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海外テレビ番組

「LAST RESORT」鑑賞

「ザ・シールド」のショーン・ライアンによるABCの新シリーズ。 マーカス・チャップリン艦長率いるUSSコロラドは核ミサイルを18発を搭載した最新鋭の潜水艦だったが、赤道直下を潜航中にパキスタンへの核ミサイル発射の命令を受ける。その命令が通常のチャンネルで送られていないことを不審に思ったマーカスは命令の再確認をワシントンに依頼するものの、逆に説明もなく艦長の職を解任するとの連絡を受け、さらに何者かが放ったトマホークミサイルによってコロラドは損傷を受けて海底に沈んでしまう。その間に核ミサイルが2発パキスタンに撃ち込まれ、ワシントンは混乱状態に陥る。どうにか復旧したコロラドは艦を狙ったトマホークがアメリカのものであることを突き止め、もはや誰も信用できなくなったことを知ったマーカスは再び館長職に就き、NATOのレーダーステーションがあるインド洋の孤島に上陸。そこに近づいた者には核ミサイルを撃ち込むとの警告を世界に発したのち、物事の真相を究明しようとするのだった…というようなプロット。 冒頭のミサイル発射命令に対して疑心暗鬼になるシーンは「クリムゾン・タイド」そのまんまだけど、後からワシン
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雑記

「マネーボール」の作者のスピーチ

「マネーボール」を書いたマイケル・ルイスが今年プリンストン大学で行ったスピーチを訳してみた。原文はこちら。このスピーチのことはビル・マーの番組で言及されてて知ったのだが、親のあとを継いだ政治家や自分の成功を当然だと考える実業家が多い世の中において、実に素晴らしいことを言っていると思うのです。 「幸運のクッキーを食べないで」 ありがとう、ティルマン総長。理事や後援会の方々、父兄の皆様。そして今年度の卒業生の皆さん。お互いを讃え合いましょう。次に皆が黒い服を着て教会に集まる時は、喜び合えるような雰囲気ではないでしょうから。この時を楽しみなさい。 30年前、私は皆さんが座っているところにいました。年配の方が人生の経験について語るのを聞かされたのでしょうが、内容はまったく憶えていません。誰がスピーチをしたのかも記憶に残っていません。しかし卒業式のことは明確に憶えています。卒業式では期待と開放感を得られるかもしれないと伝えられ、もしかしたら皆さんはそう感じているかもしれませんが、私はそうではありませんでした。私は憤慨していました。自分の貴重な4年間をここで費やしたというのに、その返礼として
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映画評

「The Cabin in the Woods」鑑賞

「アベンジャーズ」で今をときめくジョス・ウィードンが脚本と製作を担当した作品で、監督は「クローバーフィールド」の脚本家のドリュー・ゴダード。2009年に撮影したのがいろいろあって公開が今年まで公開が遅れたらしい。 大学生のダナとその友人のジュールズ、およびその仲間たち計5人の男女が、田舎の山奥にある山小屋へキャンプに行くところから話は始まる。森のなかの山小屋に到着した彼らは湖で泳いだりと楽しいひとときを過ごすものの、やがて周りで奇妙な現象が起きることに気づく。そして彼らは何者かに監視されていたのだった…というようなプロット。 これ以上の設定をバラすと話がいっぺんにつまらなくなるので細かい説明は省くが、要するにホラー映画をとてもメタな視点から語った異色作になっている。典型的なティーン向けホラーを脱構築しているというか。メタな様子があるホラー映画というと「スクリーム」が以前にあったが、あれよりもさらに奇妙なプロットのツイストが加わっている感じ。また同じティーンの主人公たちでも、ケヴィン・ウィリアムソンよりもジョス・ウィードンの作品のほうが活発でいいですね。今回の5人はやはり「スクービ
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海外テレビ番組

「The Mob Doctor」鑑賞

フォックスの新シリーズ。 シカゴの病院に務めるグレースは有能な外科医だったが、彼女は暗い秘密を抱えていた。ギャンブルにはまって多額の借金を抱えた弟を放免してもらう代わりに、彼女はマフィアの一味のために医療行為を行うことになったのだ。当初はケガしても病院に行けない構成員の治療などを行っていたのだが、ついには入院中の裁判の証人を殺すように命じられ…というようなプロット。 主人公のグレースを演じるのはジョルダーナ・スパイロ。って誰だ。若いわけでも美しいわけでもなく、うーんといった感じ。彼女の運命を握るマフィアの大物をウィリアム・フォーサイスが演じていて、まあビッグネームではあるのだが体型がもう緩みきっていて、全然凄みとかが感じられないのはどうかと。 そしてマフィアに従うことになったグレースはなんかオロオロしているだけ。気が強い女性だという描写はいくつもあるんだけど、じゃあ不遇な自分の運命をどう切り開いて行くのか、という決意のようなものが無いんだよな。その一方でマフィアとは関係ない病院の仕事でも患者を優先するあまりに上司にタテ突いたり、規程を無視したりして周囲に迷惑をかけまくっていたり
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海外テレビ番組

「GUYS WITH KIDS」鑑賞

NBCの新シットコム。クリエーターにジミー・ファロンが名を連ねている。 内容は題名そのまんま。子連れの3人の男性が、子育てをしつつも自分たちの好きなように生きようと悪戦苦闘するコメディ。それって「Raising Hope」とか「Up All Night」で間に合ってますから。3人のなかには離婚したばかりのシングルファーザーとか、4人も子供がいて貧乏な一家の父親とかがいるんだけど、その貧乏親父が黒人だというのがステレオタイプ的でちょっとひっかかるな。 その黒人の父親を演じるのがアンソニー・アンダーソンで、彼ってコメディから始まって最近はもっとシリアスな役を演じているイメージがあったんだけど、まわりまわってまたシットコムに戻ってきたのか。でもこんな程度の番組にもどってきてもねえ。NBCって視聴率が凄惨なくらいに低迷しているとはいえ「30ロック」とか「Community」などといった熱心なファンを持つシットコムを揃えているのは強みいいと思うんだが、そのなかにこんな凡庸な内容の番組を持ってきてどうするんだろ。 最近はめっきり減った、観衆の前で撮影するマルチカメラのシットコムのスタイルを
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映画評

「THE GOSPEL OF US」鑑賞

「ザ・サンドマンの表紙の人」ことデイヴ・マッキーンが監督した映画。ただし彼が細かい演出などをしたわけでなく、ウェールズ出身のマイケル・シーンが同郷の詩人オーウェン・シアーズの小説をもとにした劇をウェールズの町ポート・タルボットで3日にわたって開催した光景を撮影したものらしい。 ベースとなるのはキリストの受難劇で、シーンが演じるのは「教師」と呼ばれるボロをまとった男性。海で洗礼を受けた彼はサンドウィッチを皆に分け与え、テロリストを説得したりして人々に慕われる存在になるものの、やがて警察に連行されて公開裁判にかけられ、頭に有刺鉄線の冠をかぶせられて磔にされることに…というのがものすごく大ざっぱな話の流れ。決して明確なストーリーがあるわけではなく、抽象的なシーンが連なっているような感じか。 ストーリーにおいて聖書の登場人物はすべて現代的になり、ローマ兵は高圧的な警察部隊になり、主人公を裁くのはスーツを着た地元の政治家であり、さらに神は高台から見下ろす工事現場のオッサン、という姿で登場していた。 そして劇といっても町全体が参加した大きなイベントのようなもので、シーン以外の役者はおそらく
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雑記

震災ボランティア2012

昨年に引き続き行ってきたのだよ。連休前だったこともあり新幹線が混んでて行きは立ち席という憂き目にあったが、無事仙台に到着。 昨年は破壊された車がまだ転がってたようなところもずいぶん整理されて、復興の進展が目に見えて進んでるところがある一方で津波の被害が甚大だった地域ではまだ家屋が破壊されたままだし、受け入れ先が不明なガレキがうず高く積まれていたりと、完全に以前のようになるにはまだまだ長い時間がかかるんだろう。 ボランティアセンターのスタッフは昨年は地元の人たちが多かったような気がしたけど、今年は関東から何度も来ているリピーターの人たちが核となって参加者をまとめていました。自分たちの仕事があるのに、身銭を切って週末に車をとばしてやってくる人たちだから偉いよなあ。別に政治思想などに基づいているわけでもなく、単純に人助けのためにみんな遠方からやってきているわけで。 俺があてがわれた作業は大豆畑の雑草苅りで、津波によって海水に浸かった畑では稲作ができないため今年は大豆を植えて、来年に稲作の再開を検討するのだとか。昨年のガレキ片付けよりも作業的には楽だったのでいい感じで進む。それでも疲れ
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海外テレビ番組

「Revolution」鑑賞

こんどNBCで始まる、「スーパーナチュラル」のクリエーターによるシリーズ。プロデューサーにJJエイブラムスが名を連ねていて、第1話の監督をジョン・ファブローが務めていた。 ある日突然、世界中のあらゆる技術が停止し、電力はおろかエンジンや電池も使用できなくなる「ブラックアウト」と呼ばれる現象が発生する。これによって世界の文化は壊滅し、人々は中世並みの暮らしを強いられることになった。そして舞台は15年後。若き少女チャーリーが暮らす集落に、その一帯を支配する私設軍の一味がやってくる。彼らはチャーリーの父親が「ブラックアウト」の原因について何か知っていることをつきとめ、彼を確保しにきたのだ。しかし生じた小競り合いによって父親は死亡し、チャーリーの弟は私設軍によって誘拐されてしまう。チャーリーは弟を救出するため、父親の言葉に従ってシカゴに住むという叔父を探しにいくのだが…というような話。 最近はめっきり減った「LOST」ライクな話で、文明が廃れた世界を舞台にしてる点は「ジェリコ」に似てるかな。ボウガン持って戦う少女が主人公なのは「ハンガーゲーム」あたりも意識してるんだろうか。エンジンが使え
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雑記

八丈島旅行

最近はいまさら夏休みモードになっててブログの更新が滞ってるのですが、週末に八丈島へ個人旅行してきたので簡単な手記を。 羽田から早朝の便に乗ったら1時間もしないうちに到着。オンボロなレンタカーを借りて島巡りをすることに。コンビニやマックなどが無いことは聞いてましたが、飲食店やスーパーなども数えるほどしかなく、本屋は一軒、パチンコ屋が二軒くらい。当然映画館やDVDレンタルなども無く、ここは本当に東京都なのかと思うばかりの過疎っぷり。かといって観光客向けの設備などが充実してるわけでもなく、看板や標識が色褪せた、時代に取り残された感の強い島でしたね。郵便局と駐在所は多かったかな。 そんな町なかを通ってから三原山をぐるっと廻り、底土のビーチへ。ビーチといっても火山島なので黒い火山岩がむき出しになってるわけで、沖縄みたいな遠浅の砂浜のようなものはなし。足のつかない深さのうえに海流の流れが速く波も強いので、スノーケルだけで潜ったら結構怖かったよ。スキューバダイビングするとウミガメとかが見られて楽しいようですが。でも魚がチラホラいました: あまりビーチで長居することもできず、あとは民俗資料
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海外テレビ番組

「ドクター・フー」シリーズ7開始

やっと始まりましたよシリーズ7。最近はイギリスとアメリカで同日に放送されるようになったので欧米の人たちはみんな首を長くして待っていて、知らぬは極東の日本人のみ。 前にも書いたようにシーズン6はサイレンスやらリバー・ソングやら「宇宙最古の質問」などといった謎というか伏線が乱雑していていまいちスッキリ楽しむことができなかったのですが、少なくともこのシリーズ7の第1話はサスペンスが満載で、最後にホロリとさせてくれる優れたエピソードであった。 今回のシリーズに先駆けてウェブで公開されたミニエピソードで示唆されたようにエイミーとローリーの夫妻が別居状態でいるところから話が始まり、ドクターが2人の仲を修復しようとするばかりでなく、ダーレクの集団に3人は拉致され、ダーレクの監獄だという惑星に送り込まれることに。そこで彼らが出会ったのは…という話。エイミーとローリーに代わってシリーズ途中から新しいコンパニオンになる女の子も出てきて、あれ彼女はクリスマス・スペシャルで初登場するんじゃ…と思いきや意外な展開が待ち受けていて面白かった。ジェナ=ルイーズ・コールマン演じる新しいコンパニオンは可愛くていい
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海外テレビ番組

「The New Normal」鑑賞

こんどNBCで始まるシットコムで、クリエーターは「GLEE」のライアン・マーフィー。 ブライアンとデビッドは幸せに暮らすゲイのカップルだったが、子供を持ちたいと考えて代理母の候補をあたるうちに、ウェイトレスとして働くゴールディーというシングルマザーに出会い、彼らの子供を出産してくれるように依頼する。しかし口うるさいゴールディーの祖母はそれを好ましく思わず…というようなプロット。 ゲイとレズビアンのカップル、代理母、シングルマザー、ドラッグクイーン、身体障害者などアブノーマルな人たちがいろいろ出てきて、「アブノーマルこそ新しいノーマルだよ!」と劇中で高らかに宣言されるという、ライアン・マーフィーの主義主張が露骨に反映された内容になっている。主張自体は結構なのですが、そのおかげでストーリーが割りをくってしまってるのはいかがなものかと。「GLEE」もシーズン2の半ばあたりからゲイの主張がやたら幅を利かせるようになって辟易したのですが、マーフィーはそこらへんもうちょっと控え目にすればいいのにね。 キャストはゴールディーの祖母をエレン・バーキンが絶妙な毒々しさをもって演じているほかは、よ
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海外テレビ番組

「Parade's End」鑑賞

今をときめくベネディクト・カンバーバッチ主演の、BBCとHBOが共同製作したミニシリーズ。ということは当然HBOでも放送されるんだろうが、こういうイギリスの時代物の番組ってアメリカのどこらへんの視聴者層が観るんだろうね。「ダウントン・アビー」などがヒットしてるので需要があることは分かるんだが。フォード・マドックス・フォード(って誰だ)の4部作の小説が原作で、脚本はトム・ストッパード。冒頭で物語の時系列が前後するあたりは、ストッパードらしいと言えるのかしらん。 舞台となるのは20世紀初頭。主人公のクリストファー・ティージェンスは裕福な名家の出身で才能ある公務員だったが、自由奔放なシルヴィアという女性と情事を持ったために彼女が妊娠し、嫌々ながらも結婚する羽目になる。その後もシルヴィアは家事や育児を放ったらかして他の男性との不倫を平然と行い、クリストファーの鬱憤は募るばかり。そんなとき彼は女性運動に関わるヴァレンティンという若き女性と出会い、彼女に惹かれていくのだが…というようなプロット。 頭脳明晰なシャーロック・ホームズとはうってかわって、2人の女性のあいだでオロオロする男をカンバー
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音楽

XTCの知られざる名曲たち

8月ももうすぐ終わりだが夏休み特集ということで、俺が愛してやまないイギリスの老舗バンド、XTCのアルバム未収録曲を(ほぼ)リリース順に紹介していくのだよ。XTCはシングルB面やホームデモにも名曲がたくさんあるバンドで、古くは「BEESWAX」や「Rag and Bone Buffet」、最近では「Coat of Many Cupboards」などと未発表曲を集めたコンピレーション・アルバムも出されているものの、それにも収録されてない曲やバージョン違いのデモとかがあって、なかなかコレクター泣かせのバンドなんだよね。そんな中でも個人的に好きなのは以下の通り: Hang on to the Night まだキーボードにバリー・アンドリューズがいたころの曲。この頃のサイケなXTCに影響を受けたバンドって沢山いると思う。1:30あたりのキーボードソロが好きです。 2枚目のアルバム「GO 2」のときはダブのミックスを加えたボーナスアルバムやアンディのソロアルバムなども出てるのだが、あれらは出来が良くないので割愛。 The Somnambulist 4枚目のアルバム「ブラック・シー」
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映画評

「ザ・レイド」鑑賞

あまり良く知られてないインドネシア映画「ザ・タイガーキッド~旅立ちの鉄拳~」の監督(ウェールズ人)&主演(東南アジアの格闘技シラットの達人)のコンビによる新たなアクション映画。 ストーリーは極めて単純で、ジャカルタの麻薬王とその部下たちが住むスラム街のビルに、彼らの撲滅を計画した機動隊の一隊が奇襲を試みるものの、鉄壁の守りを誇るゴロツキたちの前に彼らのことがバレてしまい、逆に狩られる身になってしまう。そして機動隊の隊員は1人また1人と殺されていき、どうにか生き残った主人公とその仲間たちはビルからの決死の脱出を図るのだが…というようなプロット。 最初の30分くらいは機動隊とゴロツキどもの銃撃戦がメインで、血と肉が飛び散るFPSゲームばりのアサルトライフルによるガンファイトが繰り広げられるぞ。そして機動隊員の数が減り、彼らの弾薬が尽きたところでゴロツキたちも都合よく銃を使わなくなるんだが、そこから先は主人公を中心としたシラットによる肉弾戦が続き、壁を破り床を突き抜けるバトルが堪能できる。当然ながらワイヤーアクションなどは皆無だし、カンフー映画に比べて技がコンパクト(肘打ち・ヒザ蹴りが
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海外テレビ番組

「Animal Practice」鑑賞

NBCがオリンピック閉会式の中継を中断してまで放送した新シットコム。やっていいことと悪いことがあるだろうにねえ。 ジョージは敏腕な獣医だが無愛想で、人間よりも動物が好きという人物。今日もペットのドクター・リゾというサルを引き連れて動物病院の診察を行っていた彼だが、元恋人のドロシーが彼のもとを訪れる。ドロシーの祖母は病院のオーナーであり、彼女が他界したことでドロシーが病院の運営を引き継ぐことになったのだ。こうして動物たちと元恋人たちの微妙な関係の生活が始まり…というようなプロット。 主人公を演じるジャスティン・カークって「WEEDS」とかに出てた人か。あと出演作がどうも長続きしないタイラー・ラビンなども共演してるぞ。さらにヤマモトというアジア人のキャラクターがいるんだけど、主人公にコキ使われてオドオドしてるというカッコ悪い役。番組のクリエーターの1人は日系人なんだから、もっとステレオタイプを破ったアジア人を登場させればよかったのに。ちなみにドクター・リゾを演じるサルって、imdbにもエントリーがあるような売れっ子のサルだったのか!俺よりいい稼ぎを得てるんだろうな。 動物の生活スタ
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海外テレビ番組

「Dragons: Riders of Berk」鑑賞

かの名作「ヒックとドラゴン」のTVシリーズ版。劇場版のTVシリーズ化、特にアニメーション作品の場合は予算の都合でかなりショボいものになるんじゃないかと危惧してたんだが、意外とよく出来た内容になっていた。 劇場版の続きを追った内容になっていて、バイキングとドラゴンたちが共存するようになったものの、どうしても生じてしまう両者の軋轢とか、武具作りが不要になった鍛冶屋の話とか、なかなか巧いところに焦点をあてたストーリーも面白い。シリーズになって脇役キャラたちが活躍する時間ができた結果、主人公のヒックとトゥース(特に後者)の影が薄くなってしまったのはご愛嬌。また新キャラとしては「シンプソンズ」のバーンズ社長みたいなドラゴン嫌いのガンコ爺さんが登場したほか、今後は他の部族のバイキングたちも登場するのかな? ジェラルド・バトラーやジョナ・ヒルなど一部の役者を除けば劇場版と同じ声優が起用されているほか、CGの出来もかなり良かった。表情の表現などが劇場版ほど凝ってない気がするものの、TVシリーズでここまで出来れば十分でしょう。 劇場版がほぼ完璧な終わり方をしていただけに、蛇足といえば蛇足のような
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海外テレビ番組

「H+: The Digital Series」鑑賞

ブライアン・シンガーがプロデューサーのウェブ・シリーズ。 舞台はそう遠くない未来。人類の3分の1は俗に「H+」と呼ばれる技術を用いてナノマシンを体内に埋め込み、常時インターネットに接続することが可能になったことで膨大な情報を受け取れるようになっていた。しかし何者かがデータセンターにウィルスを侵入させたことで「H+」はオフラインになり、人類は未曾有のパニックを迎えることになる…というようなプロットらしい。 どんなに技術が進歩してもwi-fiの接続状況は改善されてないらしく、地下駐車場で電波がつながってなかったからオフライン時の惨劇を免れた人たちなんてのが第1話で出てくるんだが、なんかちょっと都合が良すぎるような。また明確な主人公はおらず、様々な人物の視点から惨劇に至るまでとその後の話がフラッシュバックしながら語られていく内容になるみたい。 ウィブシリーズにしては相当な製作費がかけられているようで、CGとか惨劇の描写などはかなり凝ったものになっている。とはいえ全体的にどことなくチープさがあって、役者の演技なども下手なのですが。これってワーナーのストレートトゥDVDの部門が起案したも
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アメコミ

ジョー・キューバート死去

85歳。アメコミの巨匠がまた1人亡くなってしまった。 一説によると彼は8歳のときからウィル・アイズナーの事務所で雑用を手伝うようになり、12歳のころにはすでに絵を描くことで給料を得ていたという。そんな彼はガードナー・フォックスやロバート・カニハーといったライターたちとともに、宇宙からやってきたシルバーエイジ版ホークマンや第二次世界大戦の戦地を行くサージェント・ロック&イージー・カンパニー、真っ赤な複葉機で大空を舞うエネミー・エース、原始人のトーなどといった人気キャラクターを次々と生み出していった。ヘルメットの陰で鋭い目つきを光らせるロック軍曹の姿とかはカッコ良かったなあ。 さらに彼の仕事はスーパーヒーローものや戦争ものに限らず、ユダヤ教に関するコミックスやサラエボ内戦を描いたものなど多種多様にわたり、従軍経験もある彼は軍の備品のメンテナンスに関する機関誌のイラストを担当したりと、死ぬ直前まで精力的に仕事を続けていた人物であった。これに加えて彼は息子ふたり(アダムとアンディ)を業界トップレベルのアーティストに育てたほか、コミックの技法を教えるキューバート・スクールを設立し、スティー
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映画評

「プロメテウス」鑑賞

先行上映で鑑賞。ネタバレにならない程度に感想を挙げていくと: ・監督の意向でプロモーションでは曖昧にされてるけど、「エイリアン」(当然第一作ね)の完全なプリクエルです。あれを先に観ておくことを強くお勧めします。 ・科学考証とか登場人物の動機とかはツッコミどころが山ほどあるんだけど、細けーことは気にすんなよ!大金がつぎ込まれたであろう驚異のビジュアルと、先の読めない、殆ど行きあたりばったりなストーリー展開を黙って楽しみましょう。 ・話の前半はセンス・オブ・ワンダー溢れるハードなSF映画といった感じで、遺跡を捜索する描写はゾクゾクさせてくれる。後半になると当然ながらヌルヌル、ヌメヌメした展開になるのですが、前半のノリでデニケン的な映画になったとしてもそれはそれで面白かったかも。 ・ガイ・ピアースに老けメイクを施すよりも、老人の役者を雇ったほうが安上がりだったろうに。あとパトリック・ウィルソンが30秒くらい出演してた。 ・スペース・ジョッキーのホログラム映像などは、3Dで観る価値あるかな。ホタルイカとかゲソを食いながら観るとさらに臨場感がアップするでしょう(特に女性)。 ・スティーブン・
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海外テレビ番組

「GO ON」鑑賞

「GOON」じゃなくて「GO ON」な。「STUDIO 60」「MR.SUNSHINE」と主演作の打ち切りが続いているマシュー・ペリーが主演のNBCの新作シリーズで、どんどん無難な役を演じてるように見えるけど仕方ないのかなあ。 ライアンはラジオ局の人気スポーツキャスターだったが妻を不慮の事故で亡くし、1ヶ月間の休養を得て復帰するものの、まだ精神的に落ち着いていないことを心配した上司からグループカウンセリングを受けることを命じられる。こうして心に傷を負った人たちが集まるカウンセリングのクラスに嫌々ながら出席したライアンは、とっととクラスを終了させたくて、自分なりのカウンセリング・セッションを考案するのだが…というようなプロット。 悲しいことがあっても笑って生きてきましょうね、というようなテーマのコメディのはずなんだけど、ユーモアとペーソスの配分が致命的に間違ってるような?他愛もないジョークのあとに「実は兄がスキー事故で昏睡状態で…」なんて話が続くと、笑っていいのかどうか戸惑ってしまうのだよ。別に心に悩みを抱えてる人を笑いの対象にしたり、コメディにペーソスを交えることは悪いことだとは
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映画評

「ダークナイト ライジング」鑑賞

一部で言われてるほど悪い映画ではない。というか普通に優れた映画なのだが、必然的にあの傑作「ダークナイト」と比べられてしまうのが損なところか。あっちは悪役の動機やオリジンを説明する必要がなかったし、後味の悪い終わり方も「次があるから」で済ませることができたが、こちらは話をきちんと畳まないといけないわけで、そうなると万人を満足させることはまず無理だったのでは。とりあえずネタバレ気味の雑感をいくつか: ・ベインは話し方が異様にカッコ悪い。なぜパブで一杯やってるオヤジのような話し方をするのかと思ったら、アイリッシュ・トラベラーの拳闘家をモデルにしてたのか。なんか知的なストラテジストのようには聞こえないのよね。そもそも彼の組織は変なアクセントで話す人が多いような。 ・3時間近い長尺でありながら、「増長した主人公が痛い目にあう」とか「時限装置付きの爆弾は(悪役が望むようには)爆発しない」といったクリーシェに多くの時間を割いてしまったのが残念。映画で「驚異の新エネルギー」みたいなものが出てくると必ず悪用されるよね。 ・前作のラストでバットマンは警察に追われる身となったわけだから、今回のクライ
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アメコミ

「The League of Extraordinary Gentlemen, Vol. 3: Century, No. 3: 2009」読了

ついに出てきたLOEG最終章。当初の予定からどれだけ出版が遅れたかはタイトルを見れば明らかですな。 2009年において「リーグ」は解散状態にあり、ミナ・ハーカーは前作の終わりからずっと精神病院に入れられ、アラン・クオーターメインは再びヤク中になってホームレスに身を落とし、オーランドーは中東の戦地において生ける殺戮機械と化していた。そして彼らが阻止するはずだったアンチクライストはすでに誕生してしまっていた。これについてプロスペローから叱責されたオーランドーは40年ぶりにミナを見つけ出し、2人はアンドリュー・ノートンの助言を受けて北の魔法学校に向かうのだが…というような展開。 毎度のことながら当時の文化に関するリファレンスがてんこ盛りの内容になっているわけだが、ほぼ現在が舞台になっているだけに従来の話よりも分かりやすいネタが多かったような?「ハリー・ポッター」やジェームズ・ボンドなどといった明確な元ネタなどに加え、マルコム・タッカーやドクター・フーの面々といったブリティッシュな人たちのほか、意外とアメリカンなネタも盛り込まれていた。まさかアラン・ムーアのストーリーにおいて「バーン・ノ
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海外テレビ番組

「Political Animals」鑑賞

軽快な番組が多いUSAネットワークにしては珍しい政治ドラマ。これミニシリーズ扱いになるのかな? エレイン・バリッシュは民主党出身の大統領のファーストレディーだったが、ホワイトハウスを離れてからはイリノイの州知事を勤め、やがて自身が民主党の大統領候補に立候補するものの、ライバルのポール・ガーセッティに破れてしまう。その直後に彼女は女たらしの夫に愛想を尽かして彼と離婚するが、ガーセッティに手腕を買われて国務長官として彼の政権に参加することに。こうして彼女は世界中のさまざまな危機に対処しながら、自分の家族(口うるさい母親、優等生の長男とゲイで落ちこぼれの次男、さらには元夫)をまとめあげようとするのでした…というようなストーリー。 このあらすじからお分かりだと思うが、主人公のモデルはヒラリー・クリントン。そこまで経歴を真似ますか?と思ってしまうくらいにヒラリーさん。彼女自身はやり手の政治家として描かれているものの、元夫(要するにビルだ)なんて若い女の子にばかり手を出し、酒を飲んでひたすら汚い言葉を口にするグータラですからね。アメリカ国民にとってビル・クリントンってやはりそんなキャラなのか
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映画評

「金陵十三釵」鑑賞

英題「The Flowers Of War」。南京事件を扱ったチャン・イーモウ監督の作品で、主役はハリウッドスターのクリスチャン・ベール。題材が題材だけに日本では当分公開されないだろうからネタバレ気味に書いていく。 舞台は1937年の南京。上海を占領した日本軍は南京にも侵攻し、街の陥落は目前であった。その争乱のなかで逃げまどう少女のシュウはジョンというアメリカ人に出会い、彼女の暮らす修道院へと一緒に逃げ帰る。実はジョンは葬儀屋であり、最近他界した司祭の葬儀を行う依頼を受けて修道院を目指していたのだという。しかし戦乱が激しくなるなかでジョンや修道院の少女たちは建物のなかに篭城せざるをえなくなり、さらには売春宿から避難してきた娼婦たちも修道院にやってきて地下室に棲みつくことに。そしてついに日本軍の兵士たちも修道院にやってきて…というようなストーリー。ちなみに争乱の犠牲者は20万人という説明が冒頭でされてます。 中国映画史上において空前の製作費がつぎ込まれたという大作だが、要するにプロパガンダ映画なので日本人兵士の描写はけっこうエグいですよ。銃撃もろくに当たらず小隊が1狙撃兵に手玉にと
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映画評

「BEING ELMO: A PUPPETEER'S JOURNEY 」鑑賞

前からちょっと観たかった、「セサミストリート」のエルモのパペッティアであるケヴィン・クラッシュを扱ったドキュメンタリー。 ボルチモアの郊外に生まれ育ったケヴィンは、幼少のときに観た子供向け番組、特に「セサミストリート」に心を奪われ、自分でもパペットをつくって近所の子供たちのためにショーを開催するようになる。高校生になってもパペットに対する情熱は消えず、おかげで同級生たちにイジメられたりもするのだが、やがて地元のテレビ番組に出演するようになる。さらにジム・ヘンソンのためにパペットを作っていたカーミット・ラブの工房に出入りしてパペット作りの極意を学ぶようになり、やがてヘンソンその人とも知り合いになって「セサミストリート」への参加を要請される…というようなストーリー。 クラッシュ(Clash)という名前に加えて大柄な外見のケヴィンはまるでセサミというよりWWFの人のような感じなのですが、そんな彼がファルセットでエルモの声を発する姿はなかなかインパクトがあるぞ。もちろん彼はエルモやそれ以外のパペットの声だけでなく振り付け(操作)なども自分で担当していて、外国版のセサミのパペッティアたちを
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