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映画評

「ATTACK THE BLOCK」鑑賞

イギリス発のSFホラー/パニック映画。 舞台となるのはサウス・ロンドンの、あまり裕福ではない区域の団地。ガイ・フォークス・ナイトということで花火が舞うなか、奇妙な物体が空から落ちてくる。団地に住むゴロツキで、通行人から金銭を巻き上げたばかりのモーゼス率いる少年ギャングたちはその物体に遭遇し、中にいた獰猛な生物に襲われるものの逆にそれを殺害し、その死体を担いで意気揚々と団地へと引き揚げる。しかしその後さらに凶暴な生物が団地のまわりにつぎつぎと飛来し、モーゼスたちを狙って団地を襲撃するのだった…というストーリー。 マッシヴ・アタックのPVに出てきそうな薄汚い団地を舞台に、次々と現れるクリーチャーたちと闘う少年たちの姿は非常に見応えあり。全体的なノリとしては80年代にVHSで観てたB級インベイジョンもの(「クリッター」とか)にかなり近いんだけど、あれらの作品の多くは主人公が純朴な少年たちだったのに対し、こっちはストリートワイズな不良少年たちが主役だというのがポイント。だから武器もナタとか日本刀を使いこなしてたりもする。話の冒頭から女性をカツアゲして財布を奪ったりしてるし、こういうゴロツ
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映画評

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」鑑賞

「ロケッティア」のジョー・ジョンストンが帰ってきた!あの人やっぱり真面目な映画撮ってるよりもこういうレトロでちょっとユーモラスな冒険活劇がいちばん似合うんじゃないだろうか(「遠い空の向こうに」もそれに含めることにする)。 ただし「ロケッティア」はあくまでも1人の少年の冒険物語だったのに対し、こちらは大戦中の国の英雄の物語なので、主人公がリーダーへと成長するまでの過程が十分に描かれなかったのは残念。単身もしくは小部隊で闘っている前半はとてもいいんだけど、キャプテン・アメリカとしてのカリスマ性が後半になっても欠けているというか。単に勇気とスーパーパワーだけでなく、洞察力とか思慮深さも身につけていくところが観たかったというか。バッキーがXXされるシーンもやけにサラッと描かれてるし、女性には最後まで弱いままだし。クリス・エヴァンスは口の達者な脇役はよく似合うものの、国のヒーローを演じるのはちょっと力不足だったかもしれない。 あとの役者はやはりトミーリー・ジョーンズがズバ抜けて巧い。ヒューゴー・アーヴィングはドイツ語訛りのせいで損をしていて、スタンリー・トゥッチはその逆。ヒロインは可も不可
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海外テレビ番組

「HART OF DIXIE」鑑賞

The CWの新作ドラマ。いわゆる「都会の人が田舎に行って四苦八苦するものの、次第に周囲と打ち解けていく」というジャンルの作品。 ニューヨークの若き女医であるゾーイ・ハートは医学校を首席で卒業した優等生で、心臓病の医者になることが夢だったものの、患者に親密に接することができないという理由で上司にその夢を断たれてしまう。失望したゾーイは数年前に彼女の卒業スピーチを聞いて感動したという老人のオファーを受け、アラバマの小さな町の病院で働くことになる。しかし彼女がその町に着いたときには老人は既に亡くなっており、彼の遺言で病院の半分の所有権がゾーイに譲られていたことを彼女は知る。こうして彼女はニューヨークとは異なる田舎の慣習に驚かされながらも、町の人たちの面倒を見るようになり、ある秘密を知ることになるのだった…というプロット。 アイシャドーが濃い主人公のゾーイを演じるのはレイチェル・ビルソン…って誰だっけ。彼女と病院を共同で運営する医師の役でティム・マシスンが出てるけどレギュラーでなくゲスト扱いみたい。都会のキャリアウーマンが夢破れて田舎に行き、そこでカルチャーギャップに驚くという展開はど
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海外テレビ番組

「ONCE UPON A TIME」鑑賞

なぜかimdbで第1話が先行公開されていたABCの新作ドラマ。 おとぎの国では白雪姫を王子様が無事に生き返らせ、2人はめでたく結婚することになったものの、結婚式の途中に悪い王妃が現われ、いずれ災いが起きることを伝えて去っていく。そして2人のあいだに子供が生まれたとき、王妃が2人の城に攻めてきたことから白雪姫は魔法の扉を使って赤ん坊を「我々の世界」へと送り出す。それを知った王妃はおとぎの国自体を「我々の世界」へ持ち運ぼうとするが…。それから28年後、保釈金の取り立て屋をしているエマという女性のところに10歳の少年が訪れてくる。彼はエマがむかし養子に出した実の息子だというのだ。そして彼といっしょにストーリーブルックという小さな町に行くエマだったが、その町ではおとぎの国からやってきた住人たちが人間の姿を借りて暮らしていたのだ。さらに実はエマこそが白雪姫と王子の娘であり、彼女が町にやってきたことで「最後の戦い」への歯車がまわりはじめる…というようなプロット。 ちょっと解説が長くなったけど、分かるかな?ようするにおとぎの国のキャラクターたちが我々の世界に隠れて住んでいるということだよ。これ
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海外テレビ番組

「HOLY FLYING CIRCUS」鑑賞

「キリストの生涯を茶化している」という理由から世界各地で上映禁止となった、モンティ・パイソンの映画「ライフ・オブ・ブライアン」にまつわる騒動の裏話を描いたBBC4のTVムービー。 パイソンズの面々を他の役者が演じているということで前から話題になっていた番組だが、内容はかなりおふざけが入ったものになっており、マイケル・ペイリンの奥さんは女装したテリー・ジョーンズだし、ジョン・クリーズもカメラに向かって「僕はクリーズ本人よりも(「フォルティー・タワーズ」の)バジル・フォルティーに近いキャラクターです」なんて自己紹介する始末。ちなみに上の写真を見ても分かるようにキャストは本物たちによく似ていて、テリー・ジョーンズだけは似てないかと思ったけど女装したらよく似ていたよ。 ストーリーも内輪ネタというかメタなジョークが満載で、登場人物がテリー・ギリアム風のアニメになったり人形になってライトセーバーで闘ったり、歴史検証に間違いがあることに気付いた(架空の)視聴者がBBC4にクレームを入れたりとやりたい放題。ただしこうしたナンセンスさが全て成功しているとは言い難くて、特にパイソンズを陥れようとする
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映画の雑記

「Terry Gilliam's Faust」鑑賞

BBC4で放送されたのをiPlayer経由で視聴。ベルリオーズの「ファウストの劫罰」をテリー・ギリアムがオペラ形式で演出したもので、今年の5月にイングリッシュ・ナショナル・オペラで公演されたものらしい。 詳しいあらすじなどはウィキペディアを参照してもらうこととして、この公演では19世紀に書かれた原作の舞台を、20世紀前半のドイツに移しているのが大きな特徴。牧歌的な光景が第一次世界大戦の戦渦を経験してナチスの台頭につながり、共産主義社が処刑されユダヤ人が逮捕されるなか、メフィストフェレス(上の写真左)に翻弄されるファウスト(写真右)の運命が描かれていく。 時代設定をナチスの頃にするのってイアン・マッケランも「リチャード3世」でやってたし、少し安直な気もしなくはないが、それでも「水晶の夜」のシーンとか、マルグリートを救うために魂を売って地獄に堕ちてカギ十字に磔にされるファウストや、強制収容所の遺体の山からマルグリートの魂が昇天することが示唆されるラストシーンなどは非常に印象的であった。冒頭のインタビューによるとギリアムはそもそもドイツの歴史に興味があったほか、ドイツ印象派のスタイルが
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映画評

「BATMAN: YEAR ONE」鑑賞

言わずと知れたフランク・ミラー&デヴィッド・マズッケリの同名傑作コミックのアニメーション版。 バットマンことブルース・ウェインと、ジェームズ・ゴードン警部のゴッサム・シティにおける最初の年の活躍を描いたもので、65分という比較的短い尺ながらも原作のセリフや展開を丁寧に映像化していてなかなか楽しめる出来になっている。ラストの「メガネがないと何も見えないんだ」というところは原作以上に思わせぶりな演出になっていて良かったな。なお原作といちばん異なるのは「ゴードンがタバコを吸わない」という点でして、ここらへんはアメリカの表現規制が厳しいんだろうな。原作ではちょっとした小道具的扱いだっただけに残念。 アニメーションの出来も良いんだが、原作に忠実なぶんマズッケリの素晴らしいアートと比べると見劣りしている感があるのは否めない。アクションシーンの決めのポーズとかね。最近はヨーロッパでアートなコミックを描いてるマズッケリですが、スーパーヒーローものにまた戻ってきてくれないかなあ。 声優はゴードン役をブライアン・クランストンが勤めていて、妻子を抱えながらゴッサムの闇と闘うハードボイルドな演技はブレ
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海外テレビ番組

「PRIME SUSPECT」鑑賞

ヘレン・ミレンが主演したイギリスの刑事ドラマ「第一容疑者」のリメークで、主演はマリア・ベロ。彼女の上司としてエイダン・クインも出ている。 ニューヨーク市警の殺人課に配属されてきたジェーン・ティモニーは非常にタフで腕利きの警部だったが、周りの男性警官たちは女性が警部であることが気に入らず、露骨に彼女を蔑む始末。おまけに警部の1人が心臓発作で急死し、ジェーンがその後を継ぐことになったことで周囲は彼女を殆ど敵視するまでになってしまう。それでもジェーンは逆境にめげず、殺人事件の第一容疑者を捜すことに毎日奔走するのだった…というようなストーリー。 実はイギリスのオリジナル版を観たことがありませんでして、あっちと比べてどうなのかはよく分かりませんが、女性だからといって差別されながらも自己流の捜査で犯人を挙げていく主人公の姿はなかなかカッコいい。マリア・ベロはこうした役には最適かと。夜になるとメゲて恋人に泣きついたりしているけどね。しかし実際の警察があんなに差別的だったら嫌だなあ。 最初からレイプされて惨殺された被害者が出てくるなど、犯罪の描写とかは結構キツくて、気軽に観られる刑事ドラマとい
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海外テレビ番組

「LAST MAN STANDING」鑑賞

ティム・アレン主演のABCの新シットコム。「ティム・アレンが帰ってきた!」なんて上の写真には書いてあるけど、要するに90年代の人気シットコム「Home Improvement」の成功後に「トイ・ストーリー」とか「ギャラクシー・クエスト」のような優れた映画に出演したものの、その後が続かなくて結局シットコムに戻ってきたんだなあ、という感が否めない。 話の設定も「Home Improvement」に似ていて、ティム・アレンが演じるのは3人の娘たちのパパ。アウトドアグッズのメーカーに勤める彼は男らしいタフな生活を送りたいと思うものの、家では娘たちと妻という4人の女性に囲まれて、男としての威厳を保つのに苦労する…というようなもの。主人公の上司役をヘクター・エリゾンドが演じてるが、「シカゴ・ホープ」のイメージが強いのでコメディがなんか似合わないような? まあ内容は非常に典型的なマルチカメラのシットコムといった感じで、気の抜けたパパさんに対して頭の回転の早いティーンがシャレた文句を言うたんびにラフトラックが過剰気味に入る展開がずっと続いてく。ここまで典型的なシットコムはむしろ最近珍しいかも。主
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海外テレビ番組

「テラ・ノヴァ」鑑賞

鳴り物入りで始まったフォックスのSFドラマ。世間的には「スティーブン・スピルバーグ製作のドラマ」として宣伝されてるけど、実際のショウランナーは「スター・トレックをダメにした男」ことブラノン・ブラガであることにご留意。主演はアメリカ版「ライフ・オン・マーズ」のジェイソン・オマラで、他には「アバター」のスティーヴン・ラングが「アバター」そのまんまのタフなリーダー役で出演している。 2149年の地球は人口増加による環境汚染により人がまっとうに住める星ではなくなっており、食料が足りず出産制限が設けられる状態であった。そんななか8500万年前の白亜紀の時代に通じるタイムポータルが発見され、人類は生存の望みをかけて白亜紀への移住を行い、新たな地球である『テラ・ノヴァ』の設立を計画する。そして元警官で3人目の子供を持ったために投獄されていたジムは、妻で医師のエリザベスがテラ・ノヴァへの移住者に選ばれたことから監獄を脱走し、家族とともに8500年前の地球へと向かうが、そこは恐竜たちが跋扈する、さまざまな危険に満ちた世界だった…というようなストーリー。 普通に考えればタイムポータルで19世紀くらい
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海外テレビ番組

「HOMELAND」鑑賞

ショウタイムの新作ドラマ。イスラエルの番組をもとにしたものらしい。 イラクで単独行動をしていたCIAのエージェントのキャリーは、アメリカ軍の捕虜がアルカイダによって「転向」させられたとの話を情報提供者から聞く。それから10ヶ月後、アルカイダによって8年ものあいだ捕虜になっていたブロディ軍曹がアメリカ軍によって発見・救出される。彼こそが転向した捕虜ではないかと直感したキャリーは上司にそのことを伝えるものの、ブロディを英雄とみなす上司たちはそれに耳を貸さなかった。仕方なくキャリーは昔の恩師に協力を頼み、ブロディの家に盗聴器を仕掛けて彼の調査にあたり、アメリカ本土へのテロを防ごうとするのだが…というようなプロット。 キャリーを演じるのはHBOの「TEMPLE GRANDIN」で突如として演技派となった感のあるクレア・デインズで、ブロディ軍曹を演じるのは「Life 真実へのパズル」のダミアン・ルイス。ちょっと豪華なキャストですね。 「ブロディは果たして転向したのか?」というのがストーリー上の大きな謎になっているわけだが、第1話から彼が怪しげな暗号を送ってるらしいことが描かれるなど非常に
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映画評

機内で見た映画

週末から昨日まで海外出張に行ってたので、機内で観た映画の感想をざっと。眠かったんで行き帰りで合計4本しか観てないです。 「カーズ2」 車のディテールなんかは大変美しいと思うんだけどね。やはりストーリーの凡庸さが気になる。ドリームワークスやフォックスの作品だったら許容できたかもしれないが、ピクサーにはそれ以上のものを求めてしまうわけで。スパイアクションに友情の話とかを絡めても何だかなあ、といった感じ。これからピクサーは続編をいろいろ作ってくようだけど、ちょっと不安にさせられるな。 「ブルー 初めての空へ」 それでこっちはフォックスのCGアニメ。人間のデザインが「くもりときどきミートボール」に似てない?飛ぶことを学ぶ鳥の物語なのに肝心の飛翔シーンに躍動感が無いのはどういうことよ。製作者は「ヒックとドラゴン」を100回見直しなさい。ストーリーもおざなりで、いつものブルースカイ作品といったところか。とはいえ日本では全国公開されないのは勿体ないと思う。 「CEDAR RAPIDS」 コメディとして観ると笑えるところとかはあんまり無いんだけど、田舎の保険業界の裏側とか中年の挫折感を描いたドラ
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海外テレビ番組

「PAN AM」鑑賞

NBCの「PLAYBOY CLUB」と並ぶ、「マッドメン」ライクな60年代テイスト満載のABCの新作ドラマ。 かつては皆の憧れの職業であったパンアメリカン航空のスチュワーデスたちを主人公に、彼女たちの恋愛模様や人間関係などを描いた内容になっていて、当時の政治状況とかウーマンリブ運動とかも盛り込まれている。さらに海外へ当時自由に行き来できるのは彼女たちだけだったということで、冷戦のスパイ活動に彼女たちが雇われるというサスペンス的展開もあるんだけど、本当にそんなことあったのかね?キューバ危機で政府に依頼されて米国人を救出するなんてシーンもあったりして、いろいろてんこ盛りなのはいいが逆にどういう話にしたいのかがどうも分からんな。 パンナム機の内部は殆どスイート状態でとてもゆったりしていて、シャンパンも飲み放題のようで、毎度エコノミークラスでまずいメシを食っている俺のような者から見ると羨ましい限り。スチュワーデスのおねえさんたちも美人揃いですが、これって単に60年代を美化してるだけかもしれんよな。例によって黒人とかは全然出てこないし。そんな派手なことやってるから2001年を待たずに会社が
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海外テレビ番組

「UP ALL NIGHT」鑑賞

NBCの新作シットコム。キャストはクリスティナ・アップルゲイトにマヤ・ルドルフにウィル・アーネットとやけに豪華だったりする。 アップルゲイトとアーネットが赤ん坊が生まれたばかりの夫婦を演じていて、育児に手一杯の彼らの生活に、アップルゲイトの上司でオプラ・ウインフリーみたいなテレビ番組のホストを勤めるマヤ・ルドルフが割り込んでくる…といった内容。育児を中心にしたシットコムというとフォックスの「RAISING HOPE」があるけど、あれよりは当然もっとホワイトカラーな感じになっている。 かわいい赤ちゃんを前面に出した能天気なコメディかと思ったら、大人の生活を中心に描いたものになっていて、ラフトラックなどもなし。カメラが揺れすぎるのが気になったけどね。ウィル・アーネットって力でゴリ押しするようなタイプのコメディアンという印象が強いけど、たまに見せる不安そうな表情が俺は結構好きで、そういう意味ではこの番組に似合ってるかもしれない。育児コメディってのがどれだけ長続きするのかよく分かりませんが、アメリカでの評判は上々なのでフルシーズンは製作されるんじゃないかな。 個人的には甥っ子とか友人た
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映画評

「グリーン・ランタン」鑑賞

字幕版3Dにて。3Dの意味なし。というか字幕のエッジが赤くなる現象がたまに起きてたんだけど、あれ何だろう? いろいろ金かけてるはずなのに残念な出来の映画であったよ。必然的に主人公のオリジンを描いた内容になってるんだが、GLのオリジンなら傑作「エメラルド・ドーン」とか最近のジェフ・ジョンズのやつとか「ニュー・フロンティアー」とかコミックからいくらでも引っ張ってこれるはずなのに、どうも凡庸なものになってしまっている。imdbによるといちおうジョンズがコンサルタントとして関わったり「エメラルド・ドーン」も参考にされたらしいけど、本当かなあ?どうも80年代の特撮映画を観ているというか、あまりコミックに詳しくない人が脚本を書いているような印象を受けたけどね。 出演者はライアン・レイノルズが思ったよりもそんなに悪くなくて、いちばん演技が巧いのは当然ながらピーター・サースガード。完全なミスキャストはキャロル・フェリス役のブレイク・ライブリーで、コミックだと自由奔放に空を飛び回るハル・ジョーダンを地上から見守る大人びた社長令嬢という設定がよかったのに、戦闘機を乗り回す小娘なんかにしてどうするんだ
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海外テレビ番組

「THE SECRET CIRCLE」

「スクリーム」とか「ドーソンズ・クリーク」とか「ヴァンパイア・ダイアリーズ」とか、田舎の白人のティーンの話ばっかり書いているケヴィン・ウィリアムソンが手がけた、新たな田舎の白人のティーンのドラマ。ここまで似たような作品ばかり手がけてる人も珍しいよな。デビッド・E・ケリーだってもうちょっと幅のある作品を手がけてるだろうに。例によってヤングアダルト小説が原作で、当然ながら放送局はThe CW。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」と束にして売り出すようです。 カリフォルニアに母親と住んでいた少女キャシーは、母親が不審な事故死を遂げたことから祖母の暮らすチャンス・ハーバーという小さな港町に引っ越してくる。そこでも車が突然燃えだすなど不思議な現象に見舞われた彼女は、高校の同級生たちから、自分がそこの土地に昔から伝わる6つの魔女の家系の一員であり、彼女がやって来たことで6つの家系の「サークル」が完璧になり、彼らは強大な力を手に入れられるのだと伝えられる。しかしその力を利用しようとする陰謀が裏では動いていて…といようなプロット。 清純な主人公、ビッチな同級生、おとなしい親友、シャツをはだけたイケメン
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海外テレビ番組

「CHARLIE'S ANGELS」鑑賞

言わずと知れた「チャーリーズ・エンジェル」のリメークだよ。最近は1シーズンに1つか2つはリメーク番組が作られてるような気がする。 コンセプトはオリジナルと同じで、エンジェルと呼ばれる3人の女性たちが、顔を見せないチャーリーという雇い主から指示を与えられ、彼女たちをサポートするボスレーという男性とともに悪人たちをやっつけていく…というようなもの。冒頭からエンジェルの1人がやられて、その妹分が代わりに加入するというヒネリはありますが。 オリジナルだとエンジェルたちは元警官だったはずだが、こちらでは元犯罪者たちという設定。また劇場版と同様にドリュー・バリモアがプロデューサーに名を連ねているものの、エンジェルたちは銃を携行しているみたい。劇場版の「エンジェルたちは銃を使わない」という設定は個人的に好きだったんだけどな。 「ヤング・スーパーマン」のスタッフが大きく関わっているのだけど、あの番組と同様に出来はけっこう薄っぺらで、おねーちゃんたちのコスプレやきれいな夜景、あまり特徴のないアクションシーンを観てるうちに1話が終わってる、といった感じ。第1話のアメリカでの評判は散々だったらしく、
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海外テレビ番組

「FREE AGENTS」鑑賞

NBCの新作シットコム。例によってイギリスの同名作品のリメークらしいですが、オリジナルは未見。 オレゴンのPR会社に勤めるアレックスは妻と離婚の調停中の男性だったが、職場の同僚で婚約者を1年前に亡くしたヘレンと一夜の関係を持ってしまう。これがもとでヘレンに恋心を抱くアレックスだったが、ヘレンはさほど熱心にはならず、職場の同僚たちから隠れながらの、ふたりの友達以上恋人未満の関係が始まるのでした…というようなプロット。 アレックスを演じるのは「HUFF〜ドクターは中年症候群」のハンク・アザリア。基本的にコメディ畑の人だけど、どことなくいつも潤んでる目のおかげでこういうさえない中年男性の役が似合うんだよなあ。ヘレンを演じるのはキャスリン・ハーン…って「クロッシング・ジョーダン」に出てた人か。他のキャストも結構豪華で、「デイリーショー」のアル・マドリガルや「宇宙人ポール」のジョー・ロー・トゥルリオが名を連ねてるほか、「バフィー」のアンソニー・スチュワート・ヘッドがオリジナルと同じ役で出演している。 アレックスもヘレンも過去が忘れられず心に傷をもった人たちとして描かれていて、コメディなが
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雑記

震災ボランティア

勤めてる会社(のグループ)が震災のボランティアを募ってたのでこないだ宮城県まで行ってきたのだよ。旅費とか宿泊費は会社持ちということだったので、1日数時間の労働と引き換えに仙台とか観光できればめっけもんかな、と不埒な気分で行ったわけですが、炎天下のなかで不慣れな労働をしたらフラフラになって観光どころじゃなかったですね(帰りはちゃっかり途中で塩原温泉に泊まってきましたが)。でも仙台は通りが広くてきちんと整備されたいいところでしたよ。 仙台市街とかはもう震災の被害は殆ど感じられないものの、北仙台駅の近くの神社では鳥居が崩壊していたりして地震の脅威を物語っていたほか、市街地から離れるとフェンスがひん曲がったり壁が崩れた建物がちらほら見かけられるほか、海の近くではクシャクシャになった車が転がってたり、あちこちにガレキの山が見受けられたな。7月とかに比べてもずいぶん片付けられたらしいけど、元のようになるにはまだまだ時間がかかるでしょう。これは政府がチンタラやってるせいなのか、それとも地震の被害があまりにも大きかったせいなのかは俺には分からない。たぶん後者だと思うけど。 そして俺らが行ったのは
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アメコミ

DCコミックスの再起動

賢明なる読者諸君は既にご存知の方も多いかと思うが、こんどDCコミックスのタイトルがみんな刷新されることになりまして(ヴァーティゴなどの別レーベルは除く)、今までのタイトルはすべて8月をもって終了し、9月から新タイトルが52作品出ることになったんだよな。 70年以上続いた「アクション・コミックス」などのタイトルもぜーんぶ終了。過去にもDCは「クライシス」や「ゼロ・アワー」などといったイベントでユニバースの歴史をリブートしたことがあったけど、あれらは長年タイトルが続いたことでストーリーに矛盾が生じ、肥大化したコンティニュイティーを整理する意味合いが強かったのに対し、今回のようにユニバースを(ほぼ)ゼロからリブートする試みはアメコミの歴史のなかでも非常に珍しいことではないかと。アメコミ映画がこれだけ作られるようになってアメコミの認知度が上がったこともあり、新しいファンがとっつきやすいようにする目的もあったのかもしれない。 そして8月末に「ジャスティス・リーグ」が出たのを皮切りに新しい第1巻が次々と出てきているわけだが、今のところ評判は上々なようで、グラント・モリソンの「アクション・コミ
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映画評

「ライフ いのちをつなぐ物語」鑑賞

なんか公式サイトがとても読みづらいですね、この映画。 何を期待していいのか分からずとりあえず観に行って、とりあえず予想していたものを観せられた、といった感じ。極地のアザラシの親子やアフリカの象の群れ、地面の昆虫や大空の鳥たちといった世界中の動物の映像を紹介し、彼らが生き延びるためにどのような行動をしているのかを描いたドキュメンタリーで、映像はBBCだけあって大変に美しい。氷の下を泳ぐアザラシとか、アリの巣の内部なんてどうやって撮影したのか不思議なくらい。ただし以前にどこかで観たことのある映像も使われてたな。 それと「いのち」という漠然としたくくりの下でいろんな動物の映像が次々と紹介されるだけなので、85分という短い尺ながらも終盤は結構飽きるかも。そういう点ではもっと細かいテーマでくくったBBCアースのテレビ番組の方が観てためになるかもしれない。 松親子によるナレーションは可も不可もなし。「祈る」とか「情熱」といった言葉が用いられてたが、これってどこまでオリジナルのナレーションに忠実なんだろう?動物たちの生き様を観ていると擬人化してわれわれ人間の生活と重ね合わせたくなる衝動はどう
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海外テレビ番組

「NEW GIRL」鑑賞

俺の嫁ことズーイー・デシャネルが主演するフォックスの新シットコム。上の写真はちょっとブスすぎると思う。 主人公のジェシカはボーイフレンドが浮気したことで彼と別れ、新しい住居を探してニックとシュミットとコーチという3人の男性とルームシェアをすることに。不思議ちゃんなキャラの彼女に最初は困惑する男3人だったが、やがて彼女の恋愛の手助けをすることに…というようなストーリー。第1話を観た限りではどんなシットコムにしたいのかいまいちよく分からんな。 女の子とヘテロの男3人が一つ屋根の下で暮らすとなれば、女の子が男たちにあんなことされたりこんなことされたりする展開を当然期待してしまうのですが、もちろんそんなことをされるような展開はなくて、女性が少ない「フレンズ」といった感じのバディ・コメディになっている。ズーイー・デシャネルのキャラは可愛いし個性的でいいんだけど、それ以外は凡庸なシットコムといった感じかな。 あとコーチ役は昨年「HAPPY ENDINGS」に出ていたデイモン・ウェイアンズ・ジュニアが演じていて、じゃああっちのシリーズは打ち切られたのか…と思いきや突然存続が決まったらしく、ウ
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映画評

「カンフー・パンダ2」鑑賞

吹替え版を2Dで。吹替えって別に嫌いではないのですが、プロの声優ではない芸能人、特に今回のようなジャニタレに主役やらせる傾向は大嫌いでして、芸能人って続編が出る頃には人気が無くなってたり、今回みたいに不祥事を起こしたりするから起用は避けるべきだと切に願うのです。とはいえ山口達也の吹替えは思ってたよりも良かったけどね。 アニメーションの出来は非常に素晴らしくて、特に花火の描写などはとても美しい限り。しかしやはりストーリーが弱いなあ。欠点は前作とまったく同じで、予言で「選ばれし者が来る!」とか「あなたは○○に倒される!」と言われると最後には当然その通りになってしまうので、話の展開が読めてしまうんだよな。ご存知のように映画やゲームの世界では予言がみんな当たってしまうわけですが、それってネタバレを話のなかでやってしまうようなものかと。 そして結局のところこの予言の成就に向けて話が進んでいくため、どうもストーリーが予定調和気味な感じは否めない。去年の「ヒックとドラゴン」はあれだけストーリーが王道の展開を見せながらも主人公の成長を丁寧に描くことで大傑作となっていたのに、今回は主人公がいつまで
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映画評

「スーパー!」鑑賞

うむ。やはり「キック・アス」よりこちらだよな。 まず驚くのがキャストがやけに豪華なことで、神の声に啓示を受けてスーパーヒーロー稼業に目覚めるクリスチャンの主人公を演じるレイン・ウィルソン(でも実生活ではバハーイー教徒)は監督のジェームズ・ガンの元嫁と「THE OFFICE」で共演してるのでそこから起用されたのだろうし、たぶんギャラも高くなかったんだろうが、脇を固めるのがエレン・ペイジにケヴィン・ベーコン、リヴ・タイラー、ネイサン・フィリオンといった主役級の俳優ばかり。これって監督のトロマ人脈とは関係ないよな?あとはアンドレ・ローヨとかリンダ・カーデリーニといった俺好みの役者も出ています。後者は1シーンしか出てなかったけどね。しかしケヴィン・ベーコンはいつの間にか悪役が似合うようになったなあ。 話の流れをおおまかに3つに分けるとすると、最初は主人公がスーパーヒーローとなっていろんな人を痛めつけていくサイコぶりが良かったのですが、第二幕になってエレン・ペイジ扮するサイドキックのより過激なサイコぶりに主人公が圧倒されてしゅるしゅると凡人に戻っていく展開にはちょっと難を感じたよ。彼女のキ
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アメコミ

「The League of Extraordinary Gentlemen, Vol. 3: Century, No. 2: 1969」読了

前作「1910」から待つこと2年以上、やっと出てきた第2巻。今回は1969年のヒッピー文化真っ盛りのロンドンを舞台に「リーグ」の冒険が描かれている。 今回の「リーグ」はミナ・ハーカーとアラン・クオーターメイン、およびオーランドの不老組3人で、他にも悪の魔術師オリバー・ハドーやネモ船長の娘、ロンドン限定のタイムトラベラーことアンドリュー・ノートンなどが前作に続いて登場。そして新たに登場するのは「狙撃者」のジャック・カーターや「パフォーマンス/青春の罠」のターナー・パープルなどなど。この2本の映画の内容はプロットにも大きく関わってるので先に観といたほうがいいかもしれない。俺は観てなくて後悔しました。あと最後に出てくる不埒な男は「ハリー・ポッター」のヴォルデモートなの?相変わらず細かいネタが無尽に散りばめられているので、ジェス・ネヴィンスと同志による解説のページが今回も大変役に立ちました。あとムーアの最近の作品の傾向としてチンコとオッパイもたくさん出てきてます。 ストーリーはハドーの一味が、この世に災いをもたらすというムーンチャイルドの誕生を再び試みていることを知ったミナたち「リーグ」
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