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海外テレビ番組

「THE AFTER」鑑賞

以前に「ゾンビランド」とか作ったのに続いて、米アマゾンのインスタントビデオがパイロット版をまた10本くらい製作して公開しているのであります。前回のやつの中では「Alpha House」などがいちおうシリーズ化されているものの、地上波局の番組と肩を並べて賞を次々と獲得しているネットフリックスのオリジナル番組に比べて、アマゾンのはいまひとつパッとしないのは何故なんだろうね。「この10本のうち、投票で人気が高かったものをシリーズ化します」というスタイルはやめて、数本に絞ってがっちり宣伝すればいいと思うのだが。 そしてそのうちの1本がこの「THE AFTER」。ジジは夫と子供を東海岸に残してロサンゼルスにやってきた女優で、今日もオーディションに勤しんでいたが、乗り合わせたエレベーターが停電によりダウンしてしまう。他の乗客と協力して脱出したジジたちだったが、いつの間にか外部では未曾有の混乱が起きていた。原因不明の停電・断水によって街がパニックに陥るなか、ジジたちは救急車を奪取して仲間の1人の邸宅へと避難する。しかしそこにも暴徒があらわれ、さらには謎の言葉を話す不気味な生物も姿を見せて…という
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海外テレビ番組

「PREACHER」TVシリーズ化決定

昨年から噂はされていたけど、ガース・エニス&スティーブ・ディロンの傑作コミック「PREACHER」のTVシリーズ化をAMCが発表したそうな。企画は意外にもセス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグ。 以前はHBOで企画が進んでるだのサム・メンデスが監督するだのと映像化の話は絶えなかった作品ですが、やっとこれで決まったかという感じ。AMCは「ウォーキング・デッド」で成功を収めているため、同じようにコミックが原作のTVシリーズが欲しかったのでしょう。HBOのほうが規制が緩いので下ネタ&バイオレンス満載の原作をもっとよく表現できたかもしれないが、文句は言うまい。 むしろ懸念点はセス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグというコメディ畑の2人が関わってるところでして、あんたらシリアスな作品が書けんのか?という気がするのだが、7年も企画を温めていたという熱意があるみたいだし、原作もお下劣なコメディ要素があるので、「グリーン・ホーネット」みたいなダメダメ作品にはならないでしょう。というかならないことを願いたい。 あとはね、天使と悪魔の子供と融合した説教師が、ガールフレンドとアイルランド人バンパ
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映画評

「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」鑑賞

こちらも簡潔に感想を: ・前半はね、前作であまり描かれなかったアスガルドの生活とかが描かれて、いろいろ楽しい小ネタ満載で面白いとは思うのですよ。散りばめられているジョークも心地よいし。ただそのノリで後半のクライマックスまで行ってしまって、なんかものすごいパワーを身につけたはずの的が、地球人のガジェットに苦戦したり、ビルからずり落ちたり、ソーが地下鉄乗ったり、なんだかなあという展開になってしまったのが残念。 ・そして小ネタというなら、ジェーンとシフの三角関係をうやむやにしてしまったのが勿体なかったな。キャラクターの感情をきちんと表現できる格好の材料なのに。 ・不思議の国にいるナタリー・ポートマンはアミダラ姫にしか見えない。 ・ロキを演じるヒドルストンの演技が出色の出来。彼ひとりで映画を支えてると言っても過言ではない。無骨なソーとのコントラストが見事ですね。 ・クリストファー・エクルストンは「GIジョー」でも鉄仮面をかぶってたけど、なぜハリウッド映画では素顔を出させてもらえないのか。 ・アリス・クリーグ(ボーグ・クイーンね)のチョイ役は何だったんだ。クリス・オダウドはああいう
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映画評

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」鑑賞

ネタバレにならない程度に軽く感想を: ・ディカプリオ、やるじゃん!今まではシリアスな大作ばかり選んでいて演技の幅がえらく狭いような印象があったけど、今作では吹っ切れてコミカルな演技に徹し、役者としての新境地を開拓している。やはり「ジャンゴ」の演技が役立ったのかな。今までは必ずしも好きな役者ではなかったが、これならアカデミー賞穫っても納得かと。あの丸くなった輪郭でコメディを演じるとセス・マクファーレンにしか見えないという致命的な欠点には目をつぶろう。 ・ジョナ・ヒルもいい感じ。もともと彼への期待値が低かったというのもあるけど、入れ歯つけた熱演を見せてくれる。彼は自分が主役やったり製作やると大抵ツマらないのですが、こういうサイドキック役を演じると巧いよね。ちなみにイーサン・スプリーのセリフが殆どないのはキャラがジョナ・ヒルとかぶるからだろうか。 ・3時間の長尺とはいえ、テンポの良い演出と編集のおかげで、あまり中だるみせずに最後まで楽しめる。あの90年代的な絶妙なサントラはスコセッシが選んでるのだろうか、それともロビー・ロバートソン? ・意外なところでロッキー青木の名前が出てきて失
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海外テレビ番組

「RAKE」鑑賞

FOXの新シリーズで、オーストラリアの同名番組のリメークらしい。第1話の監督はサム・ライミ。 キーガン・ディーンはロサンゼルスの弁護士だったがギャンブル好き・女好き・全てにルーズで自己中心的という徹底的なダメ男で、借金取りにボコられても懲りずに賭博に手を出し、弁護士仲間からも疎んじられている存在。彼は別れた妻子からもあてにされず、事務所の助手の給料も払えない状態だったが、すぐに金になりそうだということで連続殺人犯の弁護を引き受けることに。彼の有罪を認めるだけの手続きだったはずが、土壇場になって殺人犯が自分の罪状を否認し、裁判は思わぬ方向に…というのが第1話のプロット。 ちなみに題名の「Rake」とは「熊手」のことではなく「放蕩者」という意味な。そんな放蕩者の主人公を演じるのがグレッグ・キニアで、ごく普通の男性というかサエない男を演じさせたら彼ってトップレベルの役者だと思うのですよ。だからこの番組の役もすごく似合っているのだけど、逆に似合いすぎているというか、あまりにも主人公に魅力がないのが問題ではないかと。協調性のない主人公ということでアメリカでは「ハウス」と比べられているようだ
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映画評

「In A World...」鑑賞

ナレーション業界(特に映画の予告編)を舞台にしたコメディドラマ。 ハリウッド映画の予告編のナレーションといえばドン・ラフォンテーンという伝説的な存在がいて、彼のキャッチフレーズ「In A World...」はあまたの予告編のナレーションで使われてきたわけですが、そのラフォンテーン亡きあと、誰が次のラフォンテーンになれるか?というのがこの映画の設定。主人公のキャロルは役者たちの発音コーチをしながらもナレーターを目指す女の子で、父親のサムはナレーターの大御所であるものの女性のキャロルには一切アドバイスを与えず、若いガールフレンドが出来たといってキャロルを家から追い出してしまうような奴。仕方なしに姉夫婦の家に転がり込んだキャロルは、新作映画のナレーションのオーディションに参加して仕事を勝ち取るものの、サムの友人でナレーター界のスターであるグスタフはそれを快く思わず…というようなストーリー。 主演と監督は「CHILDRENS HOSPITAL」に出ているコメディエンヌのレイク・ベル。あの番組の共演者であるロブ・コードリーやケン・マリーノのほか、ディミトリ・マーティンとかティグ・ノタロ、ニ
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映画評

「I Give It a Year」鑑賞

イギリス人が乳繰り合うラブコメディを作ってはや20年(エドガー・ライトの作品とかも作ってはいますが)のワーキング・タイトル社が送る新たなラブコメ。 ナットとジョッシュのカップルは出会ってからすぐに恋に落ち、短期間で結婚にまで辿り着く。しかし2人の相性が微妙に合っていないのは周囲も認めるところであり、口の悪い友人には「2人の結婚はもって1年ね」と言われる次第。そしてその予見は現実のものとなり、2人の結婚生活は9ヶ月目に暗唱に乗り上げてしまう。それでも1年はどうにかもたせようと2人はカウンセラーのところに通ったりして努力するものの、ジョッシュの前には昔の彼女が現われ、さらにナットは金持ちの若社長に口説かれてしまう…というストーリー。 まあ「ラブ・アクチュアリー」的な、害のないジョークとホンワカとした展開が続くラブストーリーではあるのですが、主人公ふたりの食い違いがテーマになってるせいか、なんかしっくりこない内容になっていたような?恋愛のリアリティというかエグさをワーキング・タイトル作品に求めるわけではないですが、ナットへの若社長の迫り方なんてパワハラものだし、各キャラクターの描き方が
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海外テレビ番組

「HELIX」鑑賞

『ギャラクティカ』のロナルド・D・ムーアが製作を務める、Syfyチャンネルの新シリーズ。ただしムーアはクリエーターやショウランナーではなく、『ギャラクティカ』ほどのコミットはしてないみたい。 120人ものスタッフが勤務する北極の巨大なリサーチセンターにおいて、3人の疫病患者が出たとの連絡が軍を通じてアメリカ疾病予防管理センターに届く。患者のうちの1人は、予防管理センターで働くファラガット博士の弟だった。弟の安否を確認するため、ファラガットは元妻の科学者や自分のスタッフを連れて北極へと赴く。そこで彼らが遭遇したのは、肉体が真っ黒な液体となって溶けた患者ふたりの遺体だった。しかしファラガットの弟のピーターは何かしらの抗体を持っているらしく、体を侵されながらも意識を保っていた。そしてピーターは超人的な怪力をもってベッドから抜け出し、センターのどこかに潜んでしまう。いったい彼の目的は?疫病の原因は?焦燥するファラガット博士たちの陰では、センター長のヒロシ・ハタケ、および軍部が陰謀を企んでいた…というようなあらすじ。 まあ北極を舞台にしたSFホラーというところ。ムーアは以前に「遊星からの物
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映画評

「アクト・オブ・キリング」鑑賞

昨年公開されて絶賛と論議を呼んだジョシュア・オッペンハイマー監督のドキュメンタリー。プロデューサーにヴェルナー・ヘルツォークとエロール・モリスという巨匠が名を連ねているが、製作自体にはあまり関わってないみたい。122分のバージョンと159分のものがあって、後者を観たのだが、122分のほうにだけ使われてる映像もあるとか? インドネシアで1965年に起きた軍事クーデターの結果として行なわれ、100万人もの共産主義者(中国系が多い)が殺されたという大量虐殺に関与したアンウォー・コンゴ(劇中ではずばり「処刑人」という肩書きで紹介される)を追ったもの。70を超えても高そうなシャツとスーツに身を包み、入れ歯を入念にチェックするアンウォーは北スマトラ州で映画館のチケットのダフ屋をしていたギャングの一員だったが、軍部が共産主義者の粛正にあたりギャングの手を借りたことから、彼らの虐殺に加担することとなりワイヤーを使った絞殺具で1000人もの共産主義者を殺したことを公言する(撲殺は血だらけになるから絞殺を好んだらしい)。 そのままギャングはパンチャシラ・ユースという数百万人規模の準軍事組織に組み込ま
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映画評

「Prince Avalanche」鑑賞

昨年話題になってながらも見逃した映画を、チマチマと拾っていく次第であります。ポール・ラッドとエミール・ハーシュ主演のドラマ。 舞台は1988年のテキサス。前年に起きた山火事によって大きな被害を受けた森林公園の再建作業に関わるため、アルヴィンはガールフレンドの弟であるランスを連れて町を離れ、山奥において道路の整理作業をしていた。幼稚な振る舞いをするランスをあまり快く思っていなかったアルヴィンだが、週末に町に戻ったランスは女性関係のトラブルに遭遇してふさぎ込んでしまう。さらにアルヴィンもガールフレンドとの間に一悶着あり…というようなプロット。 画面に出て来るのはほぼこの2人だけということもあり、いわゆるブロマンスものではあるのですが、その一方では町に残してきた女性たちについてウジウジ悩む男たちの恋愛映画でもある。対象となる女性たちが出てこないという演出が特徴的かな。ちなみに「雪崩の王子様」という題名はストーリーと殆ど関係ありません。当然ながらドクター・アバランシェ(知ってる?)とも関係ないよ。 ストーリー自体はアイスランドの「Either Way」という映画のリメークらしいが、20
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海外テレビ番組

「SHERLOCK」シリーズ3開始

シリーズ2から待つこと丸2年!しかし「ホビット」とか「スタートレック」などがあったので、キャスト的にはあまり懐かしいとは感じなかったかな? 第1話は当然のごとく『空き家の冒険』がベースになっていて、2年前に建物から身投げして死んだはずのシャーロックが、しれっとワトソンの前に帰ってくるのが前半の流れで、どうやって彼は死を欺いたのか?という解説がエピソードを通して語られるわけだが、その詳細はここでは書きません。そしてワトソンが何者かに命を狙われ、モリアーティに代わる新たな黒幕の存在が示唆されるわけだが、シャーロックの生還と黒幕の登場に多くの時間が割かれ、肝心の謎解きがおろそかになってしまっているのは残念。犯罪者と知能戦を繰り広げる君の活躍を見たいのだがねホームズ君。 キャストは皆が勢揃いで、イギリスのどんより曇った空のもとシャーロックに翻弄されています。新キャラとしてはワトソンの婚約者が登場するが、彼女を演じてる役者さんってマーティン・フリーマンの実のパートナーなのか。あとは薄幸な検死医のモリーさんの出番が今まで以上に多くて、シャーロックにも心を開かれたりするのに、相変わらず不幸せそ
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雑記

謹賀新年

"君の顔なら1000年だって眺めてられる/それは苦痛と歓喜の内戦のよう/しかし君が馬だったなら/僕はその鎖を解き放ち/燃えるたてがみを掴んで/平原をともに駆け抜けよう" sparklehorse - shade and honey あけましておめでとうございます。 あー俺もう今年40歳だよ。孤独な40年だったなあ。このブログも10月には10周年になるわけで、駄文を書き連ねているとはいえこうも長続きするとは思いませんでした。 個人的には昨年の11月から12月にかけて、目標としていた仕事が一段落したのと、気の滅入る出来事があったこともあり、ここ最近は何とも言えない虚無感を感じているのですが、まあこれが何かしらの節目になるのかしらん。不惑とはいうものの、先行きまったく見えない状態でして、ねえ。 とりあえず今年はケイオス・マジックとジャグリングを学びたいと考えております。今後もよろしくお願いいたします。
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映画評

2013年の映画トップ5

今年は別に不作の年でもなかったが、無理して10本を選ばずに5本に絞ってみました。観た順で順位は特につけません。 「ゼロ・ダーク・サーティ」 そのモラルの闇を見つめるさまは決して居心地が良いものではないが、ラスト30分の襲撃シーンの重々しさは見事だった。 「Upstream Color」 いや、実のところ何を言いたいのかよく分からないんですけどね、でもその映像美と世界観が良いなあと。 「パシフィック・リム」 娯楽映画としてはこれが今年のベストでしょう。 「Escape From Tomorrow」 ディズニーランドでゲリラ撮影したというギミックだけが強調されがちだが、撮影は意外なほどしっかりしているし、ウルトラQ的な幻想に浸れる良く出来たファンタジー。 「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」 3部作のなかではいちばん弱いような気もするが、それでも今年のコメディのなかでは圧倒的な入念さをこめて作られていた。細かいネタを見落としたいずれまた観ます。 他には「フライト」「セブン・サイコパス」「ホーリー・モーターズ」とかが良かったかな。一方で世間的の評判の高い「アルゴ」「ゼロ
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海外テレビ番組

リアリティ番組6番勝負

iTunesストアとかで無料だったリアリティ番組とかをセコセコ集めていたら、いつの間にか72時間分くらい溜まってしまったので、ちょっとは消化しようとポテトチップス片手に6本を続けて観る。最初は10本くらいいけるかなと思ったけどさすがに無理でした。どれも初めて観るもので、ざっと感想を書いていく: 「The Hero」(TNT) ホストを務めるのはザ・ロック様ことドウェイン・ジョンソン。全米から集まられた一般市民が過酷な試練に挑戦して、誰がいちばんのヒーローであるかを競うという内容。高層ビルからぶらさがったりと派手なことはやってるものの、そこらのゲーム番組と大差ないような。全員が試練に挑むのではなく協議のうえ数人が参加する、というシステムがまどろっこしい。あとその回の勝者が、賞金を独り占めするか皆で分配するか選択できるという心理的な駆け引きもあるのだが、そういう姑息さってヒーローとかけ離れてるのでは。 「Joe Rogan Questions Everything」(Syfy) コメディアン(だそうな)のジョー・ローガンが超常現象などを調査するという内容で、今回はビッグフットを扱っ
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音楽

元ギャラクシー500のドラマーによる、音楽ストリーミングに関する記事

自分が大学時代によく聴いていたメランコリックなバンド、ギャラクシー500のドラマーで現在はデーモン&ナオミで活躍するデーモン・クルコフスキーが2012年の11月に、ピッチフォークのサイトに寄稿した記事。月額制の音楽ストリーミング・サービスが、ミュージシャンに雀の涙ほどの印税しか払っていないことを述べたもの。1年前の記事なので各サービスの財政状況は変わっているかもしれないが、先日もジョニー・マーがSpotifyを糾弾してたりするのを見ると、ミュージシャンの待遇はさして変わってないだろう。 ただし自分もこれに似たサービスに関わっていることもあり、ミュージシャンへの還元よりも株主の利益を優先してしまうSpotifyやPandoraの行動も、まあ理解できなくはない。これらの会社の成長と、ミュージシャンの利益を両立させるのはどうすれば良いのか、というのが悩ましい点でして。 ちょっと話はズレるが、いまから10年くらい前にiTunesストアで音楽の販売が開始されたときは、大手レコードレーベルに所属するアーティストも、極小レーベルのアーティストも、作品の販売網という点ではみんな横並びになったから
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海外テレビ番組

「THE WHALE」鑑賞

BBCのTVムービー。 メルヴィルの「白鯨」の元ネタになったとされる1820年の捕鯨船エセックス号の難破を描いたもので、ナンタケットを出発したエセックス号では律儀なポラード船長と熟練したチェイス一等航海士の折り合いがつかない状況であったが、クジラが捕まえられない日が続いたことで船員たちの不満は日に日に高まっていった。しかしようやく1匹のクジラをしとめ、さらにマッコウクジラを狙うものの、逆に船がクジラに攻撃され、エセックスは沈没してしまう。命からがら救命ボートで脱出した船員たちは1ヶ月近くにわたって漂流を続け、やがてとある無人島に到着する。しかしそこにも食料はなく、以前に漂着したらしき人々の遺書と白骨を発見したことから、一行はその島にとどまることを諦め、ふたたび海に出ることにするのだが…というお話し。 話の主人公としてポラードとチェイスのほかに新米船員のトーマス・ニッカーソンという少年がいて、老人になった彼による回顧録という形をとって話が進んでいく。つまり少なくともニッカーソンが難破を生き延びたことは冒頭から分かってしまうわけですね。まあ実際にはポラードもチェイスも生還したらしいの
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海外テレビ番組

「The Time of the Doctor」鑑賞

ついに来ましたよ11代目ドクター最終話。 クリスマスのご馳走を作っていたクララたんはドクターと再会。彼と一緒に謎のメッセージを出している惑星へと向かうが、ドクターのコンピューターの解析によるとその惑星はタイムロードたちの故郷ガリフレイであった。その真実を確かめるためにドクターは惑星を保護する旧友の許諾を得て、惑星の表面に降り立つことに。そこには善良な人々が住むクリスマスという小さな村があり、村に隠された驚異的な秘密をドクターは知ることになる。そしてその秘密を狙ってダーレクやサイバーメンといった強敵が惑星に攻撃をしかけるなか、ドクターは村を守るためそこに留まることを決意するのだった…というようなプロット。 ここ3シーズンの集大成のエピソードといった内容で、従来のスタンドアロンなクリスマス特番とは趣きが異なっている。再生もできずに村を守り続けて年をとっていくドクターの優しさとか、彼に"見捨てられる"クララたんの悲哀などが描かれた、ファンタジックかつメランコリックな話になっていた。マット・スミスが大半を老けメイクで過ごすのは賛否両論あるかもしれないが、彼の演技ってもともとガンコ老人っぽ
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海外テレビ番組

「ALPHA HOUSE」鑑賞

米アマゾンのオリジナル番組。こないだの「ゾンビランド」のときにパイロットが作られたものの1つで、それがシリーズ化されることになったのかな?最初の数話は日本からでも視聴可能だぞ。 主役となるのはワシントンDCで同じ家に暮らしている4人の共和党の議員たち。彼らは地元の選挙運動のことについて頭を痛めながら、魑魅魍魎のはびこるワシントンにおいて、アフガンへの使節団派遣について協議するが物事はあらぬ方向へ…というようなプロット。 各話の脚本を書いているのが、老舗風刺漫画「ドゥーンズベリー」の作者であるギャリー・トゥルードー。議員たちがシェアする家が学生寮みたいなのは初期「ドゥーンズベリー」に通じるところがあるかな。 民主党の議員が家をシェアしていたのをモデルにしたらしいが、主人公たちは共和党の議員になっていて、同性婚などに反対しつつオバマ叩きのネタを集める側として描かれている。また民主党を相手に選挙運動をするだけでなく、さらに右寄りのティーパーティーの連中の脅威を感じているあたりが最近の風潮を表してますね。あと議員が自分をアピールするための場として「コルベアー・レポー」が登場するよ。
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音楽

たぶん、あまり、知られてないであろう90年代の名曲

たまには音楽のお話しをちょっと。 ここ最近の映画、例えば「ヤング=アダルト」とか「ワールズ・エンド」とかではアラフォーのぼっちな主人公が、大人になりきれずに過去の青春にしがみついていることを表すのに『未だに90年代の曲を聴いている』という実に分かりやすく、そしてイヤミな表現が使われているのであります。それに対して、アラフォーでぼっちでそこらへんの曲を未だに聞いている自分としては何の反論もできず、ただうなだれて枕を涙で濡らすことしかできないわけですが、でもまあ90年代って良い曲あったよね、ということで後の世代に伝えるべく(何を偉そうに)、たぶんあまり知られてないであろう90年代の名曲をいくつかここに記すことにします: MC Tunes Vs. 808 State - The Only Rhyme That Bites 「ワールズ・エンド」の冒頭で使われてる曲。このあとすぐに「MC Tunesって誰だったっけ」という状態になりましたが、最近では「808ステイトって誰だったっけ」という感じになってしまったよな。 Soup Dragons - "I'm Free"
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映画評

「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」鑑賞

原題「Parkland」。こないだの?東京国際映画祭でも披露されたの、これ? ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺が、当時ダラスにいた周囲の人々にもたらした影響を描いた群像劇で、狙撃されたケネディ(そしてその数日後にはリー・ハーヴェイ・オズワルド)が運び込まれたパークランド記念病院のスタッフたちをはじめ、狙撃を阻止できなかったシークレットサービス、『ザプルーダー・フィルム』を撮影したエイブラハム・ザプルーダー、オズワルドの兄や母親、そしてオズワルドを調査していたFBIエージェントたちの動揺が映し出されていく。 ケネディ暗殺を扱っているものの陰謀論などはいっさい紹介しておらず、あくまでもオズワルドが単独でやったこととし、事件の際にグラシーノールに駆けていく人たちも出てこない。それはそれで構わないんだけど、どうも話が淡々と進みすぎるというか、「大統領が暗殺され、みんなが驚いた」という至極当然のことが語られ、中心となるキャラクターが存在しないことからどうも締まりがない感じがしてしまう。ケネディの棺を入れるのに飛行機の座席を取り外したとか、オズワルドの母親もちょっとキ印だったとか、少なくとも
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映画評

「ソウルガールズ」鑑賞

いちおう実話をもとにしたオーストラリア映画。 舞台は1968年。アボリジニたちはまっとうな市民権を与えられておらず白人に差別されながら暮らし、肌の白い子供たちは勝手に親元から連れ去られ、白人としての教育を受けさせられていた。そんなときでもアボリジニの少女ゲイルとジュリーとシンシアは歌を歌いながら育ち、町の小さな歌謡コンテストに出場する。観客の露骨な偏見により勝つことはできなかった彼女たちだが、司会兼キーボード奏者のデイヴは彼女たちに興味を持つ。そしてベトナム戦争の慰問団としてシンガーの求人広告を見つけた彼女たちは、デイヴに頼み込んでオーディションの機会を作ってもらう。さらに彼女たちは白人の家庭で育てられていたいとこのケイを見つけ出し、4人のソウル・シンガーとして「ザ・サファイアズ」と名乗るようになり、オーディションにも合格してベトナム行きの切符を手にすることになる。しかしそこで彼女たちが目にしたものは…というプロット。 上のようにDVDのジャケットとかではクリス・オダウドが大々的にフィーチャーされてて、確かに有名なキャストは彼だけなんだけど、主役はあくまでもザ・サファイアズの4人
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映画評

「ゼロ・グラビティ」鑑賞

試写会でちょっと早めに観ました。ネタバレにならない程度に感想をいくつか: ・というか1つ重要なネタバレをビル・マーが自分の番組でしっかりバラしやがってて、本人は「もう公開から数週間たってるんだからいいだろ!」といった弁明をしていたのだが、公開が数ヶ月遅れる日本という国もあるんだよ! ・ディザスター映画というよりもアトラクション映画のような雰囲気。確かに最初から最後までスリルがあるものの、脚本が一本調子であることは否めない。年末になって今年のベスト映画のリストにもチラホラと見受けられるようになってきたけど、やはり脚本が弱いのが気になるな。 ・その一方で無重力の空間の臨場感とかはやはり見事ですよ。破片がチョロチョロ飛んできて、あーなんかヤバいなと思ううちに大惨事が起きる流れなどは手に汗にぎって楽しめる。 ・音楽も効果的に使われていてスリルを高めているものの、その反面終始音楽が鳴っていて、宇宙の無音さが強調されていなかったような。音がしない漆黒の宇宙に飲み込まれていく描写は「2001年宇宙の旅」のほうがずっと印象的であった。 ・いちおう3Dで観たけど、必須というわけではないかな?でも大画
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海外テレビ番組

「MOB CITY」鑑賞

「ウォーキング・デッド」をクビになったフランク・ダラボンが新たに製作した、TNTの新シリーズ。 舞台となるのは1947年のロサンゼルス。街にはミッキー・コーエンやバグジー・シーゲルといったギャングの大物たちによる汚職が蔓延し、対するLA市警はウィリアム・パーカー本部長たちを筆頭にギャングの撲滅運動を図っていた。太平洋戦争帰りのジョー・ティーグはLA市警の警部だがギャングのための仕事も請け負っている人物で、ギャングとの取引において用心棒を務めるよう、あるコメディアンから依頼を受けるのだったが…というのが第1話のプロット。 冒頭では1920年代のニューヨークが登場するので禁酒法の時代の話かな?と思いきや単に若い頃のバグジーが出てきただけで、舞台はあくまでも40年代のロサンゼルス。実際の事件や人物を追った本が原作になっているらしい。当時の雰囲気を出すのにそれなりに凝った工夫がされているものの、16ミリで撮影をして陰気な感じを出していた「ウォーキング・デッド」に比べると、全体的に小綺麗というか、いかにもセットとグリーンスクリーンの前で撮影してんな、という感が否めない。 観てていちばん引
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映画評

「The World's End」鑑賞

エドガー・ライト&サイモン・ペッグ&ニック・フロストによる「コルネット三部作」の第3弾。「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ホット・ファズ」の直接の続編ではないが、小さな町における不可解な事件と騒動というテーマは一緒。以下はネタバレ注意な。 ゲリー・キングは40歳手前になっても適当に生きているボンクラ。彼は楽しかった学生時代のことが忘れられず、かつて仲間と一緒に試みて失敗した、故郷の町のパブ12軒のハシゴを完徹しようと元同級生4人に声をかける。ゲリーと違って職や家族をもって安定した人生を送っていた4人は彼の誘いに躊躇するものの、その熱意におされて5人で故郷の町に向かうことに。そこで昔話をしながら酒を飲み始めた彼らだが、町の住民の様子が何かおかしいことに気づく。数年ぶりにあった人たちが彼らのことを憶えておらず、皆が彼らを監視しているようなのだ。そして彼らは町に隠された恐るべき秘密を知ることに…というストーリー。 前半4分の1くらいまでは中年男性のノスタルジアがテーマになっていて、そこから突然「光る眼」とか「ステップフォードの妻たち」みたいな展開になっていく。冒頭から遠く離れたところで
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海外テレビ番組

「The Day of The Doctor」鑑賞

ついに放送されたのだよ「ドクター・フー」50周年特番。 久しぶりの再会を果したドクターとクララだったが、直後に英国政府のヘリコプターによってターディスごとトラファルガー広場に運ばれてしまう。そこではブリガディアの娘が彼らを待っており、イギリスおよび世界を揺るがしかねない危険がせまったときのみに開封されるというエリザベス1世(2世じゃないよ)のメッセージをドクターに伝える。その調査にあたったドクターは時空の歪みに出会い、それを通じて10代目ドクターに遭遇する。さらに「タイム・ウォー」を虐殺により終わらせようとしていた、8代目と9代目のあいだの「ウォー・ドクター」も彼らのもとに現れ、3人はともにイギリスの危機を救おうとするが、そもそも彼ら3人を引き合わせた存在は何なのか…というプロット。 ここから先はかなりネタバレになるので白文字にします: ウォー・ドクターの野望を2人のドクターが阻止する物語になるのかと思いきや、前半は姿形を自在に変化させられる異星人ザイゴンに3人が力を合わせて対抗する話になっていて、後半もタイム・ウォーの虐殺をいかに止めるかを3人が知恵を絞って考えるというような
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