」と…というようなプロット。 「リトル・チルドレン」とかの原作者であるトム・ペロッタの小説を原作にしたもので、ペロッタも脚本に関わっているほか、第1話の監督はピーター・バーグが務めていた。なんかよく分からん謎があって、登場人物がたくさんいて、彼らの過去と謎が徐々に語られていくさまは「LOST」的なのですかね?ただしHBOの番組ということもあってちょっ
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映画評

「The Final Member」鑑賞

70分ほどの短いドキュメンタリー。しかし面白かった。 舞台となるのはアイスランドの小さな漁村フーサビク。ここには世界で唯一の「ペニスの博物館」があり、元教師のシギ・フヤターソン(Hjartarson)が40年近くに渡って蒐集した、ありとあらゆる哺乳類のペニスの標本が、ハムスターからマッコウクジラまでびっしりと飾られていた(つうかみんな骨があるのね)。しかしそんなシギのコレクションにも、1つだけ欠けている標本があった。そう、ホモ・サピエンスこと人間の生殖器(以下、チンコと呼ぶ)である。自分が死ぬ前にどうにかコレクションを完成させたいと願うシギは標本のドナーの募集をかけ、同じくアイスランド人のパール・アラソンより、自分が死んだら標本を献上するとの約束をもらう。しかしそれに対抗して名乗り出たのがアメリカ人のトム・ミッチェルで、「エルモ」と名付けられたチンコ(oh...)を持つ彼は、「世界初の標本となるのはアメリカ人だ!」という考えを持ち、「エルモ」の頭に星条旗のイレズミを施し(oh...)、さらには彼が死ぬ前にエルモを切り取って(!)献上することをシギに提案する。ミッチェルの強引な態度に
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海外テレビ番組

「TYRANT」鑑賞

FXネットワークの新作シリーズ。 バサム・アルファイードは中東の国家アブディンの独裁者の次男であったが、テロなどによって乱れた母国に嫌気がさして政治の後継ぎを兄のジャマールに任せ、自分はロサンゼルスに移住して20年が経とうとしていた。医者として働きアメリカ人の妻子も持ったバサムだったが、甥の結婚式が開かれるということでアブディンに戻ってくるよう父に命じられる。家族に説得されて渋々と母国に戻ったバサムだったが、テロリストだと疑われた人物を兄が拷問するのを目にして、早々に国を去ることを決意する。しかし結婚式において父が心臓発作を起こして死亡し、さらには兄が交通事故によって重傷を負ったことから、彼はアブディンに留まることを余儀なくされてしまう…といような内容。 クリエーターのギデオン・ラフはイスラエル人で、オリジナルの「ホームランド」を作った人なのか。これも「ホームランド」のような政治サスペンスの要素もあるが、むしろ愛憎うずまく家族ドラマになるのかな?短命に終ったNBCの「KINGS」にちょっと似ているかも。 アブディンは当然ながら架空の国家で、イスラム文化を侮辱しないように気をつか
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映画評

「グランド・ブダペスト・ホテル」鑑賞

いやー素晴らしい出来ではないですか。公開中なので感想をざっくりと: ・今までのウェス・アンダーソン作品のシュールな展開がまったりと続く内容とは違って、歴史および(ファシズムが近づくことの)ペーソスが加わっており、話に深みを与えている。これって結構大きな発展であろう。 ・他にもアンダーソン作品の特徴であったブリティッシュ・ロックを一切排除したり、画面のアスペクト比を変えたりと細かい試行が施されていて、実にアンダーソン的でありつつも新たなスタイルを確立している感じ。 ・アンダーソン作品ではお馴染みの役者たちもたくさん出ていて、あまりにもたくさん出ているためビル・マーレイとかオーウェン・ウィルソンなんて連続出演記録をつくるためだけのカメオ出演のようになってしまっていたな。 ・一方でアンダーソン作品初出演で主役を務めるレイフ・ファインズが本当に見事で、この人はコメディもきちんと演じることができるのだと実感させられた。 ・そしてハーヴェイ・カイテルが久しぶりに裸になっていて、ああやはりこの男は脱ぐのが好きなのだとひと安心。 ・興行的には世界中でヒットしてるらしいですが、これで初めて
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海外テレビ番組

「DOMINION」鑑賞

Syfyチャンネルの新番組。なんかポール・ベタニーが主演した2010年の映画「レギオン」の続編だそうですが、なぜあんなマイナーな映画の続編を今さら?監督が売り込み頑張ったんだろうな。 舞台は映画版の25年後。神が去ったあとの世界は天使たちに襲撃されて荒廃し、生き残った人類たちは各地の都市に散らばって暮らしていた。主人公のアレックスは城塞都市となったラスベガスを護る兵士の一人だったが、ある日彼を幼いときに見捨てた父親と再会する。彼の父親こそ映画版のジープ・ハンソンであり、彼は体中につけられたイレズミの謎を解明するために世界を放浪していたのだった。その一方でラスベガスの指導者たちの間では不穏な権力争いが起き、さらにはより強力な天使を味方にした天使たちが街を襲撃する…というような内容。 おれ「レギオン」いちおう観たけど内容憶えてないがな…ジープ・ハンソンに加えて、人間たちの味方となる天使ミカエルが映画版に引き続いて登場するのだが、ポール・ベタニーが演じてないので同じ役だと気づくのに30分くらいかかったぞ。映画版は砂漠のなかのダイナーを天使たちが襲撃するという単純な内容だったけど、こちら
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映画評

「SUPERHEROES」鑑賞

前からちょっと観たかったHBO製作のドキュメンタリー。 いわゆる『キック・アス』的な、リアルにスーパーヒーローの格好をして犯罪と戦う人たちを追ったもので、サンディエゴやブルックリン、はてはバンクーバーと北米各地で活動する、『マスター・レジェンド』や『ミスター・エクストリーム』といった人々を紹介している。おそらく世間的にいちばん有名なヒーローであるシアトルのフェニックス・ジョーンズは登場していなかった。 もちろんタイトルとは裏腹に誰もスーパーパワーなんて持ってなくて、格闘技を習ったりプロテクターを着けたりスタンガンを持ったりして夜のパトロールへと彼らは出かけていく。彼らがヒーローになった動機はおおまかに2つあって、崩壊家庭の出身で学校でもイジめられており、その反動でヒーローになったというのと、困っている人たちを見過ごすことができずに社会貢献のためヒーローになったというもの。「ウォッチメン」でも言及されていたキティ・ジェノヴィーズ事件を動機に挙げていた人もいたな。あと「子供のときにコスチュームをまとってイジメッ子を待ち伏せし、ボコボコにした」と語る人もいるんだが、それって犯罪では…。
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海外テレビ番組

「Halt and Catch Fire」鑑賞

AMCの新シリーズ。例によって公式サイトで第1話が視聴可能。タイトルはコンピューターを暴走(?)させる初期のコマンドらしい。 舞台は1983年。IBMがコンピューター市場を席巻しているなか、元IBM社員のジョー・マクミランがテキサスにある弱小コンピューター会社のカーディフ・エレクトリックにふらっと現れ、そこで働くことに。そしてそこの社員であるゴードン・クラークの才能に目を付けたマクミランは、大きな仕事を持ちかける:それはIBMの人気コンピューターをリバース・エンジニアリングするというものだった。その合法性に疑問を抱きながらも、かつて自身のプロジェクトが挫折した経験を持つクラークは熱意を持って作業に取り組む。さらにマクミランは自分たちの意図をIBMに通告し、彼らが法的措置をチラつかせたことでカーディフ・エレクトリックは否が応でもマクミランを支援しなければならない状況を作り出す。そして才能ある女学生のキャメロン・ハウをチームに加えたマクミランたちは、IBMという巨人を相手にコンピューター業界に革命をもたらそうとするのだった…というプロット。 あちらのメディアでは「80年代版マッドメン
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海外テレビ番組

「CROSSBONES」鑑賞

「刑事ジョン・ルーサー」のクリエーターによりNBCの新作シリーズ。この時期に始まる番組って、シットコムの場合は殆どが見殺しにされるわけですが、ドラマのほうは1年前にパイロットが製作されてた「NIGHT SHIFT」とか「GANG RELATED」をネットワークがそれなりに力を入れて宣伝してるわけで、あれってどういう扱いになるんだろう。ミッド・シーズンならぬ夏のシリーズ?この番組もいま始まってミニ・シリーズ扱いになるのかどうかよく分からず。 舞台は1712年。圧倒的な海軍力をもって七つの海をまたにかけていたイギリス帝国だが、それでも海では遭難や難破が相次ぎ、また幾つかの船は海賊の餌食となっていた。そこでより安全な航海を達成させるためにクロノメーターが発明され、ジャマイカからイギリスへと運ばれることになる。しかしクロノメーターを運んだ船は海賊に襲撃され、船医のトム・ロウは捕獲されて謎の島へと連行される。その島を支配するのは死んだと思われていた悪名高き海賊ブラックベアードであり、彼はクロノメーターの秘密をロウから聞き出そうとする。しかしロウは実はイギリスから密令を受けたスパイであり、その
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映画評

「ゴジラ」鑑賞

これもアメリカで観てきたので、ネタバレにならぬよう感想をざっと。なお俺自身は昭和版のゴジラやガメラ作品はそれなりに観ていたけど、84年の「ゴジラ」を最後にそれ以降のものは観ておりませぬ。 ・まず何よりも「人智を超えた存在」かつ「正義の味方」であるゴジラの描写が巧みなバランスで描かれていたと思う。 ・もうご存知の方も多いかとは思いますが、ゴジラ以外の怪獣が劇中では登場するわけで、それらを悪役にすることでゴジラを(いちおう)人間の側に立たせることができているわけなんですね。 ・話の後半になるまでゴジラがまっとうに姿を見せない演出は賛否両論あるみたいだけど、ベタに出まくるよりも良いんじゃないですか。むしろゴジラの全貌をなかなか見せないことで臨場感を高めている。 ・そしてゴジラに多くの「決め」のシーンを与えてるあたり、監督は分かってんなあと。放射能火焔を吐く前に、暗闇のなかで青く光る背びれが映ったときはゾクゾクしましたね。 ・「人間 VS 怪獣」のスタンスをとっていたエメリッヒ版「ゴジラ」に対し、こちらの怪獣たちは自然の猛威の象徴であり、人間たちはその猛威を目前にしてうろたえること
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映画評

「X-MEN: フューチャー&パスト」鑑賞

アメリカで観てきてしまったのだよ。ネタバレにならぬよう簡単な感想を: ・『Xメン映画の中では最高の出来』という声がアメリカでは既に挙ってまして、確かに個人的にも『X2』と並んで非常に楽しめた作品であった。 ・アクション映画ながらもヒューマンドラマ(ミュータントドラマ?)をきっちりと仕立てていて、ベトナム戦争とパリ協定という争乱の時代を背景に、迫害されるミュータントの葛藤をうまく描いている。 ・未来と過去(1973年)の物語が同時に進むため、プロットがみっちり詰め込まれた内容になっているものの、決して煩雑にはなっておらず、密度の高い展開が進展していく。ただしキャラクターの説明などは殆どされないため(特に未来のXメン)、過去の作品やコミックに詳しくない人は十分に楽しめないかもしれない。 ・つうかキティ・プライドのあの能力ってコミックにも登場しないぞ。エレン・ペイジが可愛いので許すけど。 ・未来のXメンはそんなに登場しなくて、70年代のファースト・ジェネレーション組とウルヴァリンが主役扱い。やはりマイケル・ファスベンダーの役がいちばん良くて、プロフェッサーXと手を組むもののいつ裏
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映画評

機内で観た映画2014

またちょっと海外に行ってたので、機内で観た映画の感想をざっくりと: ・「LEGO® ムービー」 「LEGOムービー」と「®」を抜かして書くと訴えられたりするのだろうか。終盤のメタな展開には驚いたが、「とりあえず何でも組み立ててみればいいじゃん」ということを謳った脚本が素晴しい。バットマンの声はウィル・アーネットでも悪くないのだが、やはりケヴィン・コンロイにあてて欲しかったな。 ・「CUBAN FURY」 サルサ・ダンスをテーマにした、ニック・フロストとクリス・オダウドが出ているコメディ。まあ典型的なイギリスの小規模コメディといった感じで、良くはないんだけどそんなに悪くもない。出演者のファンだけにお勧めできるような作品。練習もなしで見事なダンスをしてしまうオリヴィア・コールマンのキャラクターはちょっと反則だろう。 ・「Alan Partridge: Alpha Papa」 言わずと知れた、スティーブ・クーガン演じるアラン・パートリッジの劇場版。テレビ版をそんなに観てたわけではないのですが、今回のパートリッジはずっと「場の空気が読める」人になってるような?コルム・ミーニー演じる立てこ
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映画評

「her/世界でひとつの彼女」鑑賞

スパイク・ジョーンズの新作。 舞台は近未来のロサンゼルス。恋人や家族への手紙のメールの代筆業をしているセオドアは、別れた妻との離婚協議をズルズルと引き延ばしているような男性で、内気な性格のために新しい彼女を見つけることもままならない。そんなとき、ユーザー個人に進化して適応してくれるというコンピューターの新しいOSを見つけ、早速自宅のPCとスマートフォンにインストールする。音声で語りかけてくれるそのOSは自らをサマンサと名付け、セオドアのさまざまな世話を行なうようになる。そんなサマンサと気楽な会話を続けていたセオドアだが、やがて彼らは人種(?)の壁を越え、互いに愛し合う仲となる。しかしサマンサが進化を遂げていくにつれ、2人の仲は微妙な仲になっていき…というストーリー。 女声のOSと恋に落ちる男の物語、と聞くとキモがられるかもしれないが、そこらへんは比較的サラっと受け流されていて、拒否感を示す人もいる一方で普通に受け入れる人もいて、セオドア以外にもOSと親密な仲になる人たちも登場する。とはいえ真っ当なラブストーリーというわけでもなく、いろいろSF的な要素も絡んできていて、そこらへんの
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海外テレビ番組

「Penny Dreadful」鑑賞

Showtimeの新作シリーズ。クリエーターは「スカイフォール」脚本家のジョン・ローガンで、プロデューサーとしてサム・メンデスが関わっている。例によって第1話が公式サイトで視聴できるのでIPアドレスをゴニョゴニョしてみよう。 舞台は1891年のロンドン。曲芸撃ちの興行のためアメリカからやってきていたイーサン・チャンドラーは、ヴァネッサという謎の女性に腕を見込まれ、とある仕事の用心棒を依頼される。その夜に指定された場所に向かうと、そこで彼を待っていたのはヴァネッサと、マルコム・マーレーという初老の男性であった。そして3人が地下の通路に向かったところ、この世のもとは思えない男たちに彼らは襲撃される。男たちを撃退し検死医に調べてもらったところ、それはエジプトのヒエログラフを身にまとったまったく謎の怪物であった。実は怪物たちはこの世界とは異なる次元からやってきた存在であり、マーレーの娘が彼らに誘拐されてしまったために彼とヴァネッサは怪物と戦っており、イーサンは彼らに加わるよう求められる。一方では怪物を調べた検死医が自室で怪しい実験を行なっており、落雷とともに椅子につながれた人造人間が動きだ
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映画評

「GOD LOVES UGANDA」鑑賞

昨年のアカデミー賞にもノミネートされたドキュメンタリー。 こないだウガンダでは同性愛を犯罪とみなし、終身刑の厳罰に処することができる法案が署名されて国際的な批判を受けたわけだが、その思想の根源はアフリカでなくアメリカのキリスト教右派にあるとする内容。世界各国に宣教師を送り込みキリスト教の教えを伝道しようとする団体「International House of Prayer」(通称IHOP。日本にも支部があるようだけど日本語の団体名が分からなかった)は、イディ・アミンが失脚したのちに混沌状態にあったウガンダに目を付け、アフリカでの伝道の拠点とするために宣教師たちを送り込むようになる。彼らは住民のために献身的に活動する一方で、同性愛や婚前のセックスは悪だとするキリスト教保守の考えを持ち込み、やがてウガンダの政治家たちも感化されていく…というような話。 IHOPの宣教師たちは目つきや話し方がちょっとヤバい感じがするのですが、彼らの目的は単なる布教だけでなく、もっとパワーゲームめいたものであることが劇中では示唆されている。クリントン政権のときはコンドームの使用についてアメリカから補助を受
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映画の雑記

ベクデル・テストとハリウッドの男性主義

最近いろんな映画関連の記事で目にするようになったものに「ベクデル・テスト(Bechdel test)」というものがありまして、これはアリソン・ベクデルが1985年に描いたコミックストリップ(上の画像)での会話が起源らしいが、要するに「その映画はどれだけ女性をまっとうに描いているか?」ということを測るテストだそうな。これは3つの基準から成り立っていて、 ・(名前のついている)女性キャラクターが2人以上登場するか ・それらの女性たちはお互いに会話をするか ・その会話の内容は、男性に関するもの以外のことか というもの。当然ながらより多くの基準を満たしたほうが女性をリスペクトした映画とみなされるわけで、最近の映画をこのテストにかけた結果を表示してるサイトもあったりする。例えば「キャプテン・アメリカ2」ではスカジョ演じるブラック・ウィドーが主役並みに活躍している一方で、女性同士が会話するシーンは無かったし、女性3人が主人公の「The Other Woman」も彼女たちが話すのは男のことばかりなのでテストは不合格、といった感じ。 もちろんこのテストだけをもとに、じゃあ「ゼロ・グラビティ」は
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海外テレビ番組

「REVIEW」鑑賞

コメディ・セントラルでこないだ第1シーズンが終わったシリーズ。 オーストラリアの作品をリメークしたもので、コメディアンのアンディ・デイリーがフォレスト・マクニールという司会者に扮し、人生におけるさまざまな物事をレビューし、5つ星評価を与えていくというもの。 レビューの対象は視聴者(もちろんフェイクね)から寄せられるわけだが、それがどれも過激なものばかり。「万引き」「中毒」「退職」といったものから、「レイシストになること」「乱交」「復讐」といったことまで。真面目なフォレストはそれらを律儀に体験していくわけで、「中毒」では本当にコカイン中毒になり、「宇宙」では宇宙に行き、「離婚」では本当に妻と離婚してしまう!オムニバス形式のようでシーズンを通して話がつながっていて、離婚した妻とのやりとりが多くのレビューに影響したりしている。 レビューをすることでフォレスト自身が不幸になるだけでなく、周囲の人間も多大な被害を被って、しまいには死人が出たりと真っ黒なジョークが展開されるわけだが、どんな犠牲を払おうともレビューを完徹しようとするフォレストの姿がとにかく笑えるのですよ。メタなジョークもいろ
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海外テレビ番組

「BLACK BOX」鑑賞

ABCの新作医療ドラマ。プロデューサーに「ドクターハウス」のブライアン・シンガーが名を連ねている。 キャサリン・ブラックは優秀で著名な神経科医であったが、彼女には大きな秘密があった。実は彼女自身も母親譲りの双極性障害を持っており、薬を服用しないと極端な躁鬱状態になってしまうのだ。彼女は病院の同僚にはこのことを隠して患者の治療にあたっていたが、婚約者には自分の障害のことを明かしてしまい…というような話。 古きは「ベン・ケーシー」あたりの頃はテレビのお医者さんって高潔な存在だったのでしょうが、21世紀の今となってはみんな何かしらの問題を抱えてるのが普通なようで、ドクターハウスなんかは肉体的にも精神的にも欠陥があったし、去年の「DO NO HARM」なんか医者が二重人格のサイコパスですからね。そんでこのキャサリン・ブラックもすごく問題を抱えてる人で、婚約者に自分の障害を伝えて「ちゃんと薬は服用するから」と言ったくせに「彼には自分の最悪の状態を知ってほしい」ということで薬と婚約指輪を投げ捨て、躁状態になって病院の同僚と寝てしまうという…いやあ…。というか病院にも自分の症状がバレてないか?
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海外テレビ番組

「Last Week Tonight With John Oliver」鑑賞

「デイリーショー」を円満に降板したジョン・オリバーが、HBOに引き抜かれるような形で司会を務めることになった風刺ニュース番組。例によって初回がYouTubeで公開されているのでIPアドレスをゴニョゴニョしてみよう。 その週の出来事を日曜日に面白おかしく報じるという内容のもので、「デイリーショー」と違ってゲストとのトークなどはなし(ただし初回にリサ・ローブがちょこっと出ていた)。ニュースクリップに絶妙なツッコミを入れるスタイルは「デイリーショー」(特にオリバーが司会をしてたエピソード)そのまんまで、あれや彼のポッドキャスト「THE BUGLE」に比べてそんなに新鮮味はないかな? ただしHBOということで「デイリーショー」よりも実質10分くらい長く(あと四文字言葉の規制もない)、週一回の番組ということでニュースを少し深く掘り下げる内容になっているみたい。初回ではインドの選挙について詳しく説明してました。あと司会がイギリス人ということもあり、彼の国の風刺番組「Have I Got News For You」にどことなく似てるような…似てないかな? ジョン・オリバーの司会の腕前は「デイ
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海外テレビ番組

「BAD TEACHER」鑑賞

CBSの新シットコムで、キャメロン・ディアスが主演した同名の映画のテレビ版。 メレディスは裕福な夫と離婚したが、結婚前の契約をきちんと読んでいなかったために慰謝料などは何も受け取れず、文無しで友人宅に転がり込むことに。そしてその家の娘から高校で教師を募集していることを教えられ、経歴を偽証して職を得ることに成功する。彼女の狙いは、生徒たちの裕福なシングルファーザーをつかまえて玉の輿結婚をすることだった。しかし彼女のことを快く思わない同僚の女教師から妨害の手が入り…というようなプロット。 個人的には劇場版を観てないのであっちとの比較はできないのだが、教職員同士の関係だけでなく、生徒たちとの関係がもっと強調された内容になってるのかな?学校で虐げられているオタクな少女たちをメレディスが型破りな手法で助ける展開とかはすごくベタなんだけど、まあ悪くはないかな。 主役を演じるアリ・グレイナーって、キャメロン・ディアスをさらに緩くしたような体型の人。ホットなティーチャーというよりもアンナ・ニコル・スミスみたいな感じなのですが、まあそういうのに惹かれるダディもいるということにしときましょう。彼女
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映画評

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」鑑賞

とてもよく出来た作品ですよ。何を書いてもネタバレになりそうな内容なので、感想を手短に。 ・ジョー・ジョンストンのレトロ趣味が合っていた前作に対し、こちらは70年代スリラーの雰囲気を漂わせて、現代におけるキャップの存在意義をうまく描いている。コメディ畑の、あまり手がけた作品も多くない監督にこれだけの大作をまかせて、ちゃんと結果を出させているところが凄いなあと。 ・原作をうまくアレンジして、プロットやキャラクターを詰め込みすぎずに、あくまでも映画として楽しめる内容になっている。ここらへんは「アメスパ2」と違って、既にフランチャイズが確立されている側の強みだろうな。 ・その一方で、今回の展開とエンドクレジット後の映像が、アベンジャーズ続編(というかウルトロンそのもの)とどうつながるか予想もつかんのですが、そこは胸をときめかせて期待しときましょう。 ・「アイアンマン3」でもA.I.M.のメンバーはユニフォーム着てなかったけど、ヒドラの諸君にはぜひこれやって欲しかったな: ・いままで映画のなかでトリスケリオンが言及されたことってあったっけ? ・ギャリー・シャンドリング、ちょっと不
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映画評

「アメイジング・スパイダーマン2」鑑賞

公開中なので簡単な感想をざっと: ・こないだ「ロボコップ」観た時も思ったんだけど、なんか話を詰め込みすぎて、描写しなければならないシーンが多くなり、おかげでかえって全ての場面がせかされたような感じになっている。2時間半近い尺なのに、話のフラグ立てばかりやっていてメリハリがなくなっているような? ・そりゃフランチャイズのキャラクターをいろいろ登場させないといけないだろうし、スピンオフ作品への伏線も張っておく必用があるのだろうけど、もっと各キャラクターの動機や心境を描いて話に緩急をつけないとさあ。グリーン・ゴブリンなんて「へ?なんで突然飛べるの?」といった展開だったし。 ・その一方で、ピーターとグウェンの恋人同士の描写は相変わらず前作に続いて秀逸であった。前作のデジタルから35ミリに切り替えて撮影されたという陽光の中の2人のシーンとかは本当に美しい。マーク・ウェブはアクション映画なんか撮ってないで、フォックスに戻って恋愛映画を撮りなさい。 ・前作はオズコープのセキュリティのザルさが叩かれていたが、レイヴンクロフト刑務所のセキュリティもひどすぎるだろ!そりゃ脱獄させないと話が進まな
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海外テレビ番組

「SALEM」鑑賞

俺もよく知らなかったんだけど、シカゴを中心としたWGNというケーブル局があるらしくて、これはそこで初となるオリジナルシリーズ。AMCやネットフリックスの成功にならって、オリジナルシリーズを製作しようとする局は今後も増えてくるのかな。なぜシカゴの局がマサチューセッツを舞台にしたドラマを作るのかはよく分かりませんが。 タイトル通りセイラムの魔女裁判を扱ったもので、舞台は1685年のセイラム。清教徒が支配する町で、道徳的に不埒だと見なされた者が厳しく罰せられるなか、ジョン・アルデンは彼の子を妊娠した恋人のメアリーを残してウィリアム王戦争へと出陣する。そして7年が経ち、町へと戻ったアルデンは、メアリーが町の有力者の後妻となったことを知る。さらにアルデンの幼なじみであった牧師によって、町では魔女狩りの嵐が吹き荒れようとしていた。町の民のヒステリアに対抗しようとするアルデンだったが、実はメアリー自身が魔女であり、婚外子であった彼との子供を中絶しようとしたことで黒魔術に目覚めたのであった…というような話。 クリエイターはブラノン・ブラガで、おれブラガの作品って全く評価してないんだが、この作品も
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