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海外テレビ番組

「An Adventure in Space and Time」鑑賞

50周年特番をいよいよ明日に控えた「ドクター・フー」のさらなる関連番組で、50年前の番組開始時の裏側を描いたドキュドラマ。 時は1963年。BBCより30分の放送枠を埋めるための番組を製作するよう伝えられたプロデューサーのシドニー・ニューマンは、自分がSFファンであったことから子供向けのSF番組を作ることを考案し、かつての助手だったヴェリティ・ランバートに製作を担当させる。ヴェリティは監督のワリス・フセインと組んで番組作りに奔走し、頑固な老人というタイプキャストに悩んでいたウィリアム・ハートネルを説得して主人公を演じさせる。男性中心だったBBCにおいてヴェリティたちはさまざまな困難に立ち向かいながら、ついに新番組「ドクター・フー」を完成させる。しかし第1話の放送はケネディ大統領暗殺のニュースに埋もれてしまい…といようなプロット。 前半はBBCの女性初プロデューサー(あと劇中では言及されないがユダヤ系)のヴェリティと、BBC初のインド人ディレクターのワリス(ついでにゲイ)が女性差別や人種差別に直面しながらも番組を立ち上げていくさまが描かれ、後半は彼らが番組を去ったあと、ドクター役の
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映画評

「FRANCES HA」鑑賞

ノア・バームバックの新作。前作「Greenberg」(邦題忘れた)はコミュ障中年のしっとりとしたラブストーリーだったが、実はその裏ではリアルなネトラレ劇が進んでいたとのことで、自分の奥さんを出演させておきながらもちゃっかり主演女優とデキていたらしく、ついには「Noah Baumbach」でググると「Noah Baumbach cheated」と検索候補が出てくるようになってしまった。ここらへんグーグル様は容赦ないな。とはいえバームバックと主演女優のグレタ・ガーウィグは交際するようになりまして、これが彼らの組んだ2本目の作品。 フランシス・ハラデイはニューヨークに住む27歳の女性。彼女はプロのダンサーを目指しているもののまだ見習いの立場で、家賃の支払いに苦労している次第。親友のソフィとアパートを共同で借りていたがソフィが別の友人と住むことになり、フランシスはレヴとベンジーという2人の男性のアパートを間借りすることに。それでも貧乏の彼女は年末にカリフォルニアの実家に帰ったり、クレジットカードで借金して衝動的にパリに行ったり、ウェイトレスとして働いたりといろいろ遍歴を続けていく。しかし彼
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海外テレビ番組

「The Night of the Doctor」鑑賞

来週末の「ドクター・フー」50周年特番「The Day of the Doctor」に向けてファンの期待は高まるばかりでして、本家BBCもそれに絡んだ番組をじゃんじゃかと投入しており、ブライアン・コックス(学者のほうな)がドクター・フーの科学について語る番組とか、初放送時の裏側を描いたドラマなどが放送されるほか、twitterのハッシュタグの宣伝映像なんてものまで作られているわけです。 そしてこの「The Night of the Doctor」は特番に先駆けて放送(配信?)された7分ほどのミニエピソードで、主演はなんと8代目ドクターことポール・マッガン!彼のドクターは1996年のTVムービー(おれリアルタイムで観たよ)にのみ登場しただけで、その後アメリカでシリーズを作る話が頓挫したために旧シリーズと新シリーズのあいだのミッシング・リンク的な存在になっていたのだが、まさか約20年ぶりに彼がドクターを演じるとは。事前のインタビューで「自分は特番には出演しない」と発言していたのでファンを失望させてたのだが、ミニエピソードで登場させるとは憎いねスティーブン・モファット。 エピソードの内
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映画評

「ROOM 237」鑑賞

その解釈をめぐって、未だに多くの議論が行われているスタンリー・キューブリックの傑作「シャイニング」に関する妄想ドキュメンタリー。 「シャイニング」にのめり込んだ人たちが、「この映画はこうやって解釈するもんなんだよ!」と持論をひたすら語っていくもので、よく言われる「この映画はインディアンの虐殺についての物語だ」なんていう解釈はまだ可愛いほう。劇中のタイプライターがドイツ製であることから「これはナチスのユダヤ人虐殺に関する映画だ」とか「これはキューブリックがアポロ11号の月面着陸をセットで撮影したことを明かすものであり、原作で出てくる217号室が237号室に変更されたのは、キューブリックが月面の撮影をスタジオ237で撮影したからだ!」などといった意見がポンポンと飛び出してくる。もちろんこれらの根拠は皆無に近いし、スタジオ237というのが何なのかという説明は一切ないわけですが。 あとは「この映画は終わりから逆回しで観るべきだ!」とか、「原作では主人公の車が赤いのに映画では黄色くなってる。そして映画では事故で潰された赤い車が出てくるが、これはキューブリックがスティーブン・キングにクソくら
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映画評

「CBGB」鑑賞

パンクロックの興隆とともに、ラモーンズやトーキング・ヘッズ、テレビジョンにブロンディといったバンドにライブの場を与えて世に出していった、ニューヨークの伝説的なライブハウスの物語だよ。 バーの経営に二回失敗していたヒリー・クリスタルはめげずにバワリー地区のバーを買い取り、カントリーやブルーグラスのバンドを出演させることを計画する。しかし店にやってきたのは小汚い若造のミュージシャンたちばかりだった。それでも彼らを出演させることにしたヒリーは間に合わせの機材でステージやサウンドシステムを作り、数々のバンドにオリジナル曲を披露する場を与える。これが当時ファンジンの「パンク」誌を出していたレッグス・マクニールたちの目にとまり、やがてバンド目当ての客がCBGBにいろいろやってくるようになるものの、それでも店の経営は厳しくて…といようなストーリー。 おれ自身は2002年にCBGBに行ったことがあるのと、伝記本「CBGB伝説(This Ain't No Disco)」などを読んでたのでCBGBのことはそれなりに知ってるつもりですが、そんなに経営は苦しかったっけ?確かに店は汚いままだったし、最終的
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「THE RETURNED」鑑賞

昨年フランスで放送されたTVシリーズ。原題は「Les revenants」で、同名の劇場映画(邦題は「奇跡の朝」)をもとにしているらしい。 舞台となるのは山に囲まれた小さな町。そこでは4年前に子供たちを乗せたバスが谷底に落ちて全員が死亡するという惨事が起きており、彼らの両親はそのショックからようやく立ち直ろうとしているところだった。そしてある日突然、犠牲者の1人だったカミーユという少女が家に戻ってくる。彼女は事故の記憶を持たず、姿も年齢も当時のままだった。死んだはずの彼女の帰還に、喜びよりも戸惑いを見せる彼女の家族たち。さらに10年前に自殺したサイモンという青年や、30年前に亡くなったコスタス夫人といった死者たちの当時の姿で親族や友人たちの前に現われる。そしてこれに合わせたように町のダムでは水位が謎の低下をはじめ、さらに町は不可解な現象に見舞われるのだった…というようなプロット。 ゾンビものというよりも、超常現象的なスリラーといった内容。日本の「黄泉がえり」と似ているとの声もあるようだけど、あちらは観てないのでよく分かりません。山のなかの小さな町を舞台にしたスリラー、という点では
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映画評

「Escape From Tomorrow」鑑賞

今年のサンダンス映画祭で何の事前告知もなしに披露され、大きな話題を呼んだインディペンデント映画。何が特徴的かというとディズニーの許可を得ずにディズニーランドでゲリラ撮影を行ったことで、「ディズニーの弁護士の集団がヘリでサンダンスに向かっている」などという噂まで流れたものの、無事に一般公開までこぎつけたらしい。 舞台となるのはフロリダのディズニーワールド。そこに妻と2人の子供たちを連れてきていたジムは、朝から上司の電話で自分が解雇されたことを知らされる。暗鬱とした気分になりながらもそのことを妻子には隠し、皆でディズニーワールドへ向かうものの、期待していたように物事は進まず、妻には小言を言われ、子供たちには失望されてしまう始末。そんななかでジムは2人の魅力的なフランス人の娘たちに出会い、その後何度も彼女たちを見かけるうちに彼女たちに夢中になっていき…というようなプロット。 ジムの不安にあわせて現実と妄想と悪夢が錯綜していくような内容で、最初の1時間は妻子に苛まれ、残りの30分がSFっぽくなる展開。SF要素を排除して、惨めなバケーションだけの話にしても見応えがあったかも。世の中のパパさ
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「DRACULA」鑑賞

NBCの新作シリーズ。タイトル通りドラキュラ伯爵が主人公なのだけど、いま流行りの色白なティーンのゴスものではなく、スチームパンクなノリの作品になっていた。 舞台は19世紀末のロンドン。血を与えられて長い眠りから甦ったドラキュラは、アメリカ人のアレキサンダー・グレイソンと名を変えてイギリスの社交界に登場する。そこで彼はケーブルも不要な無料のエネルギーを披露して技術者たちを驚かせるが、彼の真の目的は世界を裏で操る組織「オーダー・オブ・ザ・ドラゴン」の壊滅にあった。ドラキュラの新しいエネルギーによって自分たちの支配が脅かされることを危惧する「ドラゴン」の幹部たち。そしてドラキュラと「ドラゴン」の争いに、新聞記者のジョナサン・ハーカーと婚約者のミナ・ハーカーが巻き込まれていく…というようなプロット。 The CWの「Reign」とかこれとか、今年は地上波局に時代劇の番組が進出してきているような?グリーンスクリーンの進歩により、大掛かりなセットを作らなくてすむようになったからかな。相変わらず有色人種のキャストが少ないのは感心しませんが。主役は「Tudors」のジョナサン・リース=マイヤーズ
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「The Thundermans」鑑賞

ニコロデオンのガキンチョ向けシットコム。 メンバーそれぞれが超能力を持ったサンダーマンさんち一家を主人公にしたもので、父親のハンクと母親のバーバラはかつてはスーパーヒーローとして活躍していたが、4人の子供たちを持ったことからヒーロー稼業を引退し、一般人として郊外に暮らしていた。ティーンの娘のフィービーも普通の女の子として生活したいものの、スーパーヴィランになりたい双子の兄のマックスや、パワーで遊びたがる妹のノーラと弟のビリーが邪魔をして…というようなお話。 設定はもろに「Mr.インクレディブル」の流用。パパさんが呑気な力持ちで、普通の暮らしをしたいのにいろいろボロが出て、正体がバレるたびに引っ越さなければならないところとか。ちなみにハンクは怪力のほかに飛行もできて、バーバラは電気を操れ、ノーラは目から熱線を放ち、ビリーは高速で移動でき、フィービーとマックスはテレキネシスなど複数の能力を持っているという設定らしい。目から怪光線を出してチキンを焼いたりするノーラがかわいいな。 昨今のスーパーヒーロー・ブームに露骨に便乗した内容だし、所詮は低予算の他愛ないシットコムなんだけど、このユ
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映画評

「Much Ado About Nothing」鑑賞

ジョス・ウィードンが「アベンジャーズ」の製作中に休みをとって、しれっと短期間で撮影した低予算映画。シェイクスピアの「から騒ぎ」の舞台を現代に移し替えたもので、レオナートの屋敷にドン・ペドロの一行がやってきたことで生じる男女2組の恋愛模様と、それを邪魔しようとするドン・ジョンたちの悪巧みが巻き起こす騒動を描いている。 マイナーな登場人物の性別が変更されている点などを除けば、シェイクスピアの原作に非常に忠実らしいのだが…私事で恐縮ですが俺って大学で英文学専攻だったにも関わらずシェイクスピアって殆ど読んだことがありませんでして(授業で無理矢理学ばせられるのが嫌だったのだよ)、この作品もどのくらい脚色されてるのかはよく分からず。 おまけにセリフはすべて当時のままで言い回しが難解だし、登場人物の名前も古めかしくて、誰が誰なのかが分からないまま前半が過ぎていったような。ここらへんは原作に精通している人が観るとずいぶん違った感想になるかと。それでも後半になって話が佳境を迎えてからはどんどん面白くなっていったし、独身主義を貫いていたツンデレの男女が結ばれる結末は非常に微笑ましいものであったよ。モ
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映画評

「EUROPA REPORT」鑑賞

インディペンデント系のSF映画。ちょっとネタバレ気味に紹介します。 木星の衛星エウロパにおける生命体の存在の可能性を調査するために、6人の宇宙飛行士が宇宙船に乗って1年以上もかかるような旅に出る。前例のない任務に胸を躍らせる彼らだったが、やがて悲惨な事故が起きてしまう。それでもエウロパに到着して地表に着地し、調査を始めた彼らだったが、そこで彼らを待ち受けていたものは…というストーリー。 物語の大半は宇宙船のカメラで撮影された映像で構築されていて、いま流行りのファウンドフッテージもののスタイルをとっています。宇宙飛行士たちに何が起きたのかを、地球の科学者たちが明らかにするという流れになっていて、記録された映像に科学者のインタビューが挿入されているような仕組み。また記録映像が順に出てくるわけではなく、時系列が意図的に乱されているので特に前半は話の流れを把握するのに難儀するかも。 科学的考証は、まあ、低予算映画にしてはいいんじゃないんですか。例によって無重力の描写は変なところがあるし、着陸船に全員が乗り込まずに母船に誰か残るだろとか、命綱くらい付けろよとかツッコミどころはあるものの、
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「Super Clyde」鑑賞

ルパート・グリントとスティーブン・フライが出演したシットコム。シリーズ化されることはなかったものの、パイロット版がCBSのサイトで公開されていた。ボツになったとはいえパイロット版がこうして公開されるのは良いことだと思うので、NBCの「ワンダーウーマン」とかフォックスの「Locke & Key」なども公開されるべきだろう。 主人公のクライドはスーパーヒーロー・コミックが好きな内気な少年で、若くして両親を亡くしてからは兄と姉とともに裕福な叔父に引き取られて暮らしていたものの、その叔父も亡くなり、さらに彼の遺産がクライドたちには譲られなかったころからファストーフード店でバイトするしがない日々を送っていた。しかし叔父の遺産が実は遺言によって、彼の死後しばらくの間はクライドたちに譲るなと命じられていたことが判明し、突然クライドたちのもとに大金が舞い込んでくる。兄や姉がその金を私利私欲につぎ込む一方で、クライドは叔父がその財産を人助けのために使っていたことを知り、自分もヒーローになろうと思って、叔父の執事だったランドルフとともに人助けを試みるのだったが…というようなプロット。 話の設定はね、
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「THIS IS THE END」鑑賞

ジャド・アパトー系のコメディアンがみんな本人役で出演したコメディ映画。でもアパトー自身はこれには関わってないよ。 ジェイ・バルチェルがカナダから久しぶりにロサンゼルスにやってきて、旧友のセス・ローゲンと再会するところから話は始まる。2人はそのあとジェームズ・フランコの大邸宅で行われているパーティーに参加し、ジョナ・ヒルやマイケル・セラ、クレイグ・ロビンソンといった同業者たちに出会う。パーティーは夜中まで続いていたが、街が突然巨大な地震に襲われ、住民の多くが天からの青い光につつまれて昇天してしまう。これは聖書の黙示録に記された終末のときがやってきたのだ。 善人たちは神に選ばれて昇天できたが、ハリウッドのセレブなどという邪な連中が神に認められるわけもなく、大半が地割れに落ちたり業火に焼かれて死んでしまう。バルチェルとローゲン、ヒル、フランコ、ロビンソンの5人はフランコの家に閉じこもり、街を跋扈する魔物たちから身を守ろうとするが、招かれざる客としてダニー・マクブライドがやってきたことから内輪もめが始まり…というようなストーリー。 内輪ネタみたいなものは殆どないのだけど、まあ出演者(お
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「MASTERS OF SEX」鑑賞

Showtimeの新シリーズ。公式サイトで第1話が視聴可能だよ。 ドキッとするような題名だが内容は決して卑猥なものではなく、50年代から90年代にかけて性科学の研究を行ったウィリアム・H・マスターズとヴァージニア・ジョンソンを主人公にした話になっている。産婦人科医であったマスターズは男女における性的興奮などに興味を持ち、勤務する病院が難色を示すのにも構わず独自に研究行為を行っていく。その彼に秘書として雇われたジョンソンは彼の有能な助手として働き、やがてパートーナーとなるのだが…というようなプロット。 当然ながら男女の裸もたくさん出てくるのですが、電極をいろいろ付けられて科学者の前で行為に及んでたりするのを見るとなんか萎えますね。カメラをつけて女性の内部を調べよう、なんてことを大真面目にやってるのは結構笑えたりする。テーマ的にはどうしても「愛についてのキンゼイ・レポート」に似ていて、マスターズが美人の妻を持ちながらも性には完全に素人で、そのため性を科学的に研究しようと思い立つあたりも「キンゼイ」に似ているかな。一方でジョンソンは性的に奔放で、その経験をもってマスターズを助けていたり
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「HELLO LADIES」鑑賞

「THE OFFICE」以来、リッキー・ジャヴェイスと組んでいろいろコメディ番組を世に出してきたスティーブン・マーチャントが、ジャヴェイス抜きで主演・脚本・監督を担当したHBOの新シリーズ。第1話がyoutubeにアップされていた。 主人公のスティーブンはロマンスを求めてイギリスからロサンゼルスにやって来たウェブデザイナー。女の子をゲットするために律儀にクラブに行って「やあ彼女たち!」と声をかけたり、知り合った女性を食事に誘ったりするもののすべて失敗続き。その一方で彼の友人たちはうまく女性たちをものにしていて…というようなプロット。 少なくとも第1話はあまり話らしきものがなくて、スティーブンの奮闘ぶりがひたすら描かれる内容になっている。コメディ番組とはいえゲラゲラ笑えるようなものではなくて、同じくイギリス人が絡んだHBOの「エキストラ」とか「FAMILY TREE」みたいな、ペーソスが入り混じったコメディドラマになっているかな。クラブでカッコつけるんだけど相手にされず、酒だけ奢らさせられる主人公の姿は他人事とは思えないですね。 ただやはり立派な家を女友達とシェアしていて、一緒に
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「THE CRAZY ONES」鑑賞

こないだの「MONDAY MORNINGS」がいつの間にか終わっていたデビッド・E・ケリーが、負けじと世に送り出すCBSの新作コメディ。 シカゴの広告代理店に勤めるサイモン・ロバーツは離婚やアル中などを経験して私生活は乱れているものの、秀逸な閃きをもって数々の仕事を手にしてきた。しかし最近は落ち目で職を失う可能性に面しながら、自分の娘を含むスタッフを率いてクレージーなアイデアで仕事を獲得しようとするのだった…というようなプロット。 変人だらけのオサレなオフィスとか、歌うゲスト(ケリー・クラークソン)とか、セックスに関するカジュアルなトークとか、無茶な提案をして逆に公衆の前で恥をかくスタッフとか、いかにもデビッド・E・ケリーの番組だなあと思わせる展開がいろいろ出てくる内容になっていて、これは決して良いわけでもなく、なんかもうネタ切れが顕著なんですよ。「アリーmyラブ」あたりで観たような展開がそのまま繰り返されているという。 主人公のサイモンを演じるのはロビン・ウィリアムスで、TVシリーズに出演するのって70年代の「モーク&ミンディ」以来だよな。彼の娘を演じるのがサラ・ミシェル・ゲ
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「Agents of S.H.I.E.L.D.」鑑賞

鳴り物入りで始まったABCの新シリーズ。「アベンジャーズ」のスピンオフ的な作品な。 「アベンジャーズ」の戦いの後から話は始まっていて、劇中では死んだと思われていたエージェント・コールソンが現場に復帰し、シールドのエージェントの中から特殊チームを結成して特殊能力を持った超人(いちおう「スーパーヒーロー」と呼ばれている)などの脅威を防いでいくという内容になっている。これに加えて「コールソンはどうやって甦ったのか?」というのが大きな伏線になるみたい。 当然ながら「アベンジャーズ」並みのアクションが期待できるわけでもなく、メジャーどころのヒーローが出てくることもなく、司令部はヘリキャリアーから貨物輸送機へと代わって全体的に小ぢんまりとしてるのですが、それでもSFXなどは頑張っているほうかと。また「アイアンマン3」のエクストリミスをはじめ過去の映像作品やコミックの世界に関する言及がいろいろされるのですが、これはどこまで一般受けするだろう。 コールソンを引き続き演じるのはクラーク・グレッグで、マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズも第1話に出演してるがニック・フューリーことサミュエル・L・ジ
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「DADS」鑑賞

アカデミー賞の司会やったり、「テッド」が大ヒットしたりと飛ぶ鳥を落とす勢いのセス・マクファーレン(しかし俺は嫌いだ)が、フォックスの時間枠のさらなる支配を狙って世に出すシットコム。 ワーナーとイーライは共同でゲーム製作会社を運営しており、ビジネスもプライベートも充実した日々を送っていたが、唯一の問題はお互いの意固地な父親たちであった。ワーナーの妻は義理の父の扱いに手を焼き、イーライの父親はなぜか彼のところに住み着くはめに。そして父親たちのエキセントリックな振る舞いは会社の運営にも影響してきて…というようなプロット。 最近では珍しくなったマルチカメラのシットコムでラフトラックつき。家族間のドタバタという意味では典型的なシットコムだが、マクファーレンの作品なのでそれなりにキツいジョークが連発されるため、それで観る人の評価が分かれるかも。中国人を蔑視したジョークがあるということで放送前からクレームを受けているらしいが、アメリカでは既に「変なアクセントで話す中国人」という差別的なネタを続けている「NYボンビー・ガール」というゴミ番組があるので、あれに比べればそんなに気にはならなかったかな
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「SLEEPY HOLLOW」鑑賞

フォックスの新作シリーズ。ティム・バートンの映画のやつとは関係がなくて、原作となった話を現代風にアレンジしたものとなっている。 イカボッド・クレーンは18世紀のイギリス人であったがアメリカにおいてジョージ・ワシントンに味方して独立戦争で戦い、そこで悪魔のような敵軍の兵士に遭遇し、彼の首を切り落とすものの自分も負傷して昏睡状態になってしまう。そして次に彼が目覚めたのは、21世紀のニューヨーク州スリーピー・ホロウの町だった。自分の身に何が起きたのか分からぬまま町をさまようイカボッドだったが、彼の覚醒と同時に馬に乗った首の無い男が町に現われ、巨大な斧で住民の首を切り落とすという事件が発生する。この男がかつて自分が戦った兵士であることを確信してイカボッドは、警察官のアビーと協力して首無し男の脅威から町を守ろうとするのだが…というようなプロット。 イカボッドの妻が魔女だったこととか、首無し男の信者が町にいることなどが示唆されて、「スーパーナチュラル」みたいなホラー系のアクションといった内容になっている。イカボッドが時代の変化についていけず、黒人のアビーが警察官をしていることに驚いたりしてい
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海外テレビ番組

「BROOKLYN NINE-NINE」鑑賞

FOXの新作シットコム。 ブルックリン警察の99分署に勤めるジェイクは抜群の推理センスを持った敏腕刑事で、解決した事件の数では同僚のエイミーを出し抜いていたが、その一方では非常に子供っぽくて規則に従うことを嫌う人物であった。そんな彼のところに新しい署長が派遣され、彼が非常に厳格なタイプであったことからすぐにジェイクは署長に目をつけられることに。さらに署長がゲイであることが判明して…というようなプロット。 第1話の終盤で署長がオープンなゲイであることが明かされるのだけど、その設定は今後どのくらいポイントになってくるんだろう?刑事が主人公のバディ・コメディといった内容で、職場のドタバタが中心という点では「THE OFFICE」に似てるかな。ジョークのテンポがいいので結構楽しめますよ。 主人公を演じるのがSNL出身のアンディ・サムバーグで、イタズラ好きなジェイクの役に実によくハマっているな。他にもジョー・ロー・トルーリロとかカマチョ大統領ことテリー・クルーズとかが脇を固めているほか、署長を演じるのがアンドレ・ブラウアー。彼って「ホミサイド/殺人捜査課」の刑事役をはじめ真面目な役ばかり
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海外テレビ番組

「IRONSIDE」鑑賞

10月から始まるNBCの新シリーズで、名の通りレイモンド・バーの「鬼警部アイアンサイド」のリメーク…っておれオリジナルを観たことがないのですが。 ニューヨーク市警の警部ロバート・アイアンサイドは容疑者を追跡中に狙撃され、半身不随となって車椅子の身になってしまう。しかしこの障害にもめげず、彼は独自の捜査班を結成してさまざまな事件を解決していくのであった…というプロット。 アイアンサイドは頭脳明晰であり、情報集めなどは部下が行うものの、いわゆる安楽椅子探偵というわけでもなく、自ら現場に赴いて犯人逮捕などを行う行動派。ただそのせいか従来の刑事ドラマに比べてそんなに目立った特徴があるわけでもなく、意地の悪い言い方をすれば「刑事が車椅子に乗ってるだけ」だという内容でもある。第1話ではアイアンサイドが狙撃された狙撃された顛末とか、半身不随になったことの葛藤なども描かれているものの、あまり話に深みを与えるものではなく。とりかかった事件の解決もなんとなくモヤモヤが残る内容だったな。 主人公のアイアンサイドを演じるのは「THE EVENT/イベント」のブレア・アンダーウッドで、彼の部下としてパブ
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雑記

震災ボランティア2013

3年目3回目。今年はさすがに規模も縮小され、深夜バスに乗って0泊2日という強行軍であった。昨年までは応援の書き込みなどで賑わっていたボランティアセンターも、そろそろ別の場所に機能を移すとのことで設備などは殆ど取り払われ、ある意味寂しいといえば寂しかったかな。活動内容も減ってきた一方で、まだ個人や旅行会社経由で遠方からいらっしゃっている人たちがいるのは頭が下がりますね。 とり・みき氏も書いていたが、3回目の訪問となると「どこが変わったか」と「どこが変わってないか」という点が気になるもので、2年前には大破した車が転がり、1年前は除染作業をしていた畑に稲穂がたわわに実り、立ち入り禁止だった砂浜にサーファーが戻り、ボランティアセンターの裏に堆く積もれていたガレキの山が片付けられているのを目にすると2年半で復興もずいぶん進んだな、と感心する。しかしその一方で、海岸沿いの住宅地があったところには空き地が広がり、道には砕けた瓦などが散乱し、仮設住宅での生活を強いられている人たちがまだまだいるのも事実であり、復興作業は形を変えてこれからも長らく続けられる必用があるのだろう。 また少し内陸に入った
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映画の雑記

「マン・オブ・スティール」鑑賞

「ウォッチメン」のあとはザック・スナイダーの映画は二度と観るまいと誓った身ですが、スーパーマン映画となると話は別で。許せ。 公開したばかりなので感想を簡潔に: ・またダメ映画になるかと思ったけどある程度は楽しめた。でもこれスーパーヒーロー映画というよりSF映画だよな。人類のファースト・コンタクトを描いた内容の。 ・「ダークナイト」が大ヒットしたときにワーナーの重役あたりが「これからのDCコミックスの映画はみんな暗くするからね〜」といったことを言っていて、スーパーマンを暗くしてどうするんだよと思ってたが、本当にそんな感じだった。 ・今回はそれはそれで映画が成り立っているけれど、フランチャイズとして人気を持続させることが出来るのかは微妙な気もする。なんか悪い意味で全力を使い果たしてしまったというか、後にも登場するであろうキャラクターたちをきちんと立たせていないし。おそらく次の映画には出てこないであろうケヴィン・コスナーとラッセル・クロウなどは良い演技を見せているのだが。 ・「プレミアム・ラッシュ」を観てしまうと、マイケル・シャノンの悪役はどうもカラ威張りしているように見えてしま
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映画評

「PAIN & GAIIN」鑑賞

マイケル・ベイが「でっかいロボットが出てくる大作ばかり撮るのも疲れたんで、ちょっと気分転換に低予算映画を作るわ」とか希望して監督した犯罪コメディ。とはいえ予算は20億円くらいかけてるし、2時間超の長尺で最後は結局アクション映画になるあたり、彼にとっての低予算映画というのは一般の人たちの認識とはちょっとズレてるんでしょう。 1993年から95年くらいにかけてフロリダで実際に起きた事件をもとにしたストーリーで、ジムのトレーナーとして働くダニエルは、ジムの会員で裕福なビクターの資産に目をつけ、それを奪うことをジム仲間のポールとエイドリアンと画策する。何度かドジを踏んだものの彼らはビクターを誘拐することに成功し、彼を痛めつけて必用な書類にサインをさせる。そしてビクターを事故で死んだように見せかけ、自分たちは彼の自宅や銀行貯金をまんまと手にするが、実はビクターは重傷を負ったものの死んではおらず、彼に雇われた敏腕探偵がダニエルたちの周りを探るようになって…という内容。 主要な登場人物が10名くらいいるんだが、うち6名くらいが自分の経歴をモノローグで語ったりするものだからうざったくて仕方がない
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映画評

「NOT FADE AWAY」鑑賞

「ソプラノズ」のクリエーターであるデビッド・チェイスの長編初監督作品。彼の自伝的な要素が詰まったものらしい。 舞台となるのは60年代のニュージャージー。ダグラスはブルースやブリティッシュ・ロックが好きな高校生で、やがて友人たちとバンドを組んでパーティーなどで演奏を行うようになる。そしてガールフレンドもでき、バンドもカバー曲だけでなくオリジナル曲を演奏するようになり、レコード会社のオーディションも受けるのだが、やがてバンドのなかで軋轢が生じてきて…というストーリー。 2時間弱くらいあってそこそこ長い作品なんだけど、これくらいのあらすじしか思いつかんなあ。JFK暗殺とか公民権運動とかベトナム戦争とか、当時の出来事についていろいろ言及されたりはするものの、全体的になんか頭でっかちというか、それらの出来事が主人公の家族にどう影響したのかが深く描かれていないんだよね。60年代を舞台にしたバンドものとかボーイ・ミーツ・ガールものなんて今まで映画で山ほど扱われてきた題材であるわけで、すべてがクリーシェの域を出ていないのが残念。 一番の問題がジョン・マガロ演じる主人公のダグラスで、最初はドラム
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