Kingink

海外テレビ番組

「1600 Penn」鑑賞

NBCの新作コメディ。タイトルはホワイトハウスの住所「1600ペンシルバニア通り」からで、要するに大統領一家を主役にしたシットコム。 スキップはボンクラな大学生だったが父親はアメリカの大統領で、あまりにも大学での成績が悪いために「家」に呼び戻されてホワイトハウスに住むことに。そこには彼の妹2人や弟なども暮らしていたが、彼らの母親は他界しており、父親の再婚相手であるエミリーとはどうもウマが合わない状況だった。父親のデールはそんな彼らの面倒を見つつも大統領としての職務を果そうとするのだが、スキップがいろいろ手を出してきて…といような内容。 トラブルメーカーな長男のスキップに加えて、長女が妊娠してることが発覚したり、次女がゲイらしいことが示唆されたりと、いろいろゴタゴタを抱えた家族が主役だというのは典型的なシットコムですかね。というか舞台がホワイトハウスだというのを除けばあまり目新しさは感じられないような。第1話では大統領が海外の使節団に会ったりするんだが、例によって外国人をコケにしたジョークはあまり面白くないんだよな。 でもキャストは結構豪華で、スキップを演じるのがミュージカル「T
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映画評

「プレミアム・ラッシュ」鑑賞

ジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演のアクション・サスペンス。 ワイリーはニューヨークの法律学校に通っていたが、スーツを来た弁護士になることに興味を抱けず、スリルを求めて自転車のメッセンジャー・サービスをやっていた。ギアなし・ブレーキなしの金属製フレームというベーシックな自転車に乗った彼は自分の脚力と反射神経を駆使してニューヨークの忙しい街なかを疾走し、所属する事務所のなかでもトップレベルの腕を誇っていたが、ある日ガールフレンドのルームメイトより封筒をチャイナタウンまで最優先(プレミアム・ラッシュ)で届けるように依頼される。しかし配達を始めたとたんにワイリーは謎の男に追跡され、身の安全を脅かされるようになる。さらにこの追跡劇に市警の自転車警官や中国人マフィア、ライバルの同僚などが加わり、はたしてワイリーは時間内に封筒を届けることができるのか…というようなストーリー。 冒頭からニューヨークの喧噪のなかを、最適ルートを瞬時に見極めながら自在に走りまくるワイリーの活躍が描かれ、アドレナリンが出っぱなし。タクシーにつかまったり歩道を走ったりとやってることは違法まがいなんだが、車と車のあいだ
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映画評

「Bernie」鑑賞

リチャード・リンクレイターの新作で、実際にあった事件をほとんど脚色なしに映画化したもの。 舞台になるのはテキサス東部のカーセイジという小さな街。そこの葬儀屋に勤めることになったバーニー・ティードは死者や遺族への面倒見もよく、地域の慈善活動にも積極的に参加する男性でカーセイジの誰からも好まれていた。そんなときバーニーは夫を亡くしたマージョリーという老婆の面倒を見るうちに彼女と懇意になっていき、意固地でケチで親族とも仲が悪かったマージョリーも、バーニーに対しては心を開くようになっていく。しまいには「2人はデキているのではないか?」と噂されるほどの仲になり、マージョリーの遺産をバーニーが引き継ぐ約束までされるのだが、やがて彼女はバーニーをコキ使うようになり、彼に厳しく当たるようになる。これに耐えられなくなったバーニーは、彼女を射殺してしまうのだが…というような話。 劇中でバーニーは徹底した善人として描かれ、他人のためにあらゆることを尽くす彼は、マージョリーを殺したあとも彼女の財産を慈善活動に与えてしまうような始末。それに対してマージョリーは地域のみんなに嫌われていた意地悪ばあさんとして
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映画評

「Beasts of the Southern WIld」鑑賞

サンダンスやカンヌなどで高い評価を受け、今年のベスト作品との声も挙っているファンタジー映画。 舞台となるのはルイジアナ南部の、堤防によって周囲と断絶された所にある『バスタブ』と呼ばれるコミュニティ。そこで6歳の少女ハッシュパピーは父親のウィンクとともに自然に囲まれて暮らしていた。ある日彼女は、太古の昔に巨大な獣たちが地上を跋扈していたことや、地球温暖化によりやがて海面が上昇し、バスタブもいずれ水没してしまうかもしれないことを学び、巨大な獣や自分が水に沈んだあとの世界のことに思いをめぐらせる。やがて大きな嵐がやってきたためにバスタブの住民の多くがその地を去り、土地の大半は水没し、残った動植物にも大きな被害をもたらしてしまう。さらにウィンクが病に侵されていることが判明する。自分の置かれた境遇を不安に感じるハッシュパピーだったが、そんな彼女のもとへ極地の氷から解き放たれた太古の獣たちが向かっていた…というようなストーリー。 いちおうファンタジー映画ではあるものの、幻想と現実が交差するようなシーンは1カ所くらいで、あとは自然に囲まれてたくましく生きる父と娘の物語が、現実味を持って描かれて
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アメコミ

ヴァーティゴの思い出

今週アメコミ業界を駆け巡ったニュースが、DCコミックスの大人向けレーベル「ヴァーティゴ」の主任編集長だったカレン・バーガーが退任するというもの。 退任の理由は明らかにされてないし、ここで無駄に憶測することは避けるが、昨年のDCユニバースのリブートによりスワンプ・シングやジョン・コンスタンティンといったヴァーティゴの範疇で扱われてたキャラクターが通常のDCユニバースのキャラクターに戻ったことなどから、ヴァーティゴの縮小は今年になってかなり明白になっており、それを受けての退任ということであれば必ずしも驚くことではないかもしれない。ヴァーティゴ自体はこのまま存続するらしいが、ヴァーティゴ=カレン・バーガーであったことはアメコミのファンなら誰もが知っていたことで、1993年の立ち上げから続いた一つの時代がここで終わったことは間違いない。 何度かここでも書いているように大人向けのレーベルだからといってエロいというわけではなく、アメコミのメインストリームであるスーパーヒーローもののジャンルから外れた、より幅広い表現のできるコミックの受け皿としてヴァーティゴは存在したわけで、その根底にはアラン
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映画評

「MAGIC MIKE」鑑賞

スティーブン・ソダーバーグの新作。 舞台となるのはフロリダ州タンパにある男性ストリッパーのクラブで、主人公のマイクはそこのダンサーの1人。インテリアデザインの才能を持つ彼はクラブなどで稼いだ金をコツコツと貯め、やがてインテリアの店を開くことを夢見ていたが、ダンサーが現金のチップを稼ぐ仕事なのに対してアメリカ社会ではクレジットカードの履歴がものを言うので、銀行からの融資を受けることができず悶々としていた。そんなある日彼は別のバイト先でアダムというボンクラな青年と出会い、彼をクラブに連れて行ったことがきっかけでアダムもストリッパーとして働くことになる。アダムの姉のブルックはそれを好ましく思わないものの、マイクとブルックは恋仲になり…というような話。 題材が題材だがチンコは出てきませんよ。アメリカのストリッパー小屋ってスッポンポンになるのは禁じられてるのかな?でもそれ以外のところはいろいろ披露されまして、体脂肪1ケタ台のおにーちゃんたちによる、軍隊とかカウボーイをテーマにしたショーやダンスがふんだんに盛り込まれている。そういう意味ではミュージカル映画に近いノリがあるかな。 でもショー
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映画評

「007 スカイフォール」鑑賞

ネタバレにならないよう軽い感想をいくつか: ・純粋に楽しめる、とてもよくできた映画。前作のグデグデ感を捨てさり、スピーディでアクション感満載ながらも地に足のついた良質のサスペンス映画になっている。 ・これは監督のサム・メンデスも認めてるけど、クリストファー・ノーランの「ダークナイト」の影響がかなり見て取れる。苦悩する主人公を手玉にとってあざ笑う悪役の姿はジョーカーそのまんま。 ・つうかハビエル・バルデム演じる悪役の計画が緻密すぎる!まっとうに運行してるほうが珍しいロンドンの地下鉄のダイヤまで計算して計画を立ててるんですもの。ボンド映画の悪役はカタワ者、という政治的に正しくない伝統もちゃんと継承してたな。 ・おねーちゃんがあまり出てこない、という批判は確かにその通りなのですが、「ダークナイト」同様に男同士の対決をみっちり描くためには女性を省くしかなかったんだろうな。 ・作品の大きな特徴として「懐かしの面々」の復活がありまして、Qはおろか最後にはあんな人も出てきたりして、オールドファンには十分楽しめる内容じゃないでしょうか。またボンド映画に詳しくない人でも優れたアクション映画として楽し
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映画評

「Act of Faith / Jimmy's End」鑑賞

自分の作品の映画化はひたすら罵倒して呪いをかけていたアラン・ムーア御大が、初めて脚本を手がけた短編映画。監督のミッチ・ジェンキンスは彼の友人…というかフィールズ・オブ・ザ・ネフィリムのPVとか作ってた人なのね。ふむふむ。 「Jimmy's End」は30分くらいの作品で、そのプリクエルとして「Act of Faith」という同じ世界を舞台にした短編も作られていて、今後も続編みたいなのが作られていくのかな?ここらへんは情報が少なくてよく分かりません。 作品のストーリーもかなり分かりにくいものになっていて、「ウォッチメン」や「リーグ」のような冒険活劇を期待してはいけないよ。むしろ「Neonomicon」や「Fashion Beast」みたいな地味で難解なインデペンデント系のムーアの作品に通じるところがあります。いろいろ虐げられる女性とか、グロテスクな闇社会とか。背後で歌が流れるなか話が淡々と進んでいくという光景もムーアがよく使う描写だよね。 ストーリーは全然よく分からないんだが、新聞記者らしき女性フェイスが自宅のクローゼットでエロチックに首を吊るのが「Act of Faith」で、
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映画評

「Cosmopolis」鑑賞

デヴィッド・クローネンバーグが、「危険なメソッド」の直後にしれっと作ってしまった、ドン・デリーロの小説「コズモポリス」の映画版。 舞台となるのはニューヨークのマンハッタン。大統領が来ているということで街には厳戒な警備が敷かれ、富裕層に対するデモも暴徒化し、交通網は麻痺状態に陥っていた。そんななかでも28歳にして資産運用会社の社長で億万長者であるエリック・パッカーは馴染みの店で散髪をしてもらうことを突然決意し、巨大なリムジンに乗って街を横断することとなる。遅々として進まないリムジンの中で彼はさまざまな人々に出会うのだが、やがて何者かが彼の命を狙っているという情報が入り…というプロット。 なんかリムジンの進行とストーリーの進み具合が見事にシンクロしてまして、要するに車も話もひたすらチンタラ進むなか、主人公が出会った人たちと無機質な会話を延々と繰り広げるという展開が続く。それでも話は車にあわせていちおう進んでいるわけで、リムジンを降りてからの残り30分の展開は話がどこにも行かなくなっててかなりしんどかったよ。 主人公が出会うのは彼と結婚したばかりの令嬢や、彼の愛人、ジョギング中のママ
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アメコミ

「Saga, Vol. 1」読了

「Y: The Last Man」のブライアン・K・ヴォーンがカナダの女性アーティストのフィオナ・ステープルズと組んで出した、イメージ・コミックスの新作シリーズのペーパーバック第1巻。おれちょっと前まではイメージの作品なんて殆ど興味なかったんだけど、先週の「The Manhattan Projects」といい最近は野心的な作品がいろいろ出てきてますね。DCコミックスのヴァーティゴ・レーベルが縮小気味なのにあわせ、ヴォーンやグラント・モリソンといった作家がイメージに移行しているような。 話は宇宙をまたにかけたスペースオペラで、翼をもち科学技術に頼るランドフォール人と、角があって魔法を操るリース人とのあいだにおける戦争は何世代にも渡って続き、他の惑星にも飛び火したことで銀河を2分する泥沼のような争いになっていた。そんなときランドフォール人のアラーナとリース人のマーコは戦場で出会い、敵同士でありながらも恋に落ちてヘイゼルという女子をもうける。しかし2人の結婚は両種族にとって大きなタブーであり、事態を重く見たランドフォールとリースの首脳部はそれぞれ2人のもとに刺客を遣わし、ここに親子3人の
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海外テレビ番組

「Battlestar Galactica: Blood & Chrome」鑑賞

言わずと知れた「ギャラクティカ」のスピンオフ作品。本来はれっきとしたシリーズになるはずで2時間のパイロット・エピソードが撮影されたはずなんだが、その後シリーズ化がなぜか見送られ、ミニシリーズになるだのTVムービーになるだのといった噂ののちに結局12分×10本のウェブでのみにシリーズになり、後で2時間ムービーとして再編集して放送されるらしい。 ストーリーは若き頃のコードネーム「ハスカー」ことウィリアム・アダマを描いたもので、第一次サイロン戦争が激化するなか、パイロットスクールをトップレベルの成績で卒業したアダマは最新の戦艦バトルスター・ギャラクティカに配属されるものの、その自信過剰な性格が懸念され、念願のバイパー戦闘機ではなくラプターを使った平凡なお使いミッションをあてがわれる。ふてくされながらも搭乗員を乗せてラプターで出発するアダマだったが、実はそれが極秘のミッションであり、行き先が変わることを告げられる。そして彼らが向かったところではサイロンのレイダー機が襲撃してきて…というのが2エピソードまで行ったところの内容。 悪くはないんだけど地味で話の展開が遅かった前スピンオフ「CAP
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アメコミ

「The Manhattan Projects Vol. 1: Science. Bad.」読了

ジョナサン・ヒックマン&ニック・ピタッラによる、イメージコミックスで連載中のコミックのペーパーバック第一巻。 いわゆる架空歴史もので、話が始まるのは第二次大戦中の1942年。ドイツと日本の脅威に対抗するためにルーズベルト大統領の命を受けたレズリー・グローヴス准将は天才科学者を招集して「マンハッタン計画」を立ち上げる。これは世間的には原子爆弾を製造するための計画であったが、実際はそれ以上に驚異的な発明を研究するための極秘のミッションであった。そして亡命してきた科学者たちも計画に加わり、さらに地球外生命からの脅威が出てきたことで計画はあらぬ方向へと暴走していく…というようなプロット。 いちおう登場人物の大半は実在の人物なんだけど、みんな筋金入りのマッド・サイエンティストだし腹に一物もっていて、誰も善人がいないところが凄い。オッペンハイマーの正体は本物を食い殺した双子の兄(しかも多重人格者)だし、アインシュタインはパラレルワールドからやってきた悪人で、フォン・ブラウンは片腕サイボーグ。ハリー・ダリアンは放射能を浴びてガイコツになっているし、エンリコ・フェルミはもはや人間ではなくなってい
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海外テレビ番組

「Wizards vs Aliens」鑑賞

「ドクター・フー」のリブートを主導したラッセル・T・デイビスによる新作シリーズ。 トム・クラークはサッカー好きの普通の少年だったが、実は彼は魔法使いの家系の出身であり、彼も未熟ながら魔法が使える少年だった。そんなとき魔法をエネルギー源とするネクロスという宇宙人がやってきて、地球上の魔法使いから次々とパワーを吸い取ってしまう。そしてネクロスの脅威はトムにも及び、彼は同じく魔法使いのおばあちゃんや、科学オタクの同級生ベニーの力を借りてネクロスに立ち向かうのだが…というようなプロット。 「The Sarah Jane Adventures」と同じく子供向けのチャンネルCBBCで放送されてる番組なので、内容は完全にローティーン向け。というかこれ内容が殆ど「Sarah Jane」そのまんまじゃ…。主役のエリザベス・スレイデンが他界したことであっちのシリーズが続けられなくなったので、看板だけ変えて新しいシリーズ立ち上げました、というような感じ。脚本もどうも流用しているらしい。 とはいえ「Sarah Jane」くらい面白いのかというとそうでもなく、やはり強力な主役がいないために凡庸な内容にな
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映画評

「THE BAY」鑑賞

いまアメリカで公開中のファウンドフッテージもののホラー。何について書いてもネタバレになってしまう気がするので、ここから先を読むのはお気をつけください。 舞台となるのはメリーランド州のクラリッジという人口6000ほどの小さな港町で、2009年の出来事。町は7月4日の独立記念日を迎えて賑わい、多くの人たちが浜辺へと繰り出していた。しかし水に入っていた人たちの多くに、皮膚の炎症が起きるという事態が発生する。最初は水中のバクテリアに対するアレルギーかと思われていたが、患者の数は増加し、さらには嘔吐などを繰り返す人々も続出。やがて苦悶のうちに絶命する人もあらわれ、町は一夜にしてこの世の地獄と化す…というようなプロット。 (ここから先は本当にネタバレなので白文字にします)町の住民たちを襲ったのは、実はバクテリアではなく突然変異した寄生虫のワラジムシ(ウオノエ)。もともと魚に寄生する生物だったのが、町の養鶏場から垂れ流されたステロイドだらけの鶏糞や、放射能汚染などの影響で凶暴化して人を襲うようになったのだ。おまけに幼虫の段階で人の体内に入り込み、急成長して肉を食い破って出てくるというおぞましさ
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海外テレビ番組

「Night of Too Many Stars」第4弾鑑賞

前回からちょうど2年たって行われた、コメディセントラルによる自閉症の子供たちのためのチャリティ・イベント第4弾。司会は毎度のごとくジョン・スチュワートで、大統領選に向けて「デイリーショー」も忙しいだろうに頑張ってるよね。 前回はロサンゼルスから生放送をやってたのに対して今回はニューヨークの「デイリーショー」のスタジオにセットを設置し、ビーコンシアターで行われたイベントの録画を流しながらライブで募金を募るという形式だった。ゲストは相変わらず豪華で、イベントに出たのがセス・ローゲンやスティーブン・コルベアー、ティナ・フェイにエイミー・ポーラーなどなど。そして募金の電話の対応をしたのがトム・ハンクスやジュリアン・ムーア、ポール・ラッド、ジミー・キメルなど。 今回のテーマは「敵同士も仲良くする」ということで、宿敵同士がチャリティのためにステージで共演するといったもの。保守論客のビル・オライリーがリベラル派のクリス・マシューズとヘリウムを吸ってカン高い声で討論したり、スティーブン・コルベアーと熊が一緒に登場したり、糖尿病にかかったシェフのポーラ・ディーンとバターが共演したり。ちなみにバター
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海外テレビ番組

「HUNTED」鑑賞

「反撃のレスキューミッション」じゃないほうの「STRIKE BACK」(ここちょっとややこしい)に続く、HBOの関連局であるシネマックスとBBCが共同製作したスパイ・サスペンス。クリエーターは「Xファイル」のフランク・スポトニッツ。 民間軍事会社のエージェントであるサム・ハンターはタンジールで要人の救出ミッションに成功するものの、その後何者かの裏切りによって狙撃され、重傷を負ったうえに身ごもっていた子供を失ってしまう。そしてスコットランドに身を隠して回復した彼女は、1年ぶりに職場に復帰する。そこで彼女は自分を裏切ったのが誰なのかを突き止めようとしたのだ。そんな彼女に新たな任務が与えられ、怪しい経歴を持つ大富豪に接近するよう命じられる。そして大富豪の孫の世話係として彼の家に住む事になったサムだったが、謎の暗殺者が彼女の前に現われるのだった…というようなプロット。 女スパイものだからといって「エイリアス」や「コバート・アフェア」みたいな派手なアクションものを期待してはいけないよ。格闘シーンとかはそこそこあるものの、映像の色づかいは地味だし、ブリティッシュな陰気くささが漂う雰囲気になっ
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映画評

「MOONRISE KINGDOM」鑑賞

ウェス・アンダーソンの新作だよ。 舞台となるのは1965年、ニューイングランド地方にある小さな島ニューペンザンス。そこにボーイスカウトの一員としてサマーキャンプにやってきた12歳の少年サムは、島に住む少女スージーと出会って2人は恋に落ちる。そして1年のあいだ2人は文通を続け、つぎの夏に駆け落ちをすることを決意する。こうしてサムはキャンプを、スージーは家を抜け出して両者は落ち合い、山のなかでキャンプ暮らしをしようとするものの、彼らがいなくなったことに気づいたスカウト長や島の警察官、スージーの両親たちが後を追いかけてくることに。さらには巨大な嵐が島を直撃し…というストーリー。 前作「ファンタスティック Mr.FOX」は人形アニメだったので1つの転機になるかな?と思いきや、今回も実にアンダーソン的な作品でございました。メガネ君の初恋というテーマは「天才マックスの世界」を連想させるし、どこか心に陰のある大人たちがいろいろ出てくる点は「ロイヤル・テネンバウムス」に通じるものがあるかな。あの特徴ある色遣いも使われていて実にアンダーソン的。とはいえ今回はなんと16ミリで撮影されていたり、サント
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海外テレビ番組

「Emily Owens, M.D.」鑑賞

これまたThe CWの新作シリーズ。 医学部を卒業したばかりのエミリーはデンバーの病院に勤務することになり、学生時代から好きだったウィルと同僚になって心がときめくものの、高校時代にイジメられた元同級生がいることを知ってゲンナリする。そして厳格なベンダーリ先生のもと、彼女は一人前の医師になるための第一歩を踏み出すのでした…というようなプロット。 なんか医者もののクリーシェがぎっしり詰まった作品。軽傷だと思った患者が突然容態悪化したり、患者が行方不明になったり、医者同士の恋愛とか競い合いとかがあったり、そこらへん既に「グレイズ・アナトミー」とかでやってるよなあという感じ。病院は高校と同じような人間関係があるよ、というアングルが目新しいといえば目新しいのですが、第1話の後半ではもうそんな話が出てこなくなってるし。 主演は「Off The Map」のマミー・ガマー…って要するにメリル・ストリープの娘。ここらへんはコネがどのくらい効いてるんだろう。演技力というのは当然遺伝するものではないので、母親並みの演技力を求めてはいけません。なんかホウレイ線の目立つ顔だなあ、と思ったらもう29歳なの
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海外テレビ番組

「Beauty and The Beast」鑑賞

The CWの新シリーズ。80年代にリンダ・ハミルトンとロン・パールマン主演でやってたシリーズのいちおうリメークという扱いになるらしい。 キャサリンは学生時代に母親が謎の男たちに殺され、自身も命を狙われたところを野獣のような存在に救われた過去を持っていた。それから9年が経ちニューヨーク市警の警部となった彼女は、とある殺人事件の現場で動物と人間が合わさったようなDNAが検出されたことに疑いを抱く。それを調査するうちに、彼女はヴィンセントという男性と出会う。ヴィンセントはアフガンにおいて軍の人体実験を受け、野獣並みの感覚と運動能力を身につけたのだが、それによって政府に追われているのだという。そして過去にキャサリンを救ったのも彼であった。自分の母親を殺した男たちと、ヴィンセントを狙う者たちとの間に何かしらの接点を感じたキャサリンは、こうしてヴィンセントの助けを借りながら真相を明かそうとするのだった…というような設定。 まあ要するにコンセプトは「美女と野獣」で、80年代のやつではロン・パールマンがライオンのようなメークをして「外見は醜いけど心は高貴な野獣」を演じてたのですが、そこはイケメン
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海外テレビ番組

「NASHVILLE」鑑賞

テルマ&ルイーズの脚本家によるABCの新シリーズ。ロバート・アルトマンの同名映画とは関係ないよ。 カントリー歌手のレイナ・ジェイムスはナッシュビルのレコード・レーベルから出したアルバムがトリプル・プラチナムに輝くほどのスーパースターだったが、最近は時代の変化についていけずに人気も落ち目になり、ツアーのチケットを売るのにも苦労していた。そんな彼女に出された提案が、若手の人気シンガーであるジュリエット・バーンズとのジョイント・ツアーだった。ジュリエットは成功するためなら手段を選ばない少女であり、レイナのギタリストを引き抜こうと画策していた。その一方で地元の有力者であるレイナの父親は、さらに権力を手中にするためにレイナの夫を市長選へと立候補させる…というようなプロット。 カントリーミュージックの世界を舞台にしていることから、登場人物が歌うオリジナルの曲に加えてカントリーの名曲がふんだんに使用され、音楽をTボーン・バーネットが担当しているという豪華さ。歌を前面に押し出したドラマという点では「SMASH」に似てなくもないが、あっちよりもドラマと歌の融合がずっと自然で、バーでたまたま見かけた
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「ARROW」鑑賞

The CWの新シリーズで、DCコミックスのスーパーヒーロー「グリーン・アロー」をベースにしたもの。同じくThe CWの「ヤング・スーパーマン」にもグリーン・アローが出てたけど、あれとは別物だよ。 オリバー・クイーンは大富豪のボンクラ息子だったが、父親とクルージングに出た際に嵐に見舞われて遭難し、ただ1人生き残って無人島に漂流する。そこで生き延びるために弓矢を始めとするサバイバルの技術を身につけた彼は、5年後に救出されて故郷へと戻る。そして彼は島での経験を活かし、弓矢を操るヒーローとなって街にはびこる悪と戦うのだった…というプロット。 コミック版のグリーン・アローはヒゲをたくわえたスケベな親父というイメージが強いが、こちらはThe CWなので当然ながらイケメンの若者が主役を演じている。無人島に5年いても肌とか歯がとってもキレイですな。他にも舞台が「スター・シティ」から「スターリング・シティ」となっていたり、ヤク中の相棒「スピーディ」がヤク中の妹のニックネームになっていたりと、原作に大幅なアレンジが加えられている。登場人物にはダイナ・ランスのほかにマーリンやドレイコン、デッドショッ
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「Chicago Fire」鑑賞

NBCの新シリーズ。 内容はタイトルそのまんまで、シカゴの消防士たちの活躍を描いたもの。火災によって命を落とした同僚に対するトラウマとか、タフな女性救命士とか、早く一人前になりたいルーキーとか、消防隊とレスキュー隊とのライバル関係とか、タフな署長とか、薬物に溺れる奴とか、まあ消防士ドラマとしてはベタな要素がいろいろ詰まってます。いかにも「ちゃんとシカゴで撮影してんだぜ!」と言わんばかりにシアーズタワー(今はウィリス・タワーって言うのか)がやたら背景に映るほか、市長のラーム・エマニュエルまでもがカメオ出演していた。 主演は「ハウス」のチェイスとこジェシー・スペンサーで、「ハウス」のときと話し方が変わってないような気がするんだが、オージー訛りはまだ残ってるんだろうか。他には同じく救命ドラマ「TRAUMA」に出てたテイラー・キニーなどが出演している。 第1話はキャストの紹介と派手な火災シーンに殆どの時間が費やされており、今後どんな番組になっていくのかは判断がつきかねるな。災害に立ち向かい人命を救助する男たちの活躍は確かに迫力があるし見応えがあるんだけど、第1話並みの予算を今後もかけら
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「Made in Jersey」鑑賞

CBSの新作法廷ドラマ。 ニュージャージーに住むイタリア系の大家族出身のマルティナはニューヨークの高級法律事務所の新人として働いていたが、とある殺人事件の凶器を見抜いたことから事務所のボスに気に入られ、別の殺人事件を担当するように命じられる。それは大学教授を殺害した嫌疑をかけられた女生徒の弁護で、彼女の無実を確信したマルティナは警察顔負けの行動力で事件の捜査にあたるのだったが…というのが第1話のプロット。 気が強いチャキチャキのジャージー娘のマルティナを演じるジャネット・モントゴメリーはイギリス人…っていいのかそれ。アメリカ人を起用するわけにはいかなかったんだろうか。他にもパブロ・シュライバーやステファニー・マーチといったテレビ界の常連が出演しているほか、法律事務所のボスをカイル・マクラクランが演じており、ゲスト扱いでマルティナの母親をドナ・マーフィーが演じていた。 内容はかなりありきたりな法廷ドラマで、若手の女の子が事件解決に奮闘するさまは「リーガルに恋して」あたりとダブりまくっている感じ。ケバい服を着たマルティナの家族の描写とかもそんなに面白くないし、むしろイタリアンをステ
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「VEGAS」鑑賞

これがTVシリーズ初出演となるデニス・クエイドを筆頭に、マイケル・チキリスやキャリー・アン・モス、「テラノバ」のジェイソン・オマラなどキャストが結構豪華なCBSの新シリーズ。第1話の監督をジェームズ・マンゴールドが務めていた。 舞台は1960年のラスベガス。ラルフ・ラムは郊外の牧場で働くカウボーイだったが、街にはカジノが乱立し近代化の波が彼に周りにもやってきていた。そしてカジノの儲けを狙ってマフィアの大物ヴィンセント・サヴィーノが到着するなか、大戦中の上官であった市長によってラムは保安官に任命され、汚職うずまく街に法と秩序をもたらそうとするのだったが…というような話。 「LOST」ライクな番組にとって代わって、最近はこういう「マッドメン」ライクな60年代ドラマが毎シーズン出てくるようになりましたね。マイノリティの役者の出演が少ないという点ではあまり歓迎したい風潮ではないのだが。でもラスベガスのセットとかはよく出来てるよ。明らかにグリーンスクリーンの前で撮ったようなショットもチラホラあったけど。ちなみに主人公とかは実在した人物をモデルにしてるらしい。 マフィアのボスと保安官の対立
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海外テレビ番組

「ELEMENTARY」鑑賞

CBSの新シリーズ。新たなる「現代版シャーロック・ホームズ」。 こっちのホームズはイギリス人だがニューヨーク在住で、元麻薬中毒という設定。リハビリ施設を出たばかりで、心配した裕福な父親(姿は出てこない)によって元外科医のジョーン・ワトソンが保護司(のようなもの)として彼のところに派遣される。しかしエキセントリックかつ頭脳明晰なホームズは、ワトソンの心配などそっちのけで殺人現場に顔を出し、警察のコンサルタントとして事件を解決していくのだった…というようなプロット。 現代版シャーロック・ホームズといえばBBCの「SHERLOCK」が存在しているわけで、あっちの製作陣からは既にディスられてたりするわけだが、まあ世の中に現代版ホームズが2つあってもいいでしょ。全体的にはやはりBBCのほうがユーモラスでずっと面白いわけだが、これはこれでありかと。女性のワトソンがいるほかは原作からの引用などは皆無に等しいが、家の屋上で養蜂をしているところはちょっと粋なオマージュでしたね。 こちらのホームズを演じるのは、奇しくもベネディクト・カンバーバッチと舞台で共演してたジョニー・リー・ミラー。いくら舞台
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