海外テレビ番組 「Check It Out! with Dr. Steve Brule」鑑賞 ジョン・C・ライリーって奇妙な役者で、かつては「めぐりあう時間たち」や「シカゴ」「アビエイター」といったアカデミー賞クラスの映画に次々と出ていて、いずれ本人もオスカーを穫るんじゃないかと思われていたのが、数年前から「ウォーク・ハード ロックへの階段」とか「俺たちステップ・ブラザーズ 」といったコメディに出演するようになって、なんかキワモノ路線に走っていったんだよな。 そんな彼が行きつく所まで行ってしまったような気がするのが、この「Check It Out! with Dr. Steve Brule」で、もともとはカートゥーン・ネットワークのアダルトスイム枠でやってる「Tim and Eric Awesome Show, Great Job!」という非常にシュールな番組にゲストとして出演していたのが、こんど独自の番組を持つことになったというもの。 80年代のコミュニティ・チャンネルのニュース番組のような形式をとりながら。ライリー扮するブルール博士が「食べ物」や「家族」といったテーマを毎回チェックしていく内容らしいんだけど、焦点の定まらない目をしてろれつの回らない口調で話すブルール博士の姿
海外テレビ番組 「THE GOOD GUYS」鑑賞 なんか不思議な時期に始まったフォックスのTVシリーズ。基本的にはアクション・コメディで、露骨に80年代の刑事ドラマのパスティーシュになっている。 主演の刑事2人組を演じるのは、トムの息子ことコリン・ハンクスと「ザ・ホワイトハウス」のブラッドリー・ウィットフォード。前者はドジだけどもっと真剣な事件を扱いたがっている若手刑事で、後者は25年前に知事の息子を救出したことで一躍有名になってものの、今は飲んだくれで時代遅れになっている刑事という設定。この凸凹コンビが組んで事件を解決していく内容になってるんだけど、2人の行動に手を焼く上司とかも含め、過去の刑事ドラマの焼き直しという感は否めない。 本国ではビースティ・ボーイズの「サボタージュ」のPVのドラマ版なんて言われているようだけど、まあこの古くささをどうやって面白さに昇華させるかが今後の課題だろうな。第1話を観た限りではマヌケなメキシコのカルテルの一味や、臆病だけど口の達者な黒人の質屋とか、人種のステロタイプな扱いが見受けられるのも気になる。あと捜査が行ったり来たりしているというか、なんか話のテンポが悪いんだよね。この話を監督したティム・マシ
海外テレビ番組 「THE CUBE」鑑賞 ヴィンチェンゾ・ナタリのやつではないよ。ジム・ヘンソンがマペットたちに専念する前の1969年に作ったTVムービーだそうな。 男性は気がつくと立方形の部屋の中にいた。そこは床も壁も天井も白いタイルで覆われた何もない部屋で、ドアさえも存在しなかった。男性がどうにか部屋から出ようと努力する一方で、外からは部屋のマネージャーと名乗る人物や用務員、ミュージシャン、警官などといった人々が入ってきて男性といろいろ会話をしていき、それにあわせて家具が現れたり消えたりしていく。部屋の外から来た人々は自由に出て行くことができるのだが、男性だけはどうしても外に出ることができない。そして外から来た人の一人がこう告げるのだった。「ここから出るには、あなただけのドアを見つけなさい」と…というのが大まかなプロット。 いわゆる不条理劇的な内容であって話はまったく前に進まず、54分という尺はちょっと長過ぎる気もしなくはないが、部屋を訪れるさまざまな人物とのやりとりとか、それなりに凝った特殊効果を観てるだけでも面白いかと。博士らしき人物がやってきて「あなたはいまTVムービーのなかにいるのです。ほら、このテレビにあな
海外テレビ番組 「LUTHER」鑑賞 日本では殆ど知られてないけどイドリス・エルバっていうイギリス出身の俳優がおりまして、「ザ・ワイヤー」で麻薬組織の知的でクールなナンバー2であるストリンガー・ベルというキャラクターを演じた事であのドラマのファンのあいだでは今でも高い人気を誇る俳優なんだが、「ザ・ワイヤー」以降は「オブセッション 歪んだ愛の果て」とか「THE LOSERS」みたいな演技力をあまり必要としないような映画にばかり出ていてファンを嘆かせている人でもあるのですよ。そんな彼がイギリスに戻って主演したのがこの「LUTHER」というミニ・シリーズ。 ロンドン警察の刑事であるジョン・ルーサーは敏腕だが、自分なりの捜査を勝手に進めることや、精神的に不安定な面があって上司の悩みのタネだった。彼は追っていた連続殺人犯を昏睡状態にさせたことで休職扱いにされ、妻とも別居してしまう。そんな彼が7ヶ月ぶりに職場に戻って手がけることになったのが、一軒家における夫婦の射殺事件だった。彼は第一発見者である夫婦の娘が犯人であることを見抜くものの、頭脳明晰なサイコさんである娘は殺人の手がかりをすべて抹消していた。さらにこれによって娘はルーサーを次
海外テレビ番組 「PARTY DOWN」鑑賞 Starzチャンネルのコメディ番組「Party Down」のシーズン2の第1話がポッドキャストで無料配信されてたので観てみる。 いま流行りのラフトラックなしのドキュメンタリーっぽいコメディで、映画スターやミュージシャンを目指しつつもハリウッドでパーティーのケータリングをして暮らしている若者たちを中心に、どことなくクセのあるケータリングのスタッフとパーティーの主催者たちとのやりとりを描いたものになっている。俺が観たエピソードでは、マリリン・マンソンばりのロッカーのバックステージ・パーティーを舞台に、普通の暮らしに憧れるロッカーとケータリングのスタッフの一人が入れ替わって…というような話だった。 あまり派手なドタバタはなくて、どちらかといえばダウンビートなコメディなので万人受けはしないだろうけど、それなりに面白かったですよ。「ヴェロニカ・マーズ」と原案者が同じということであの番組の出演者がいろいろ顔を出しているらしい。シーズン1はジェーン・リンチがレギュラーだったそうだけど、あの人は「GLEE」で忙しくなってしまったので降板し、代わりに「ウィル&グレイス」のメーガン・ムラーリーがキャストに
海外テレビ番組 「ドクター・フー」第5シリーズ開始 面白かった! キャストが一新されてマット・スミス演じる第11代目ドクターの冒険が始まるわけだが、第1話目を観る限りこのドクターはエキセントリックでコミカルな部分が強調されていて、9代目よりも10代目に近い感じがするかな。でも悪ふざけをしているような感じはないので、安心して観ていられる。まだ20代のマット・スミスの若々しさがうまく反映されているというか。 新しいコンパニオンになる赤毛のエイミーも(当然ながら)ローズに比べて美人で可愛いし、どことなく疎外感を抱いていそうな一方で、いろんなことに目を丸くして驚く姿がなかなか似合っている。 第1話ではそんなエイミーとドクターの出会いが描かれるほか、空間の裂け目を通って逃げてきたプリズナー・ゼロの捕獲劇が語られるわけだが、例によってシリーズを通じた伏線のようなものも張られているみたい。今までシリーズを統括してきたラッセル・T・デイヴィスによるストーリーは良くも悪くも世界レベルでの危機を連発していて、おかげでシリーズ4の最後では地球が誘拐されるという無茶苦茶な展開になってたりしたわけだが、彼に代わって製作を務めるスティーブン・モファットは第3シリー
海外テレビ番組 「フューチュラマ」DVDセット到着 こないだ米アマゾンで「フューチュラマ」のDVDセットが24時間セールとして激安販売されてたので衝動買いしたわけだが、それが本日到着。 思ってたよりもサイズは大きくて、ベンダーのアンテナ部分までの高さは40センチくらい。置き場所に困るかも…。 裏を開けるとDVDが裸でスタックされている仕様が実にアメリカン。一番下のディスクを取り出すのは結構難儀だったりする。 ディスク19枚組の送料込みで8500円ちょっとというのは安いよな。6月くらいにはコメディ・セントラルで新しいエピソードが放送されるらしいので、それまでにチマチマと観ていくことにしよう。
海外テレビ番組 「Adventure Time with Finn and Jake」鑑賞 iTunesストアで無料だったので、期待せずに観てみたら結構面白かったカートゥーン・ネットワークの新作アニメ(非アダルトスイム)。 ネコミミ帽子をかぶった少年フィンと言葉を話す犬のジェイクが魔法の国で冒険を繰り広げるという内容だけど、ストーリーはとってもシュール。俺が観たエピソードは「ぶよぶよ次元」の住人にジェイクが噛まれてしまい、彼の体がぶよぶよになるのを防ぐため解毒剤を求めてフィンとジェイクはぶよぶよ次元に向かうが、解毒剤は3人のゴロツキに守られていて…といった感じの内容だったけど、ひたすらユルい展開が続くお話でした。 故セス・フィッシャーあたりを彷彿させるポップでカラフルなキャラクターが、腕や体をウネウネさせながら画面中を跳ね回る光景は見ていて楽しかった。これうまく宣伝すれば日本でも受けるんじゃないかな。
海外テレビ番組 「JUSTIFIED」鑑賞 アメリカで非常に高い評価を受けているFXの新作ドラマ。観てみたら確かに傑作だった。 エルモア・レナードの小説を原作にしたもので、主人公のレイラン・ギブンスはフロリダの連邦保安官だったが、自分なりの道理で犯罪者を射殺してしまったため上司に疎んじられ、生まれ故郷であるケンタッキー州のハーラン・カウンティへと左遷させられてしまう。そこでは彼の父親や元妻などが住んでいるほか、彼の幼なじみであるボイドが率いるネオナチの一味が町を荒らしており、治安は決して良いものではなかった。そしてボイドによる教会の襲撃を捜査することになったレイランはボイドの所へ赴く。最初はレイランに再会できたことを歓迎するボイドだったが、彼があくまでも自分を逮捕する気でいることを知ると、レイランにこう告げるのだった:「24時間以内に町から出て行け。さもないとお前を始末する」と…というのが第1話のプロット。 舞台は現代であるものの「不穏な町にやってきた保安官」というスタイルは明らかに西部劇のそれで、現代的な早撃ち勝負なんかもあったりする。同じくティモシー・オリファント主演ということでHBOの西部劇ドラマ「デッドウッド」と比較する
海外テレビ番組 「Sons of Tucson」鑑賞 フォックスの新作シットコム。舞台は題名のとおりアリゾナ州ツーソンで、主人公のロン(「REAPER ~デビルバスター~」のデブ君だ)はスポーツ用品店で働いているものの金がなくて車に寝泊まりしているようなグータラ男で、知り合いに借金を返せなくて追われているような始末。そんな彼はある日、3人の男の子たちに目を付けられる。彼らの父親は銀行家だったものの不正を働いたことで刑務所送りになってしまい、彼らには父親の膨大な資産が残されたのだった。養護施設に送られるのを嫌がった3人はニュージャージーからツーソンに逃げてきて、転校の手続きなど大人の手を借りる必要があるときのために、ロンを「父親」として雇うことに決めたのだという。最初はこれを嫌がっていたロンだったが、大金を目にして心が変わり、こうしてロンと3人の奇妙な家庭生活が始まるのだった…というようなプロット。 「金持ちのクソガキ」と「愚鈍なデブ」という俺が忌み嫌う連中を主役にもってきた時点でもはや番組に対する興味は失せたのだが、ジョークはツマらないしストーリーも平凡で、ぜんぜん見る価値ないなあといった作品。「マルコム・イン・ザ・ミドル」の役者の1人が
海外テレビ番組 タイガー・ウッズの愛人コンテスト 前から話題になっていた、タイガー・ウッズの愛人を対象としたミス・コンテストがハワード・スターンの番組で行われたらしいぞ。それでめでたくジェイミー・ジャングラース嬢が優勝して7万5000ドルの賞金を手にされたそうです。ハワード・スターンってこういうこと平気でやるから凄いよな。おかげで彼の公式サイトはアクセス数増加のためクラッシュしたんだとか。一体どれだけの人がアクセスしたんだか。でも出場者が3人というのは寂しいな。最初はもっと多くの愛人に出場を要請してなかったっけ? その一方でタイガー・ウッズはイメージ改善を図るためにブッシュ政権のスポークスマンだったアリ・フライシャーを雇ったんだとか。それってさらにイメージを悪くしないか?
海外テレビ番組 来シーズンはマイノリティが主演のシリーズが増えるんだと 今年の秋に始まる新シーズンに向けて、アメリカではTVシリーズのパイロット版製作が本格的になってくるわけですが、今年は例年に比べてマイノリティが主役を演じる作品が多いという記事があった。 ざっと読んだ限りではフォレスト・ウィテカーやマギー・Qといった人たちが主役を務める作品が作られるほか、主役ではないものの「ハワイ5−0」のリメイクにはダニエル・デイ・キムとかグレイス・パークなんかが出演するらしい。以前はマイノリティというと黒人かラテン系くらいに限られてたけど、最近はインド系とかアジア系も増えてきてるのは良いことですね。 しかし「ハワイ5−0」だの「ロックフォードの事件メモ」だの、相変わらず過去の作品のリメイクばっか作られるよな。映画のほうも続編とかリメイクとかゲームの映像化とかばっかりで、最近どこもアイデアが枯渇しているのが如実に感じられるのです。
海外テレビ番組 「PARENTHOOD」鑑賞 去年の秋口から話題になってたような気がするNBCの新作ドラマ。ロン・ハワードの1988年の映画「バックマン家の人々」をTVドラマ化したもので、あの映画は以前にもシットコム化されてるらしい…元の映画を観てないので何とも言えないけど、それだけ再映像化されるということはアメリカ人のあいだで人気のある映画なんだろうか。 今回のバージョンでは主人公の一家がブレイバーマン家という名前になっていて、いろいろ口うるさい一家の長とその妻、彼らの2人の息子と2人の娘、さらにその伴侶と子供たちという3世代に渡った大家族における生活や子育ての姿を描いたファミリードラマになっている。一家の長男は息子がアスペルガー症候群だと診断されてうろたえたり、グータラな次男は恋人に子づくりをせがまれたり、離婚歴のある長女は2人の子供を抱えつつも新たな恋人を探したりといった、まあ以前にもどこかで観たような展開がいろいろ続いてく内容になってたかな。全体的に登場人物が多すぎるうえに話が詰め込まれすぎていたかも。 主役を「シックス・フィート・アンダー」のピーター・クラウスが演じるほか、クレイグ・T・ネルソンや「ギルモア・ガールズ」の
海外テレビ番組 「THE CORNER」鑑賞 「THE WIRE」のデビッド・サイモンとエド・バーンズが書いた本をHBOが2000年に映像化したミニ・シリーズ。自身もボルチモアのストリート出身であるチャールズ・S・ダットンの監督のもと、ボルチモアで貧困と麻薬から抜け出そうとする人々の悲劇を描いている。 話の中心となるのは麻薬常習者のゲリーとその元妻で同じく常習者のフラン、および二人の息子であるデアンドレの3人。ゲリーは麻薬を断ちたいと思いつつも売人のいる街角(コーナー)の誘惑から勝てず、麻薬を買う金を日々どうにか工面するホームレス同様の暮らしを送っており、フランもデアンドレとその弟を女手一つで育てるストレスなどから麻薬に手を伸ばしてしまう毎日を送っていた。そしてデアンドレはろくに学校にも行かず、バイトをしてもすぐ辞めてしまうことから楽な儲けを狙って麻薬の売人の道を進もうとしていた。そしてついにフランは麻薬を断とうと施設に入所するが、その一方ではデアンドレが恋人を妊娠させてしまっていた…というのが大まかなプロット。また現在の彼らの姿にあわせ、過去の彼らが裕福で幸せだった頃の姿と、麻薬に手を染めて転落していった頃の姿がフラッシュバック
海外テレビ番組 「TRINITY」鑑賞 架空の名門大学を舞台にしたイギリスのドラマ。 900年もの長い歴史を持つブリッジフォード大学は、今まで数多くの有力者たちを輩出してきた由緒ある大学だった。そこで新たなる学期が始まり、カレッジの1つであるトリニティ・カレッジにも様々な新入生たちがやってくる。そのうちの一人、シャーロットは父親もトリニティの出身でそこの教授も務めた人物だったが、謎の理由で突然そこを離れ、2週間前に他界したばかりだった。ほかにも成績優秀の黒人青年セオや、マリファナばかりやってるラージやアンガスといった連中が新入生としてやってくるのだが、トリニティでのクラブやイベントは上流階級の子息が取り仕切っており、彼らのような一般家庭出身の学生たちはろくに見向きもされないことを思い知らされる。その一方では新しい学長がトリニティに就任するのだが、その裏では古参の教授たちがよからぬ目的を抱えて暗躍していた。そしてトリニティにはさらなる暗い秘密があった…というような話。 第1話を観た限りではよく分からないんだけど、トリニティの奥深くでは怪しげな科学実験が行われていたり、殺人が起きたりといろいろ謎めいた展開になっていくらしい。でも
海外テレビ番組 「GLEE」は年齢的に成長できるのか? こないだ日本でも放送開始された「GLEE」は俺の周囲でも評判が上々で、このブログにも番組絡みの検索でやってくる人がずいぶん増えたんだけど、「「GLEE」は年とったらどうなるのか?」という記事がヴァラエティ誌に掲載されていた。 これは「「GLEE」はヒットして第2シーズンの製作も決定してるけど、時がたつのに合わせて登場人物たちが年をとっていくわけで、やがて彼らが高校に通い続けるのは無理があるようになってくるのではないか?」というような趣旨の記事。まあキャストが年とってくるにつれて高校生を演じ続けるのが難しくなってくるのは今まで作られたどのハイスクール・ドラマも直面してきた問題なわけで、まだ半シーズンしか放送されてない「GLEE」にこんなこと言うのは大きなお世話のような気もするけど。 従来のドラマは舞台を大学に移すとか(「バフィー」がそうだったはず)、キャストを番組からも卒業させて新しい面子を加える(「FRIDAY NIGHT LIGHTS」など)なんて方法を使ってきたけわけだが、「GLEE」の場合はもう1つ難題があって、それはあの番組が基本的に「グリー大会を勝ち進んでいく」内容だとい
海外テレビ番組 「ARCHER」鑑賞 カートゥーン・ネットワークで「FRISKY DINGO」を作ってたスタッフによる、FXネットワークスの新作アニメ番組。 基本的には60年代のスパイ映画のパロディになっていて、主人公のスターリング・アーチャーは秘密諜報組織「アイシス」に務めるエージェント。スパイとして最低限のスキルは持っているものの、ドジで女たらしでヘマばかりやっているエージェントで、組織の金を使って酒ばかり飲んでいるような人物。アイシスの長官である母親にも蛇蝎のごとく嫌われ、同僚ともドタバタばかりやっているアーチャーだが、与えられた任務は奇跡的にもどうにかこなしていく…といった感じの作品。 下ネタ満載のジョークとかシュールな展開はカートゥーン・ネットワークのアダルト・スイムの作品群そのまんまで、なぜそれをFXで放送するのかという疑問は残るが、個人的にはこういうスパイもののパロディは好きなのでそれなりに面白かった。この形式のアニメで20数分という尺は弱冠長く感じられて、アダルト・スイムの多くの作品のように15分程度の方が良いように思われるものの、次から次へとジョークが連発されるおかげで観ていて飽きはしない。声優はジュディ
海外テレビ番組 「The Ricky Gervais Show」鑑賞 HBOの新番組で、リッキー・ジャヴェイス&スティブン・マーチャント&カール・ピルキントンによる大人気ポッドキャストにアニメーションをくっつけたもの。アニメ製作はワイルドブレイン…って久しぶりに聞いた会社だなあ。このために新しいポッドキャストを収録したりはしてなくて、過去のものをまんま流用してるみたい。 俺は彼らのポッドキャスト(およびオーディオブック)のファンなので今までのエピソードはみんな聴いてるのですが、音声だけで彼らがスタジオで愉快に話している姿を想像するのと、こういう映像付きで彼らの話を聞くのってものすごく感触が違うのですよ。これって全てのポッドキャストやラジオ番組に言えることだろうが、音声だけのほうが想像力を掻き立てられるわけで。カールのボケを聞いて爆笑するリッキーの姿なんて音声だけのほうがずっとワイルドに聞こえるんだよな。 まあでも内容は面白いので、彼らのポッドキャストを聴いたことのない人たちにとっては、良い入門編的番組になるんじゃないでしょうか。HBOの番組にしては異様にチープなのでいつまで続くかは分かりませんが。
海外テレビ番組 「PAST LIFE」鑑賞 フォックスでいつの間にか始まっていた新作ドラマ。輪廻転生について扱った本をベースにしたもので、前世の記憶が甦って困っている人たちを、転生に詳しい女性心理学者が助け、前世で彼らの身に何があったのかを解明していくというような内容の作品。 たとえば第1話では十数年前に女の子が誘拐されて殺され、その次の月に誕生した男の子が彼女の生まれ変わりであることが明らかにされて、彼女の殺人犯が逮捕されるわけだが、これが100年前の人の生まれ変わりだったらどうするのかとか、遠い国の人が転生してたらどうよとか、前世の記憶という証拠で逮捕状がとれて、おまけに機動隊まで導入できるのかというツッコミどころが満載。いくらフィクションとはいえ、ここまで信憑性がないと観てて疲れてしまう。俺は「ミディアム」とか「ゴースト」とかって観たことないんだけど、あれらも似たようなものなんですかね。 主人公の心理学者ははっきりいってブス。「フリンジ」もそうだけど、なんでこういうブスを主役にもってくるんだろう。その彼女の相棒を元警官の男性が務めるんだけど、「俺はむかし妻と一緒に海へ行って、彼女に飛び込みを勧めたら首の骨を折って死んでしま
海外テレビ番組 「THE DEEP END」鑑賞 ABCの新作ドラマ。最近めっきり見かけなくなった、比較的ストレートな弁護士もの。 舞台となるのはロスアンゼルスにある大手法律事務所。そこにロースクールを卒業したばかりの4人の新人が雇用され、彼らは一流の弁護士になることを夢見るのだが、すぐに事務所のなかの愛憎うずまく人間関係に巻き込まれたり、訴訟において倫理と利益のどちらを優先させるかで悩むことになるのだった…というような話。 出来が悪いというよりもすごく特徴の無い作品で、第1話では4人の新人たちのキャラを立てようとしてプロットを詰め込みすぎたのが災いして逆にそれぞれの話が薄っぺらいものになっているのに加え、利益にならなくても善意をもってプロボノの仕事に力を注ぐ弁護士とか、厳しい上司に楯突いたことで逆に度胸があると認めてもらえる新人とか、過去にいくらでも観たようなシーンが続く内容になっている。こういうの観るとデビッド・E・ケリーが視聴者の関心をとらえる話のフックを生み出すのがどれだけ巧かったかがよく分かるね(俺あまりあの人好きじゃないけど)。 出てくるキャストは殆ど白人ばっかりで、みんな演技が意外なくらいにヘタ。これは日本のテレビドラマ
海外テレビ番組 「HUMAN TARGET」鑑賞 前にもちょっと紹介した、ワーナー製作のフォックスの新作ドラマ。原作はDCコミックスの作品で、主人公のヒューマン・ターゲットことクリストファー・チャンスは何者かに命を狙われている人物の依頼を受け、その人物に変装して自らが囮のとなり、暗殺者をおびき出して対処することを専門としているフリーのエージェント。スーパーヒーローではないしDCコミックスのなかでは比較的マイナーな存在だったけど、10年くらい前にピーター・ミリガンがヴァーティゴで復活させた際は、チャンスは数多くの人間に扮してきたために自分のアイデンティティが侵され、人格が崩壊しつつあるという設定が加えられて良質のサイコ・サスペンスになってたんだよな。 今回の映像化ではそうした心理的な要素は殆どなくて、極めてストレートなアクション・ドラマになっている。というかクリストファー・チャンスが変装しない!命を狙われている人の側近になりすましてその人を守るという、ボディーガードに限りなく近い設定になっていた。 主役を演じるのは「フリンジ」などに出ていたマーク・ヴァレイ。その発達したアゴを見てると、確かに変装の達人という設定にするのは無理があったんだ
海外テレビ番組 バカ高いジョーク・クリップ 長い話になるので今までの経緯は書かないが(これ観れば分かるかも)、NBCの愚策によってコナン・オブライエンがわずか7ヶ月で「トゥナイト・ショー」をこんど追い出されることになり、連日のようにコナンが番組でNBCをコケにしまくってるのが実に楽しいわけですが、その最新のクリップがこれ。 「150万ドルもするブガッティ・ヴェイロンにネズミの格好をさせました!おまけにBGMはストーンズの『サティスファクション』です!これが面白いかって?ぜーんぜん!しかしNBCはこの映像を再放送するたびに、バカ高いロイヤリティを払う羽目になるのです!ハッハッハ!」なんて言ってるのが実に痛快。 そしてコナンの思惑通り(?)この映像はNBCに嫌がられてHULUとかにアップされてないらしい。でも当然ながらyoutubeとかにはアップされたと。インターネットは偉大なり。しかし「サティスファクション」はまだしも、車の映像を使うのにもロイヤリティって発生するの?要するに高い買い物をしたってことか。 ちなみにブガッティ・ヴェイロンといえばむかし「トップ・ギア」で「フルスピードで走ると12分でガス欠になります」なんて紹介さ
海外テレビ番組 「LIFE UNEXPECTED」鑑賞 31歳のシリ・アップルビーが16歳の少女の母親を演じる、THE CWの新作ドラマ。アップルビーってこないだまでWBの「ロズウェル」で高校生を演じてたような印象があるので、こういうの観ると自分が年取ったことを嫌でも感じてしまうのですよ。 彼女が演じるケイトは、ポートランドのラジオ局で朝の番組を担当している人気DJ。同僚のライアンとのロマンスも順調で、ついに彼女はプロポーズされることに。そんなケイトの前にラックスという名前の女の子が現れる。実は彼女はケイトが高校生のときに同級生のベイズと一夜をともにしたときに身ごもった子供で、生まれたときに里子に出したのだが、16歳になったことで法的に里親から解放されるというのだ。突然の展開に慌てふためくケイト。そんな彼女に頼らず、自分は一人で生きていくと伝えるラックス。しかし身寄りのない少女が無事にやっていけるわけがないわけで、ケイトとベイズは彼女の後見人になるよう法廷に命じられる。こうしてラックスはケイトやベイズ、ライアンたちとの生活を始めることになる…というのが大まかなプロット。 ラックスを演じるブリタニー・ロバートソンがクレジット上では主役扱いにな
海外テレビ番組 「デイリーショー」のジョージ・ルーカス The Daily Show With Jon StewartMon - Thurs 11p / 10cGeorge Lucaswww.thedailyshow.com Daily Show Full EpisodesPolitical HumorHealth Care Crisis 新年からHD放送になった「デイリーショー」のゲストとしてジョージ・ルーカスが出演していた。「コルベアー・レポー」に出演したときに比べるとちょっと真面目に映画について語っていて、スター・ウォーズに関する批評などについてもフランクに答えている。ジョン・スチュワートの「僕の息子は『ファントム・メナス』がお気に入りなんだけど、それは間違いだと言い聞かせてるんだ」というコメントがいいな。 まあエピソード1〜3(とテレビシリーズ)を作ったことには賛否両論あるだろうが、自分の好きな作品を作ってヒットさせてスタジオに束縛されなくなったという意味では最も成功したインディペンデント系監督なんだよな。このインタビューでもちょっと言及してる「RED TAILS」という新作は、監督やキャストに「THE WIRE」出
海外テレビ番組 ドクター・フー「THE END OF TIME」パート2鑑賞 ついに来たよ10代目ドクターの最終話。いちおうパート1よりかは良い出来になっている。大まかに分けて2部構成になっていて、最初の50分はジョン・シム演じるザ・マスターとティモシー・ダルトン率いる「あの連中」との戦いの決着が描かれ、残りの20分において自分の死を察したドクターと、今までの登場人物との別れが描かれていく。 マスターおよび「あの連中」との戦いはね、派手な展開などもあって面白いことは面白いんだけど、三つどもえになったせいか話の焦点が定まらず、どうも消化不良なオチになってしまったのが残念なところ。「あの連中」の何が脅威なのかいまいち分かりにくかったし、あのオバサンは誰だったんだろう…今までの話に見切りをつけるエピソードかと思っていたけど、これに関しては今後の伏線になるのかなあ? 残りの20分はそれよりも話がまとまっていて、ドクターが死ぬのに時間がかかりすぎな気もするけど、懐かしい顔ぶれが再登場してドクターと最後の面会をしていく。ここらへんは今回でシリーズを離れるラッセル・T・デイヴィスによる自分への餞別ですかね。最近はディヴィスを批判する人がずいぶん増えてきたけど、ここまで「ドクタ