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「CHICAGO CODE」鑑賞

フォックスの新作シリーズで、舞台は当然ながらシカゴ。 汚職がはびこる街シカゴにおいて、警察の殺人課に務めるジャレク・ウィソッキは正義感が強いものの、自分流の捜査をすることで仲間に嫌われ次々とパートナーが代わっている警官だった。彼の旧友であるテレサは出世街道をひた走り、女性として初の警視総監となって街を浄化しようと努力する。これにジャレクの姪や新しい相棒が加わり、警察は街の汚職を一掃しようとするが、シカゴ市長よりも大きな権力を持つという議員が彼らの前に立ちふさがるのだった…というような話。 「ザ・シールド」のショーン・ライアンが作っただけあって、単純な警察ものというよりも、都会の犯罪と汚職をリアルに描いた内容になってるのかな。そういう意味では地上波ネットワークよりもケーブル局で放送されたほうがいろいろできて面白くなったんじゃないかという気もする。第1話を観た限りだと、どうも何を目指してるのかよく分からない感じがしたんだよな。警察ドラマと政治ドラマの中間にぶら下がってるというか。 主人公のウィソッキを演じるジェイソン・クラークって役者はよく知らんなあ。というかウィソッキという名前が
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「Mr. SUNSHINE」鑑賞

ちょっと前に「STUDIO 60」で真面目な演技に挑戦したけど結果が芳しくなかったマシュー・ペリー主演のコメディ・シリーズ。 ペリー演じるベンはサンディエゴにあるサンシャイン・センターというアリーナのマネージャー。そこではスポーツの試合からサーカスまでさまざまなイベントが開催されており、ベンは変人だらけの職場で仕事をきりもりしつつ、別れた彼女と復縁しようとするのだが…というようなストーリー。 コメディとしては「フレンズ」よりも露骨に「30ロック」を意識した内容になっていて、イカれた上司と身勝手な部下たちの間で苦労する中間管理職という主人公は「30ロック」そのまんま。ただしあの番組ほどぶっ飛んではいなくて、どことなく典型的なシットコムの枠にはまってしまっているのは個人的に残念。 ペリーの他にもアリソン・ジャニーとか「LOST」のホルヘ・ガルシアといった有名俳優が出ているので、そこそこ人気は出るんじゃないかな。はたして何シーズンも続くような作品になるかは微妙ですが。「30ロック」を超えるのは相当厳しいぞ。
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「TRAFFIC LIGHT」鑑賞

フォックスの新シリーズ。イスラエルの番組のリメークらしいが、内容は実にベタなアメリカン・シットコムであったよ。 3組のカップルの恋愛模様を描いたもので…って最近のシットコムってみんなこんな内容じゃないか?おい?いちおう題名にひっかけて男女の関係を「赤」(結婚済み)「黄」(同居中)「緑」(シングル)の3つ分けてるらしいけど、そんなのこないだの「PERFECT COUPLES」も同じことやってたしなあ。キャストの大半が白人で、1人だけアジア系の女性がいるのも「PERFECT COUPLES」と同じ。黒人やヒスパニックの男性とか入れてもバチは当たらないと思うんだけどね。 今シーズンはこうした男女3組のシットコムが特に多いような気がするんだけど、どうなんだろ?未だにみんな次の「フレンズ」を狙ってるんだろうか。こうも似たような番組が多いと、どれが生き残るかは肝心の中身でなく放送局の編成にかかっているような気がする。
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「OUTCASTS」鑑賞

なんかよく分からないBBCのSFミニ・シリーズ。 舞台は2040年の近未来。何らかの災害に見舞われた地球を人々は見捨て、他の惑星への移住を進めていた。そんな惑星の1つであるカルパチアでは少数の移住者たちがコロニーを建設して自給自足の暮らしをしていたが生活は楽ではなく、コロニーのリーダーとカリスマ探検家のミッチェルの仲も不穏なものだった。そんななか、数年ぶりに地球からの移民船がカルパチアへと接近してくる。はたしてこの船には誰が乗っているのか?そもそも船はカルパチアへ無事到着することができるのか…というのが第1話の大まかなストーリー。 ジェイミー・バンバーが出ているのでどうしても「ギャラクティカ」と比べてしまうが、当然ながらあれほどのクオリティはなく、特殊効果とかは「ドクター・フー」より少し凝ってる程度か。役者の演技とかカメラワークも凡庸だけど、とにかくストーリーがとても説明不足で、地球に何が起きて登場人物たちの過去に何があって、現在では何が問題なのかというのが殆ど説明されないまま話がズルズルと進んでいくんだよな。もちろんこの後の話でいろいろ説明はされていくんだろうけど、第1話を観た
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「THE CAPE」鑑賞

NBCの新シリーズ。 舞台となるのはカリフォルニアのパーム・シティという架空の都市で、そこでは警官の汚職がはびこり、チェスと名乗る謎の悪人によって警察署長の暗殺が続き、真っ当に機能しなくなった警察はアーク社という大企業によって民営化されようとしていた。そんな状況でも警部のヴィンス・ファラデイは強い正義感を持ってチェスを追っていたが、逆に彼こそがチェスだという濡れ衣を着せられ、警察に追われたあと爆発に巻き込まれてしまう。そんな彼を救ったのは、カーニバル・オブ・クライムというサーカス風の格好をした強盗団だった。そこで彼は黒いマント(ケープ)を自在に操る技を修行し、息子が読んでいたコミックにちなんで「ザ・ケープ」というヒーローになり、チェスとその仲間たちに戦いを挑むのだった…というような話。 これってSyfyチャンネルのシリーズじゃないの?と思ってしまうくらいにストレートなアクション作品。こういうのが好きな俺でも赤面してしまうくらいにベタな展開が続く作品であったよ。80年代なら「エアウルフ」とか「ナイトライダー」みたいなアクション・ドラマが普通に地上波ネットワークで放送されてたけど、現
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「FAIRLY LEGAL」鑑賞

USAネットワークの新作シリーズ。主演のサラ・シャヒって「Life 真実へのパズル」の人か。彼女の元夫の検事を「ギャラクティカ」のアンダース君ことマイケル・トルッコが演じてるぞ。 サンフランシスコを舞台にした法廷ドラマで、最近亡くなった父親の法律事務所で働くケイトは正義感はあるが型破りなところがある女性で、もとは弁護士だったが調停人になってさまざまな事件を扱うのだった…というような内容。 朝寝坊して起きたら横に男が寝ていたというガチな展開から始まり、法廷で羽目をはずして裁判官に呆れられる場面とか、不当に逮捕された黒人少年を救おうとする姿などは今までの法廷ドラマで嫌になるほど観てきた描写であり、目新しさはまったくなし。ケイトの口うるさい義母が彼女くらいの年齢であり、法律事務所のボスだという設定が珍しいくらいか。ストーリー展開もごく平凡であり、それだけでは1時間半のパイロット尺が埋められないのでどうでもいいBストーリーを持ってきているようでは先が思いやられるな。サンフランシスコの風景は美しく撮られてるけどね。 こういう軽妙な法廷ドラマって、主人公が難解な状況を克服して勝利(正義)を
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「FACE OFF」鑑賞

ジョン・ウーのやつじゃないよ。Syfyチャンネルのリアリティ・シリーズだよ。 アメリカ各地からやってきた特殊メーキャップの達人たちがさまざまなチャレンジを与えられていくという内容のもので、リアリティ・シリーズが嫌いな俺でも、こういうプロたちが腕前を競い合うものはそれなりに好きなのです(素人参加型のやつは観てられないけど)。 番組のテンプレートは「トップ・シェフ」そのまんまなんだけど、製作会社が同じなのかな?1話のなかでまず第1のチャレンジがあって、それから難易度の高い第2のチャレンジがあり、最下位になった人が外されるという仕組みのもの。第1話ではホテルに集まった参加者たちが「このホテルにあるものを組み込んでメーキャップをしなさい!」と命じられ、それから「動物と人間を組み合わせたメーキャップを作りなさい!」というチャレンジを与えられていた。 衣装のデザインを競う「プロジェクト・ランウェイ」同様に、こうした勝負の評価って観る人の美的感覚に左右されるところが大きいと思けど、それでもやはり稚拙なメーキャップと巧いものの違いは素人目でも明らかだったな。審査員はハリウッドで活躍するメーキャ
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「PERFECT COUPLES」鑑賞

NBCの新作シリーズ。3組のカップルを描いたシットコムで、1組のカップルはケンカばかりしていて、もう1組は自分たちの関係がうまくいってると考えていて、もう1組は…何だったっけ。憶えてられないくらいに特色のないカップルが騒ぎ合うだけの番組で、目新しさは全くなし。こういう凡庸なシットコムを求める人たちがいるのは分かるけどさ、「THE OFFICE」や「COMMUNITY」といったNBCの他の強力なシットコムに比べると圧倒的に劣った内容になっているぞ。 出演者もストーリー同様に無味乾燥な人たちばかりなんだけど、唯一の特色は「デイリーショー」のオリビア・マンが出ていることか。ただし彼女ってベトナム系で美人なんだけど「デイリーショー」のレギュラー陣のなかではダントツにジョークのデリバリーが下手で、他の人とのジョークの流れを断ち切ってしまうことが多々あるんだよな。よってむしろこちらの番組で成功して、「デイリーショー」からは降板するのがいいんじゃないかと淡い期待を抱いてしまうのです。
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「BEING HUMAN」(アメリカ版)鑑賞

SYFYチャンネルの新作で、BBCの同名作品のリメーク。 舞台がアメリカになったこと以外はほとんどイギリス版と同じ設定で、吸血鬼と狼男と幽霊の3人が一軒家に同居して、自分たちの忌まわしい能力にも関わらず普通の暮らしをしようとするものの、いろいろ災いが起きて…という内容。吸血鬼と狼男が病院で働いていることとか、吸血鬼の仲間たちが警察に潜り込んでいるところなんかもイギリス版と同じ。狼男を演じるのは「スーパーマン・リターンズ」でジミー・オルセンを演じてた役者か。 イギリス版はドラメディ扱いされてるわりにはあまりコメディっぽさは感じなかったものの、主人公たちが凡庸に暮らそうとする点が強調されてたのに対し、このリメイク版はもっとシリアスな雰囲気で耽美的な描写もあって、「バフィ」や「エンジェル」を観ているような感じ。最近の吸血鬼が出てくるドラマはみんな「トワイライト」に多かれ少なかれ影響されてる気がするなあ。 悪い作品ではないけど大変素晴らしい出来というわけでもないので、どのくらい人気が出るかは不明。日本で放送されるとしたらイギリス版とアメリカ版はどっちがいいですかね?
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「LIGHTS OUT」鑑賞

ボクシングの世界を舞台にした、FXの新作ドラマ。プロデューサーにフィリップ・ノイスが名を連ねている。 ヘビー級のチャンピオンだったパトリック・”ライツ”・ライリーは数年前の微妙な判定の引き分け試合をもって引退し、妻とともに3人の娘を育てる一方で弟とボクシングジムを経営していた。しかしジムの経済状況は悪化するばかりで、自身のMRI検査ではパンチドランカーの兆候が見つかってしまう。生活費を稼ぐために借金取りの稼業にまで手を出す羽目になったライツだが、弟の画策により現役復帰をすることになる…というような話。 FXのドラマということで全体的なクオリティは高く、ボクシングの試合のシーンなんかもよく撮れている。「ザ・ワイヤー」の役者が何人か出ているのもいいな。ただし40代のボクサーの話というのがどこまで長続きできるのかというのが疑問ではある。尤も第1話の視聴率は低かったようなのでそもそも長続きしないかもしれないけど。 製作者の意図はアメリカの不況を反映した作品にしたいらしいんだが、主人公は金がないと言いつつもデカい家に住んで娘たちを私立の学校に通わせてるし、ボクシングジムの設備もずいぶん立
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「SHAMELESS」鑑賞

ショウタイムの新作ドラマ。イギリスで8シーズンも続いている人気シリーズのリメイクらしいが、俺はそんなドラマがあったことを知らなかったよ。 シカゴの郊外を舞台に、始終飲んだくれて仕事もせずに生活保護で暮らし、妻にも逃げられたオヤジのフランク・ギャラガーと、彼の6人の子供たち(娘2人息子4人)が貧しいながらも愉快に暮らして行こうとする姿を描いた内容になっていて、第1話では長女にボーイフレンドができたり、次男がゲイであることが知られるなんて展開が起きていた。 名優ウィリアム・H・メイシーがフランクを演じるほか、ジョーン・キューザックが出ているなどキャスティングはなかなか豪華。長女のフィオナを演じるのがエミー・ロッサムでそのボーイフレンド役がジャスティン・チャットウィンって…「DRAGONBALL EVOLUTION」のブルマと悟空じゃないかよ!日本人には不安を抱かせる配役ではあるが、ここではきちんとしたシリアスな演技を見せてくれるぞ。2人のセックス・シーンもあるので、「悟空とブルマがXXX」などと脳内で変換したい方はどうぞ。 第1話ということもあり話の展開が少し詰め込まれすぎている感
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「OFF THE MAP」鑑賞

ABCの新作ドラマで、「グレイズ・アナトミー」のプロデューサーによるジャングル版「グレイズ・アナトミー」。 ちょっと暗い過去を持つ3人の若き医師見習いたちが、新天地を求めて南米の僻地にある医療施設にやってくるものの、そこはろくな医療設備や薬も揃っておらず、即興での手術が求められるような大変な場所だった。おまけに現地の住民との意思疎通もうまくいかず苦労するばかり。それでも彼女たちはそこでの経験を通じて成長していくのだった…というような話。 「グレイズ」同様に、一見すると医療ドラマのようだけど実はメロドラマでしたという作品。ワイルドなイケメン医師(シャツの着替えシーンあり)を筆頭に、彼の相棒である賢い黒人医師や母親的存在の女性医師、ちょっとビッチっぽい美人医師といったありがちな面子が揃っていて、彼らと3人の医師見習い(メリル・ストリープの娘もいる)のくんずほぐれつな人間関係が延々と描かれて行くであろうことは想像に難くない。 大自然の描写は美しいし(ただし撮影場所は南米でなくハワイらしい)、それなりに医療行為のシーンもあって、輸血用の血液が無いからココナツの液で代用したり、患者を思い
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「Bob's Burgers」鑑賞

フォックスの新作アニメ・シリーズ。米iTunesストアでは「ファミリー・ガイ」のエピソードと抱き合わせという珍しい形で第1話が無料提供されてたんだけど、そこまでしないと観てもらえないと考えてるのか? 遊園地の近くでバーガー屋さん(隣は火葬場)を経営するボブの一家を主人公にしたコメディで、マヌケだけど気のいいボブを筆頭に、口うるさい妻のリンダや性格の暗い娘のティナ、いたずら好きの息子ジーン、活発な娘のルイーズたちが、客の不入りや当局の衛生検査などにもめげずに店をやりくりしていく姿を描いた内容になっている。 会話のテンポとかは結構よくて、意外と楽しめるところがあったりしたんだけど、いかんせん「シンプソンズ」や「ファミリー・ガイ」、あるいは「サウスパーク」が既に通った道をたどっているだけという感想は否めず。なんでフォックスのアニメ作品の家族構成はこうも似てるんだろう?あと幼児虐待や人肉食といったブラックなジョークも出てくるんだが、それで笑いをとりに行こうとするのって芸がないんじゃないの。 コメディ・セントラルやアダルト・スイムみたいなところだったらある程度人気がでたかもしれないが、地
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「EPISODES」鑑賞

「ジョナ・ヘックス」のプロデューサーの1人として大金を損したであろうマット・ルブランクが本人役で出演するコメディ。アメリカとイギリスの合作になるのかな?「フレンズ」のプロデューサーも関わってるみたい。 イギリスで人気番組のプロデューサーをしているショーンとビバリーの夫妻は、その人気番組をアメリカでリメイクしないかと誘われ、意気揚々とハリウッドへやってくる。しかし彼らの要望は能天気なスタジオの重役にことごとく却下され、主人公にもイギリス版と同じ役者を起用せず、マット・ルブランクを使うように命じられてしまう…というような話。 いちおうルブランクが主人公のはずなんだけど、第1話では殆ど出演してなかったな。でもリチャード・グリフィスがゲスト出演してたぞ。イギリスとアメリカのカルチャーギャップやショウビズ界の裏側を描いた内容や、ラフトラックがなくて気まずい雰囲気のシーンで笑いをとろうとする手法とかは、ここ数年のテレビ番組で何度も観たなあ…といった感じで目新しさは無い。テレビ業界の話という点では「EXTRAS」に近いものがあるかな。マット・ルブランクってこういうちょっとヒネった作品じゃなくて
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「House of Anubis」鑑賞

日本では惜しくもチャンネルが終了してしまったニコロデオンの久々の実写ドラマ。ベルギーとオランダの合作ドラマのリメイクだそうな。 主人公のニーナはアメリカからイギリスの全寮制学校にやってきたティーンの女の子で、彼女はそこでアヌビス・ハウスという寮に入れられる。そこでは非常に厳格な寮長がいるにも関わらず生徒たちは陽気に生活していたが、ある女生徒が忽然と姿を消してしまう事件が起きる。その女生徒の失踪と入れ違いで彼女の使っていた部屋にやって来たニーナは、彼女の親友にあらぬ疑いをかけられてしまう。さらにニーナは自分のことを知っているという老婆に出会い、謎めいたアミュレットを渡される…というようなミステリー仕立ての番組。 全寮制の学校のミステリーという点ではこないだの「TOWER PREP」に良く似てる印象を受けるけど、ニコロデオン作品なのでもっと対象年齢が低い感じ。演出や役者の演技もソープオペラ並みのクオリティだし。ジュブナイル小説の映像化みたいなものか。それと当然ながら主人公以外の登場人物はみんなイギリス訛りの英語をしゃべってるんだけど、それってアメリカの視聴者の受けはどうなんだろう?
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「Doctor Who: "A Christmas Carol"」鑑賞

11代目ドクター初のクリスマス・スペシャル.ここ数年のクリスマス・スペシャルって前後のシリーズの伏線を引きずっててどうも陰気な印象があったんだけど、これは純粋に楽しめる素晴らしいエピソードだった。 話のプロットはエイミーとローリーが新婚旅行で乗り込んだ宇宙船がトラブルに遭い、近くの惑星に着陸する必要が出てきたものの、その惑星(なぜか住民はビクトリア王朝のような暮らしをしている)には気候を操れるガンコな老人がいて、彼は宇宙船の着陸を認めようとしないのだった…というようなもの。 題名が「クリスマス・キャロル」だし、ガンコな老人が出てくるとなれば話の結末は決まってるようなものですが、老人を改心させようとするドクターの奮闘が非常に巧く描かれていた。ターディスで過去に戻って「過去のクリスマスの霊」として少年時代の老人を説得しようとしたり、逆に未来を見せたりするとか。このようにディケンズの「クリスマス・キャロル」を絶妙にアレンジしているばかりでなく、ホロリとさせられるラブストーリーも織り込み、もはや職人芸の域に達した脚本であったよ。 さらに脚本だけでなく話のテンポが非常に秀逸で、過去にいた
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アメリカ版「トップ・ギア」鑑賞

いまさら言う必要もないがイギリスの自動車紹介番組「トップ・ギア」は大変素晴らしい番組で、車にまったく興味のないペーパー・ドライバーである俺のような人間でも十分に楽しめるつくりになっているわけですが、これはそのアメリカ版。すでにロシア版とかオーストラリア版とかは存在するんだっけ? 以前にもNBCがアメリカ版「トップ・ギア」の製作を試みたことがあったけど、イギリス版のホストであるジェレミー・クラークソンがパイロット版を観て「アメリカ人は車のことが分かっとらん!」と怒って企画をボツにしたことがあるんだよな。そして新たに登場したものはヒストリーチャンネル製作のもので、オリジナル譲りの車の美しいショットが披露されるほか、謎の覆面ドライバー「ザ・スティグ」もちゃんと登場しているぞ。 ただね、3人のホストが普通のカーマニアの気のいい人たちといった感じで、オリジナルにあった相当な毒気が抜けてるのですよ。本国のはホスト3人の絶妙な罵り合いとか、毎シーズン1回は倫理委員会で問題になるような暴言の数々が非常に楽しいんだけどね。それに比べると今度のやつは単なる自動車紹介番組の域を出ていないのが残念。
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「STORAGE WARS」鑑賞

A&Eの新しいリアリティー番組。いつもならリアリティー番組は観ないのですが、これはオンライン記事とかで話題になってたので。 カリフォルニアには貸し倉庫がたくさんあるんだけど、どうもレンタル料が3ヶ月支払われなかった場合は倉庫の中の物を没収してオークションにかけてよいという法律があるらしくて、そこに埋もれたお宝を求めてオークションにやってくるバイヤーたちを追った内容になっている。これらのオークションは通常のものと異なり、現金払いのうえ、バイヤーは倉庫内に立ち入ることが許されず、5分間だけ入り口から倉庫を覗いて中身を吟味できるという厳しい条件が課せられている。おかげで倉庫内にうず高く積まれた生活用品のなかにオルガンのペダルを発見したバイヤーが「あのペダルは高価なハモンド・オルガンのものに違いない!」と察して倉庫の品をまるごと落札したものの、オルガンは安物だったのでガックリしていたら、オルガンの横にあったバッグから野球選手の価値あるトレカが大量に出てきてラッキー!なんて運まかせの展開が起きたりするのだ。 もちろん運まかせで何十年もバイヤーをやってるのではなく、彼らもそれなりの鑑識眼を備
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TVシリーズ版「オニオン」

チャンネル4の「The Increasingly Poor Decisions of Todd Margaret」を放送したり「モンティ・パイソンの空飛ぶサーカス」を放送したりと、いまいち何をやりたいんだかよく分からないアメリカのケーブル局IFCで、こんどTVシリーズ版「ONION NEWS NETWORK」が製作されるらしいぞ。 ご存知のようにすでにこれはウェブ版が存在しているわけで、あちらは尺が短いなりにパンチ力があって好きなのですが、テレビ番組にするほどのネタはあるのかね。「デイリーショー」に比べるともっとウソのニュースが多い内容になるのかな。「オニオン・ムービー」みたいな駄作にならないことを願うばかりです。 ちなみにニュースアンカーは新しい人を使うのか。ウェブ版に出ている三白眼のおねーさんは結構好きなんだけどな。
「ウォーキング・デッド」鑑賞
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「ウォーキング・デッド」鑑賞

「ブレイキング・バッド」に「マッドメン」、「RUBICON」など異様な高打率で優れたシリーズを作り出しているAMCの新作シリーズ。日本でも今月放送されるそうな。原作はロバート・カークマンがストーリーを担当したコミックなんだけど俺は未読。シリーズ全体の管轄および第1話の監督はフランク・ダラボンがやっていて、製作にはゲイル・アン・ハードも名を連ねていた。ダラボンって「ショーシャンクの空に」みたいな感動ドラマのイメージが強いけど、「ミスト」も監督してたしこういうパニックものが好きなのね。 ジョージア州の保安官であるリック・グライムスは凶悪犯との銃撃戦で負傷し、昏睡状態に陥ってしまう。そしてやっと彼が病院で目を覚ましたとき、世界は一変していた。無人となった病院は朽ち果て、周囲には多数の死体が並べられている有様であり、さらには生ける死体のような存在が通りを歩きまわっていたのだ。その光景を見てリックは動転しつつも、どうにか妻と息子の住む自宅へと帰り着くが、そこには誰も残っていなかった。そして偶然遭遇した生存者の父子から、人々が短期間のあいだに次々とゾンビと化していったことを知らされる(ただし
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「Rally to Restore Sanity and/or Fear」鑑賞
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「Rally to Restore Sanity and/or Fear」鑑賞

「デイリーショー」のジョン・スチュワートが主催した、ワシントンDCにおける大規模な集会をコメディ・セントラルのウェブから生中継で観た。当初はスティーブン・コルベアーがこれに続いて「March to Keep Fear Alive」というイベントを開催するなんて話があったんだけど、結局のところ両者による合同イベントという形になったみたい。 スチュワートの常として、これが政治的なイベントであるという明言は避け、右と左に両極化しつつあるアメリカの世論に対して、まだまだ多数いる穏健派の人たちによる「正気の回復」を呼びかけるための集会だということなんだが、まあフォックス・ニュースやティー・パーティー運動による大衆の右傾化を明らかに意識したものであり、この集会自体も先日フォックス・ニュースのグレン・ベックがワシントンで開催した保守派の集会に対抗するものなんだよな。最終的な参加者の数は不明だけど、一説には15万人から20万人ということで、グレン・ベックの集会の2倍は集まった大規模なものになったようだ。 イベント自体は内容や参加者が事前に公表されず、冒頭はウォーミング・アップとしてザ・ルーツと
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「Night of Too Many Stars」第3弾鑑賞
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「Night of Too Many Stars」第3弾鑑賞

前回から2年半ぶりに開催された、コメディ・セントラルによる人気コメディアン総動員の自閉症児へのチャリティ・イベント。司会は今回もジョン・スチュワートで、出演者はスティーブン・コルベアやスティーブ・カレル、ルイス・ブラック、オリビア・マンといった「デイリーショー」関係者のほか、アダム・サンドラーやリッキー・ジャヴェイス、ティナ・フェイ、クリス・ロック、サラ・シルバーマンなどといった連中が再び登場。今回初めて出演した人たちとしてはデビッド・レターマンやトレイシー・モーガン、ジョエル・マクヘイルなどなど。 また前回まではニューヨークでのショーを(生放送で?)放送したものだったのに対し、今回はロサンゼルスで生放送をして寄付の電話を受け付けながら、ニューヨークでのショーを録画した映像を流すというスタイルになっていた。よってハリウッドの俳優なんかも多数ゲスト出演していて、トム・ハンクスやジョージ・クルーニー、ブライアン・クランストン、エイミー・ライアンといったスターたちが電話の応対をしていた。チャリティ電話の仕組みってよく分からないけど、寄付をすれば普通にああいった有名人たちと電話で話せるも
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「NO ORDINARY FAMILY」鑑賞
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「NO ORDINARY FAMILY」鑑賞

こないだ始まったABCのドラマ。 ここ最近のハリウッドではスーパーヒーローもののトレンドが一段落した感じがあって、相変わらずアメコミ原作の大作映画が作られている一方で、『普通の人が超能力を身につける』というプロットの映画がいろいろ企画されてるらしい。こんど日本でも公開される「キックアス」もその1つになるのかな。 この「NO ORDINARY FAMILY」もそんな内容のドラマで、ティーンの娘と息子を抱えた夫婦が、家族そろって南米に旅行へ行ったところ、飛行機が墜落してジャングルの川に4人は放り出されてしまう。その結果4人はそれぞれが特殊な能力を持つようになり、父親は強靭な肉体を誇り、母親は猛スピードで走れるようになる。そして娘は読心術を身につけ、息子は難解な計算も瞬時に解く能力を持つようになった。彼らはこれらの能力を犯罪撲滅などに役立てながらも、ごく普通の一家として暮らそうとするのだが…というようなプロット。 まあ一言でいえば「実写版Mr.インクレディブル」といった感じだけど、当然ながらあの映画ほどの面白さはなし。一家のほかにも超能力をもった人物がいることも示唆されて、ちょっと
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「TOWER PREP」鑑賞
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「TOWER PREP」鑑賞

放送前からアメリカのオタクどものあいだでは結構話題になっていた、カートゥーン・ネットワークの実写ドラマ。 なぜ話題になったかというと、この番組のクリエーターがポール・ディニなんですね。ディニといえばアニメシリーズのライターとして「Batman: The Animated Series」などで多くのファンを魅了したほか、アメコミのライターとしても名作「The Batman Adventures: Mad Love」などを手がけ、優れた作品を次々と世に送り出しているライター/プロデューサーなのですよ。(カミさんが20歳以上も若い女マジシャンだというのも、オタクの憧れではあるな)そのポール・ディニが「Xファイル」のライターたちと組んで作ったのがこの「TOWER PREP」というわけだ。 主人公のイアンはアメリカの田舎町に住む高校生だったが、ある日奇妙なノイズを耳にして気を失ってしまい、目が覚めると謎の全寮制高校「タワー・プレップ」に連れてこられていた。そこは皆が同じ制服を着て、名もなき教師たちから高度な授業を受けさせられる学校だった。なぜ自分がそこにいるのか分からず、何の説明もされな
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「Detroit 1-8-7」鑑賞
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ABCの新作刑事ドラマ。犯罪の街デトロイトを舞台に、昼夜問わず犯罪者たちを追う刑事たちの姿をとらえたリアルなドラマという設定のはずなのだが、パイロットはアトランタで撮影したというのがお茶目である。 登場人物は一匹狼の刑事を主人公に、ヘマばっかりやってるルーキーや主人公と恋仲になりそうな女刑事、タフな女ボスに加え、定年退職の1日前に殉死しそうな おやっさん刑事など、刑事ドラマのお約束的な役割のメンツが揃っているわけですが、主人公を演じるのが「ソプラノズ」のマイケル・インペリオリだということもあり、彼の魅力も手伝ってあまり古くさい設定だとは感じなかったかな。インペリオリは「ライフ・オン・マーズ」の失敗したリメイクに出演した時は似合わぬヒゲ面で「何これ?」って感じだったけど、この番組では一匹狼の刑事の役がよく似合っている。 もともとはモキュメンタリーぽくなるはずで、それが製作途中で方向転換したらしく、悪態をつく犯罪者の口にモザイクがかけられるなどといった演出がまだ残ってたりする。また各エピソードで2つの犯罪が捜査されるという仕組みになってるようだけど、番組をそうやってフォーミュラ化す
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